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鹿児島県を出られない!超コアな廃線を路線バスで行く[史上最長片道切符の旅(3)]

2022年2月2日

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今回のルート

鹿児島中央〜川内

 

前回は観光特急指宿のたまて箱で、鹿児島中央駅にやって来ました。

ここからは日豊本線の普通列車に乗車します。

 

お隣の鹿児島駅は最近になって駅舎が綺麗に、市電との乗り換えも便利になりました。

この駅は日豊本線と鹿児島本線の境界駅で、駅名的にも県の中心駅っぽいですが、実際にはかつての西鹿児島駅、鹿児島中央駅です。

 

錦江湾の向こうにはやや曇ってしまっていますが、桜島が浮かんでいます。

 

一部の普通列車が通過する竜ヶ水駅では、反対方向の特急列車と行き違いました。

 

隼人駅で下車しまして、肥薩線に乗り換えます。

隼人駅からはローカル線の旅です。

肥薩線は隼人駅から熊本県八代駅を結ぶ路線です。

令和2年7月豪雨で甚大な被害を受け、吉松から隼人までは復旧の目処も立っていません。

 

かつて鹿児島本線として活躍した肥薩線。

日豊本線から離れ、山の中を登っていきます。

 

嘉例川駅はななつ星も停車したほど、人気の駅です。

 

この駅の木造駅舎はものすごくレトロ、地元の方々に愛され、多くの観光客も訪れます。

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白い枝が山を彩る冬の景色も良いものです。

 

それに並ぶ素晴らしい駅舎で知られる大隅横川駅。

 

ここの柱には米軍による機銃掃射の跡が残されているのです。

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吉松駅の一つ手前、栗野駅で下車します。

ここで降りましたのは、栗野駅に乗り換え路線があったからです。

 

駅の構造は島式ホームが2,3番線で、1番線は駅舎側のはず。

 

しかし、こちらについては線路が剥がされ、柵が設けられています。

 

ここから発車していた乗り換え路線、その名も山野線です。

 

山野線は栗野駅から水俣駅を結んでいた路線。海側を迂回する鹿児島本線をさらに短絡しており、途中にはループ線も設けられていました。

1988年2月1日に廃止された路線です。

 

山野線は栗野駅から、隼人側の南に向かっていました。

 

栗野駅の駅舎には、地元の特産品を販売するようなお店が入っています。

湧水町の中心は吉松駅よりも栗野駅側で、徒歩圏内にスーパーマーケット・タイヨーもありました。

 

山野線を代替する交通として、路線バスが走っています。

 

本来なら前目経由というのに乗るのが良いのですが、あまりに本数が少ないです。

今回は本城経由にして、そこまで忠実に行くことはしませんが、お許しください。



大口行きのバスに乗車します。

駅名で言えば、薩摩大口駅にあたり、鹿児島県伊佐市です。

 

国道268号線を走っていると、左手に廃線跡が見えてきます。

 

平坦な盛り土を見ていると、これは明らかです。

 

歩行者道らしき木が生い茂り始めた部分が、稲葉崎駅跡。

 

線路跡が道から離れると、バスは鉄道ではとても登れない急勾配で山を越えます。

 

右手を見てみると広い敷地が残されており、ここが湯之尾駅跡です。

 

その先山沿いを進んでおり、廃線跡は離れていきました。

 

バスは田んぼのどまん中を走り、伊佐市まごし館に乗り入れます。

 

菱刈駅はその近くにありまして、県道48号線は廃線跡を転用した道路です。



大口に到着しました。

ここには鉄道資料館があるのですが、今回は乗り継ぎがすぐなので、やめておきます。

 

その代わり、近くの薩摩大口駅跡へ。そこには車掌車が停まっていました。

 

この駅は山野線の駅というだけでなく、宮之城線も分かれていた分岐駅です。

 

宮之城線は川内と薩摩大口を結んだ路線になります。1987年1月10日に廃止されました。

ここ薩摩大口駅は3方向へ線路が伸びる路線だったのに、この駅自体が消えてしまったのです。

 

ここからは宮之城行きのバスに乗車します。

 

お隣の羽月駅跡のバス停周辺は、駐車場となっていました。

 

向こうには廃線跡らしき盛り土が続いています。

 

こちらは薩摩求名駅付近、廃線跡は左側に見られました。



宮之城鉄道記念館に到着しました。

ここはかつて宮之城駅があった場所です。駅舎がそのまま残されている訳ではありませんが、立派な建物が建っています。

 

ここには宮之城線に限らず、南九州の鉄道の様々な資料が展示されていました。

 

こちらは廃止直前の宮之城線のダイヤが刻まれたお皿。

一日に6往復以上あって、現代の九州ローカル線と同等ですね。

 

各駅の写真が描かれた、廃止されるときのきっぷがこちらです。

 

建物のすぐ横には、宮之城駅跡の石碑が置かれています。

 

また、道路を挟んでハローワークの駐車場には、生首のSLなどが展示してありました。

 

ここからは鹿児島交通、川内行きのバスに乗車します。

 

バスは宮之城の街を抜けていきます。

 

少し郊外を走っているところですが、そこまで廃線跡は分かりません。

 

薩摩川内市の市街地では病院などにも乗り入れまして、各地域内での交通を担っていることが分かります。

 

奥には九州新幹線、肥薩おれんじ鉄道の橋梁が見えており、川内川を渡ります。

 

川内駅前の通りに入りまして、バスは終点に到着しました。

 

鹿児島中央駅から川内駅まで、新幹線で1駅。山の中をさまよいながら、この区間を突っ切ってきました。

1日目は鹿児島県内をぐるぐるして終了となります。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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