JR東海 富山 岐阜 愛知

JR東海最高の展望 キハ85系ワイドビューひだパノラマグリーン乗車記(6)

2021年8月1日

前の記事
【駅名最短→最長】最長駅名を奪還した! トヨタモビリティ富山Gスクエア五福前(五福末広町)の旅(5)

以前、日本一長い駅名の等持院・立命館大学衣笠キャンパス前から日本一短い駅名の津までの移動を紹介しました。 しかし2021年、新たに富山地方鉄道にて更に長い駅名が改称によって誕生しています。 それが、ト ...

続きを見る

今日は名古屋駅に来ています。

JR東海の中心的な駅からは様々な方面へ向かう特急が走ります。そんな中でも今回乗車するのは特急ワイドビューひだです。

 

2022年からは新たな車両HC85系が導入されます。

 

そこで最も大きな変更点になりそうなのが、パノラマグリーンが無くなると予想される点です。

現在のところパノラマ車両は作られておらず、特急ひだからのパノラマ展望が将来楽しめなくなってしまいそう。

 

そこで今回はパノラマグリーンからその前面展望を見ることにしました。

 

ひだ号のグリーン車には中間車で前面展望が楽しめない場合もあります。

料金もそれなりにしますから、あらかじめ調べておいたほうが良いです。

 

土日ということもあって結構人気、15人は乗られていました。

 

飛び抜けて豪華という訳ではないですが、3列シートのフカフカ快適な座席です。

さて、パノラマグリーンの旅を楽しもうと思ったら…。

こちら側のがテールライトになりました。

 

ということで名古屋駅からしばらくは後方展望です。

東海道本線内の名古屋〜岐阜は反対方向で走り、高山本線に入ると方向を変えることになります。

 

ポイントをガチャガチャと通りながら名古屋駅を出発。

 

名鉄、東海道本線、東海道貨物線、新幹線が並行して走ります。

 

列車は120km/h手前もの速度を出しているところです。

 

多くの特急ひだは尾張一宮を通過します。

 

列車は名鉄名古屋本線とすぐ横を並走しています。

名鉄のホームはかなり狭いので、大きな音を立てながら高速で走る特急ひだにはかなり驚きそうです。

岐阜駅に到着。

運転士さんがこちら側へやってきて、進行方向を変えて高山本線に入ります。

 

高山本線は非電化路線。電化の起工式もやっていたそうですが、結局現在までされていません。

 

また、単線のために途中の駅などで反対方向からの列車と行き違う必要があります。



そんな交換可能駅で設置されているのが両開きポイント。

なめらかなY字になっていることで、100km/hで走り抜けることが可能です。

 

こちらは一線スルー、真ん中の線路を速度を落とさずに走ります。

 

高山本線は名鉄各務原線とライバルであり、ここでは完全に並走します。

あちらは電化がされて全線複線でもあるため、普通列車において運行本数ではJRに勝っています。



鵜沼を通過。

名鉄犬山線と各務原線の境界である新鵜沼駅も乗換駅としてあります。

 

かつては名鉄犬山線から高山本線へ接続する線路もあり、直通する北アルプスが運行されていました。

 

しばらくして右手に見えるのは日本ライン(木曽川)です。鵜飼で有名な川となっています。

 

特急ひだが停車しない駅ですが、ここで特急同士が行き違いました。

 

美濃太田駅に到着。

岐阜県と福井県を結ぶ予定だった越美線の南方、長良川鉄道の始点でもあります。

 

名古屋地区でICカード大回りが可能となるカギ、JR太多線も分岐していきます。

 

これまでは比較的街を走っていましたが、山へと入りました。



しばらく飛騨川の渓谷を走るワイドビューひだ。

その中で最も険しく壮観なのが飛水峡です。

 

その後にはダムも間近で見ることができます。なんだかRPGの舞台になってそうな見た目です。

 

白川口駅では特急ひだと行き違い。

 

くねくねとした川を鉄橋で渡っていきます。

 

通過しているのは飛騨金山駅。毎年酷暑の地となっており、2018年には41.0℃を記録しました。

 

そんな暑い街の中、自然いっぱいの涼しそうな川を渡っていきます。

 

少ヶ野信号場で停車中のワイドビューひだと行き違い。

1953年から20年間貨物駅だったこともあり、その名残が残っています。

 

飛騨川も穏やかな姿に変え、下呂市の中心部へと入ったところです。

 

下呂といえば下呂温泉、日本三名泉でもあり多くの人が訪れます。

JR東海名古屋地区のフリーきっぷである青空フリーパスはここ、下呂まで利用可能です。

 

右手には壁がクリーム色になったホテルや旅館が立ち並ぶ温泉街が広がります。

 

下呂もあれば上呂もあり、こちらは上呂駅です。

 

久々野駅手前でこれまで一緒に走ってきた飛騨川とお別れです。



そして列車は道中で最大の目的地となる高山駅に到着しました。

飛騨の小京都ともされ、多くの人が降りていかれました。

高山本線の中で鉄道運行の中枢という役割も持っています。

 

2016に新駅舎がオープンし、ますます利用しやすくなりました。

 

駅前には立派なお土産屋さんやホテルなどが立ち並びます。

 

高山駅では後ろの車両を切り離し、グリーン車には誰もいなくなってしまいました。ここからは景色を独り占めです。

 

高山市は日本一面積の大きな市で、香川県や大阪府よりも広くなっています。

 

このあたりでは古い木造駅舎が残っているので、それらを巡るのも楽しそうです。



続いては飛騨古川駅に到着。

向かい側には新型車両であるHC85系がいました。

 

ちょうど試運転を行っているところ、この列車が来年春から走ることになります。

 

JR東海の中でメインの観光地でもある飛騨高山。新たな特急が多くの人を乗せていく日も待ち遠しいです。

 

ここ飛騨古川といえば、『君の名は。』のモデルとして有名になった地。

今では落ち着きましたが、アニメで出てきたそのものの景色を楽しむことができます。

 

飛騨川が離れても宮川が近くを流れます。

渓谷というよりも穏やかな川になりました。

 

こちらは雪が降った時、ポイントに雪が詰まらないよう守るスノーシェルター。

高山周辺も雪は積もりますが、それがより険しい所になったことが分かります。



猪谷駅に到着しました。

ここから神岡鉄道が伸びていましたが2006年に廃止。一方で廃線跡を活用したレールバイクの先駆けです。

 

ここでJR東海からJR西日本の方に交代します。

 

富山県に入っており、こちらはイタイイタイ病でも有名になってしまった神通川。

その根源はこの周辺である神岡鉱山でした。

 

JR西日本エリアになると山もだいぶ終わり、平野部を走るようになりました。



越中八尾曳山祭おわらで有名な街、越中八尾駅に到着しました。

ここには石畳の町並みがあり、江戸時代からの佇まいを残しています。

 

高山本線の速星〜富山では貨物列車も走っており、化学薬品が輸送されているそうです。

 

JRからは日産化学富山工場に専用線が接続しています。

 

JR西日本の高山本線はキハ120系。独特な緑色の車両です。

 

北陸新幹線の高架が見えてきて、並走するようにしてカーブしていきます。

 

終点の富山駅、切欠ホームに到着しました。



キハ85系のパノラマグリーンはかなりレベルが高いもの。

フカフカ座席にゆったり座り、前面から景色が流れていく。その景色も渓谷が続き素晴らしかったです。

 

HC85による運行が増えていけば座席を抑えるのは難しくなるでしょうから、ぜひ早いうちにいらっしゃってみて下さい!

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

関連
【大阪ひだ】前面展望でもう一つの東海道本線・新垂井線を観察

  今日はJR東海エリアで一番の観光地と言っても良いでしょう、岐阜県の高山駅に来ています。 飛騨高山からは名古屋へ特急ワイドビューひだ号が走っています。   そんな中で1日1往復だ ...

続きを見る

次の記事
ライトレール化によって部分廃止 JR富山港線の廃線跡を歩く(7)

富山市には様々な路面電車が走っています。 その中で最も注目を浴びることがあるのが、かつて富山ライトレールだった富山港線でしょう。 この路線は元々普通鉄道のJR富山港線でしたが、北陸新幹線開業による富山 ...

続きを見る

\SNSでシェア/

クリックで応援お願いします!

おすすめ記事

パスケース

鉄道・バス等公共交通機関を利用した旅行の様子をご紹介します。交通機関のレビュー、車窓の解説が多いです。

-JR東海, 富山, 岐阜, 愛知
-

Copyright© Pass-case , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.