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【ついに廃止へ】特急有明グリーン個室で優雅な朝を迎える

2020年12月16日

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福岡県の南端、大牟田駅に来ています。今日乗車するのは1日1本しか無い特急列車です。

 

それがコチラ、特急 有明。
通常特急というのは往復して走ります。東京から松本へ行くなら松本から東京へ、大阪から金沢へ行くならその逆もしかりです。

 

しかしこの列車は大牟田から博多へ行くだけ、博多発大牟田行きの列車は走っていないのです。

 

純粋な鹿児島本線内の輸送を担う特急列車として走る有明号。近年では減便・区間短縮が進み、ついに2020年3月で廃止の報道がされました。

 

今回はそんな特急有明のグリーン個室に乗車します。


大牟田駅に787系がやってきました。

先にお話したように博多発大牟田行きの有明は運行されていません。そのため南福岡電車区よりワザワザ空で持ってきているそうです。

 

それをするくらいなら特急として運行すればヨイと思うのですが、夜遅くまで特急かもめなどで使われていたりするのでしょうか?

 

大牟田駅に停車した後、幕回し。回転中には有明 久留米行きや熊本行き、リレーつばめなどが見られました。

 

グリーン個室の扉を開けると、そこには広々とした空間が広がっています。
廃止の報道がされたわけですから、これから1編成に1室しか無いグリーン個室は次々と埋まっていくことでしょう。

 

ちなみに大牟田駅乗車時点ではグリーン、DXグリーンの乗客はゼロ。
特急有明の普通車はすべて自由席なので、鉄道ファンの方ならきっぷに列車名の残るグリーン車からが良いでしょう。

 

遅れている熊本5:43発大牟田6:41着の普通列車大牟田行きの接続を待ちます。この列車から乗り継いできたのは2,3人くらいでした。
しかし、この接続を待ってくれないと後続の快速に乗ることになり、博多の到着は20分くらい遅れてしまいます。

定刻の6:43から2分ほど遅れ、だんだん日が昇ってきている大牟田駅を発車しました。

特急有明の自動放送も聞けなくなってしまいます。

 

田んぼのところでは一面に白く霧がかかった不思議な光景が見られました。

 

さて、グリーン個室でやりたいことはやはり寝っ転がること。背の低い人にとってはピッタリです。

 

窓からはまだ上の方は暗い空が見られます。この朝早い時間には眠るのに最も良い設備でしょう。

 

みやま市の中心駅、瀬高駅に到着。1987年に廃止された佐賀線が分岐していました。

 

しばらくするとかつての鹿児島本線の特急列車の役割を担う、九州新幹線の高架が見えてきます。

 

駅前に何もないことで有名となっている新幹線駅の筑後船小屋駅は華麗に通過。

 

一駅お隣の羽犬塚駅に停車します。
筑後船小屋駅よりもコチラのほうが筑後市の中心ですし、この特急有明の主な目的は新幹線の止まらない大きな駅の需要を拾うことですからね。



ここではグリーン車に2人乗ってきました。

しかしグリーン個室にいる人にとってはそのようなことは関係ありません。
好きなようにリラックスしていられます。

 

特急有明は全盛期には博多〜熊本を25往復50本走っていました。
その後九州新幹線が開通したことで大幅に減便。大牟田より先、長洲駅まで5本あったのですが、2018年春に現在の状況、1日1本となりました。

 

久留米駅に到着。流石に距離も短いのでここからグリーン車に乗車する人はいませんでした。

 

特急らしい走りをしながら、カーブのところでは先頭を見せてくれます。

 

鳥栖駅に到着しました。古くからのホームが残る非常に良い雰囲気の駅です。

 

高校生の利用が多いようで、3月に訪れたときに卒業生への長いお祝いの言葉が貼られていたのを思い出しました。

参考
明治時代の鉄道の雰囲気を今に伝える 鳥栖駅の駅舎は見るべき!【九州一周23】

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田代駅には鳥栖貨物ターミナルが併設されており、たくさんのコンテナが集まります。

 

基山駅手前では甘木鉄道の列車が走ってきました。朱色とクリーム色で塗られ、キハ20系のデザインを取り入れた国鉄色です。

 

筑豊本線との分岐駅、原田駅を通過。

参考
【筑豊本線のローカル区間】原田線に乗って炭坑の街だった名残を楽しむ【九州一周24】

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通勤時間となって鉄道が人々を輸送していくとともに、車も盛んに走っていきます。

 

真っ赤な九州横断特急が博多駅へ向かうところでした。九州特急の集約地、博多駅の姿を見せつけられます。

 

さらに様々な色でラッピングされた九州新幹線が博多駅を出発するところでした。



7:37、博多駅に到着。

この後何かの特急列車として使われるのかと思っていたら、回送される様子です。

 

鹿児島本線が特急街道であった最後の姿、ぜひみなさんもその砦を体験してみてください。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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