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【JR北海道の観光特急】新型車両はまなす編成(キハ261系5000番台)に乗車

2020年12月7日

 

2020年10月、JR北海道でキハ261系5000番台がデビューしました。
これによってキハ261系の種類が3つになります。

 

1つ目はキハ261系0番台。1998年から運行開始され、特急宗谷 サロベツを中心に走っています。

 

もう一つは白い塗装に紫の帯が特徴的な、キハ261系1000番台です。0番台の何倍もの編成が作られています。

 

そして、こちらが今回新たに登場したキハ261系5000番台。特急サロベツが幌延駅に入線しました。全体的なピンクは、はまなす色と呼ばれています。

このキハ261系の車両は基本的に高額で、1両あたり1000番台は3億円、5000番台では4億円もするのです。
N700系は1編成作るのに3億円かかると言われていますから、新幹線よりも高額になっています

そんな新型車両を近年苦境に立たされているJR北海道が作れたのは、国土交通省から400億円の援助を受けたためです。このお金は観光列車や鉄道の保守費用に当てるようにされました。

 

それでは早速車両をご紹介していきます。

座席

腰の部分にはカラフルなクッションが貼られています。
これがあると、かなり楽になるように感じ、長時間乗ることが多い北海道の特急の移動がより快適になりそうです。

 

肘掛け部分には座席を対面に回転させても使えるインアームテーブルが入っています。

 

蓋を開ける方向は通常長辺が扉となっていることが多いと思うのですが、こちらは短辺を支点にして開ける形でした。

 

インアームテーブルはこのくらいの大きさ。飲み物とお弁当を置けるくらいの広さです。

 

もちろんもっと大きい背面テーブルもありました。

 

また、コンセントも2口ついており、非常に便利な列車となっています。

 

このような機能がついた肘掛けが真ん中につくことになったので、座席の横幅は数値上はやや狭くなっているはずです。そんなに狭いとは感じませんでしたけどね。

 

ブラインドにははまなすの花が描かれていました。

 

この列車ではJR HOKKAIDO Free Wi-Fiも利用できます。

 

それと、どうでも良いところですが、こっちを見て来るように見えていた座席端の取っ手は目の部分が無くなっていました。
これは実用的なことではないので、分かる人だけ分かれば良いです(笑)

 

また、どうやら連結部には段差ができてしまっているようで、スロープによって滑らかにされていました。



自由席の4号車から1号車方向へ進み続けます。

1号車とラウンジの間の扉は両開きでした。他のものは全て片開きなのですが、エレベーターのようです。

 

これはおそらくこの扉の近くに車椅子席があるので、スムーズにデッキから入れるようにしているのだと思われます。

 

この部分のデッキには多目的トイレも置かれていました。



はまなすラウンジ

この列車で一番の目玉といえばフリースペースでしょう。

扉の外には販売スペースがあるのですが、このときはシャッターが閉められてしまっていました。
オホーツクのときはやっていたみたいなんですけどね。

 

その向かいには多目的室兼個室があります。

 

それでは中へ入りましょう。

 

進行方向左側がカウンター席、右側がテーブル席になっています。宗谷本線の中では逆の方が景色的に良さそうなものですが、他の路線も走ることがある以上、仕方ありません。

 

カウンター席は基本的に2席で1セットです。

 

この2席の間も開いているので、ゆったりしています。

 

端には1つだけ1人席がありました。それにしてもホテルのいい感じの椅子みたいでとても座り心地が良く、立地な雰囲気が出ています。

 

テーブル上にはこんな箱が作りつけられています。

 

蓋を開けるとコンセントが出てきました。

 

また、蓋の部分はスマホスタンドにもなります。
将来的にはホームページにアクセスして観光のPRなどを見ながら、列車での移動をするなんてサービスも出来そうですね。

 

カウンター席で少し気になる点は頭上の網棚がないことでしょうか。

 

テーブル側には棚があるため、椅子と椅子の間に入れてもらったり、大荷物のスペースなどに入れたりすることになりそうです。



次の停車駅は天塩中川駅です。

このはまなすラウンジは増1号車です。通常の特急 宗谷やサロベツは4両編成ですので、1両多くなっています。

 

そのため、天塩中川駅ではホームの長さが足りず、増1号車のドアは開かない、ドアカットという対応になっていました。
一方で稚内方面の時にはドアカットは行われないようです。他にも豊富駅では上下ともに最後尾がドアカットされるとのことでした。



最後にお手洗いを見ていきます。

特に変わった点はありませんが、十分広い作りとなっています。

 

また、おむつ交換台が付くようにもなりました。

 

列車から降りるところで前面展望の手前には丈夫な金属棒で立入禁止にされていました。これまではチェーンで塞がれている程度でした。

 

こちらは踏切の衝突事故によって危険だと判断され、入ることができなくなってしまっています。



音威子府駅に到着しました。

雪をずっと巻き上げながら走るため、ドアに沿って雪がびっしり。ドアが開いてもその形のままです。

 

今後もこの列車が道内各地で運行されることで北海道の観光、鉄路がより元気になることを願います。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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