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【座席紹介】WEST EXPRESS銀河のプレミアルーム(グリーン個室)乗車記[W.Exp.銀河(4)]

2020年9月15日

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この記事は鉄道系動画投稿者の西園寺さんの撮影によるものです。ご協力ありがとうございます。

日本のいくつかの列車にはグリーン個室というものがあります。

バブル時代に作られた列車に備え付けられた傾向があり、家族やグループで旅行する人を中心に、多くの方々を楽しませてきました。
グリーン個室の楽しみ方として、横になって寝てみるというものがあります。
もちろんこれも一つの楽しみ方ですが、そうは言っても寝転がるようにはなっていませんでした。

 

しかし、今秋デビューを果たしたWEST EXPRESS銀河は違います。
夜を通して走る列車であり、グリーン個室内で眠れるようにフルフラットになるような設計がなされているのです。
今回はそんなプレミアルームをご紹介します。

座席がベッドに早変わり

グリーン個室は、2人用が4室、1人用が1室の計5室あります。通路はカクカクと曲がったデザイン。
カーペットの正方形が並んでいるの、何だか浮いたように見えるトリックアートみたいですね。

 

個室へ入ると、ずっしりとした感じの座席が構えています。
ベンチ状になっていて、硬めのソファーのように座り心地も良さそうです。

 

その向かい側には椅子があって、半月状のテーブルを挟んで、2人でお話したりできます。

 

こちらの大きな座席はロングシートぐらい多くの人が座れそうで、広々としています。
これを別途にさせる方法は実に簡単。
背もたれ部分をパタンと下に下ろすだけです。

勢いよく倒れてしまわないようにしているのか、途中で留まるみたいですが、そのまま下ろしていきます。

 

こんな感じでフルフラットになりました。

 

いやもうこれ、完全に寝台車ですよね…(笑)

 

ちなみにベッドにした時、背もたれの下部分の空間は空いているので、荷物をしまうのにも苦労しません。
この点はサンライズよりも優れているのではないでしょうか?

 

ベッドメイキングをすると寝台車どころか、ホテルですよ。
実にシンプルなデザインなので、MUJI HOTELを思い出しました。泊まったことないけど。

 

グリーン個室でありながら、クッションやシーツ、ブランケットまでついています。

 

ベッドの長さについては寝転がってみても、かなり余裕がありそうです。
身長は170cmくらいらしいのですが、背の高い方でも特に問題はないでしょう。

 

2人で使っても腕が当たったりということはあったみたいですが、それほど狭くは感じなかったらしいです。

 

目線の高さはちょうど窓枠のところ。
寝転がりながらも外の景色を楽しめるようになっています。

個室を色々見てみる

夜の間走るため、サンライズと同様、4桁のパスコードによるロックがあります。

 

内側からはつまみをカチャンとかけるタイプです。
これもサンライズと同じですね。

 

また、この個室は2人用。
そのため、1人が外に出ていて、1人が内にいる際に室内からロックを解除するボタンがつけられています。
これまたサンライズツインにある設備です。

 

そのお隣には冷房の調節が出来るパネルもついていました。快適な室内を保つことができますね。

 

テーブルのところにはコンセントとUSBポータルが2つずつあります。
長距離移動の列車ですから、充電設備は重要です。

 

中央の星のつまみをひねると、窓側の間接照明が暗くなります。
ただ、夜行列車として運行されることがあるものの、アラームは設置されていませんでした。
スマートフォンがこれだけ普及しているから、もう不要ということでしょうかね?

 

テーブルランプの上部は銀河をイメージしているのか、星型にくり抜かれていました。
所々にある星を見つけるのも隠れミッキーみたいで楽しいです。

 

室内の電気をすべて消し、ブラインドも閉めると、これだけ暗くなります。睡眠に支障はなさそうですね。

 

消灯後のグリーン個室の通路はこんな感じ。
最低限の灯りは確保されていますし、夜中にラウンジへ行ってゆったりすることができるでしょう。



今回はプレミアルーム、グリーン個室のご紹介をさせていただきました。

現在は日本旅行さんによるツアーのみでの運行。もしこれに乗ってみたい!と思っていただけたら幸いです。



今後追記することがあると思いますので、またチェックしてみて下さいね。

最後に改めて、今回素材の提供をさせて頂いた西園寺さんにお礼をさせていただきます。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

次回
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