関東 JR

鶴見川口支線の廃線跡が残る鶴見小野駅、弁天橋駅【鶴見1】

2020年3月13日

(Wikipediaより鶴見線)

鶴見線からは多数の支線がそれぞれの埋め立て地に延びています。その中には廃線になった路線があり、代表例が鶴見川口支線です。

浅野駅から鶴見小野駅まで走った後スイッチバックして鶴見川口へ入るという面白い路線でした。

現在では一部が歩道として整備されたり線路が残っていたりと廃線めぐりも楽しい駅なのですが、この時はその路線の存在を知らなかったので完全にスルーしてしまいました。

よって、今回は駅だけをピックアップした記事となります。

浜川崎駅から鶴見線に乗車し、鶴見小野駅にやって来ました。

 

元々何かの看板だったのでしょうか、上から駅名標の大きなシールが貼られています。

 

相対式ホームで2面2線。鶴見線ではよくある木造のホーム屋根が残っていました。

 

改札には立派なラッチが残っていて、別に今も利用客が少ないわけではないものの有人駅時代の忙しさが感じられます。

 

改札内にはお手洗いがありますが、トイレットペーパーが設置されていないそうです。

このご時世で盗まれるからではなく、通常の時期からですよ(訪問は2017年)。火災予防上らしいですが、そこまでなんですかね?

 

最近塗装されたような駅舎ですが、屋根の部分など剥がれているのが目立つのも粋。昔から立ち続けているのがよく分かります。

 

反対方面の駅舎は簡易駅舎のようです。

 

さて、ここから弁天橋駅まで歩きました。

ちょうど駅舎が立て替えられているようでした。駅好きとしてはこれは惜しいことをしています!

以前までは斜めの屋根で大きな駅舎だったそうですよ。

現在ではバリアフリー化された新駅舎がオープンしています。

 

まだ旧駅舎が解体中で、コンクリートの基礎部分が残っていました。

これをご覧いただければ駅舎が大きかったことはお分かりいただけるでしょう。

 

駅前にはJFEの会社があります。簡易Suica改札機が設置されていますが、これ、会社の敷地内じゃないですかね…?

それだけこの企業の利用者が多いということですね。

 

もちろん一般客も使いやすい簡易Suica改札機もあります。

 

島式ホームの1面2線です。左に方に貨物線が何本かありました。

 

ホームの番線案内も手書きでレトロです。

木造のホーム屋根が相まって昭和感が漂います。

 

駅名標は小さめで、照明は点かないようでした。

 

それでは鶴見線のなかでも有名な海のすぐ近くにある駅、海芝浦駅へ向かいます。

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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