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【火災から1年】燃えてしまった首里城の現在を見に行く
沖縄にあるモノレール、ゆいレールに乗ってやって来たのは首里駅です。 2019年に、てだこ浦西駅に延伸されるまではここが終着駅でした。 首里駅から歩いて首里城へ向かうことにします。お隣の儀保駅からでも歩 ...
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沖縄県にある唯一の鉄道ゆいレールは、那覇空港から伸びるモノレールです。
2003年に開業して周辺道路の渋滞を緩和、市民や観光客の重要な足となっています。
これまで終着駅だったのは首里駅。前回行ってきた首里城で有名な場所にある駅です。
その後2019年には路線が4.1km延伸され、てだこ浦西駅まで延びました。
まずは終着駅のてだこ浦西駅から。
『てだこ』とは太陽の子という意味。
駅舎はプラットホームを丸く囲うように、円柱を横に倒したデザインです。
この先は行き止まりになっていて、体育館のような屋根の形。ここから更なる延伸計画もあります。
また、ゆいレールは現在2両編成ですが、特に那覇空港からの利用客増加のために3両編成にする準備も進められています。
ホーム柵も今は2両分しかありませんが、3両停まれるようにもなっています。
さて、やってきたのは京急ラッピング列車。
車両先にはこんな感じで前面を向いて座れる座席があります。
運転席は普通と違って右側です。
てだこ浦西駅を出発するとすぐにトンネルへ入ります。ゆいレールでは唯一のトンネルが出来ました。
モノレールのトンネルは他にも例がありますが、中に入っても静かなままです。
トンネルを抜けてきつい勾配を登りながら、モノレールの高さへと上がっていきます。
最初に停車するのは浦添前田駅です。
路線延伸によってゆいレールは那覇市を飛び出し、経塚駅からてだこ浦西駅は浦添市になっています。
この路線は非常に高頻度の運転。全線が複線化されていて、頻繁に向かいからの列車がやって来ます。
また、モノレールになっているのは那覇市周辺に坂が多いため。モノレールでもかなり急勾配を上り下りします。
那覇市に入って最初の石嶺駅に停車。
駅前はまだ整備中のようで、これから発展していくのでしょう。
段々と雨がきつくなってきたので前面を見ていくのはこれくらいに。
途中で降りておくべき駅に行ってきました。
まずはこちら、赤嶺駅。
この駅は日本最南端の駅となっていて、駅前のロータリーにはその記念碑が立てられていました。
終点の那覇空港駅は日本最西端の駅。沖縄本島へやってくる多くの人々が自動的に最西端の駅を利用することになります。
搭乗するのはANA、福岡空港行きです。
コロナ禍でありながら空席は無かったように思うほど、多くの方が利用していました。
沖縄へはフェリーで来たので空からこの街を見るのは初めて。
飛行機はすぐに雲の下へ戻ってきて、沈む太陽と一緒に地上へ降りていく様子。
地下鉄でたった2駅で博多駅まで行けるという、超好アクセスです。
天神までやってきて、ここから西日本鉄道で大牟田へ向かいます。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。