【2時間に1本】三島駅に停まるひかりに乗車【SVO4】
東京から東海道新幹線のひかりに乗車しまして、静岡駅に向かいます。 ひかりの停車パターンはたくさんありますが大体、 ①静岡、浜松に停車 ②豊橋または小田原のみ停車 ③①+三島or熱海に停車 の3つに分け ...
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東京から静岡までは新幹線でやって来ましたがここから先は特急料金が上がるので在来線で行きます。しかし、静岡県内では基本的に普通列車しか走っていません。特に青春18きっぷを利用する多くの方々に、静岡県の移動が苦痛だと言われています。
そんな中で特急車両を利用した大変快適な列車があります。それが今回ご紹介するホームライナーです。
ホームライナー浜松は4本あります。
1号:静岡18:12発→浜松19:11
3号:沼津18:31発→静岡19:11発→浜松20:10
5号:沼津19:25発→静岡20:05発→浜松21:05
7号:静岡21:13発→浜松22:13
で、3号以外はすべて土日祝運休です。
ホームライナーのヘッドマークは朝と夜の町のデザインになっています。
朝夕の通勤時間帯に運行されていて、朝は浜松から静岡方面へ、夜は静岡方面から浜松へ走っています。
静岡から浜松まで新幹線に乗車する場合は990円でこちらも安いのですが、この乗車に必要な料金は330円でさらに安価です。
乗車には乗車整理券が必要で、ホーム上の券売機で購入できます。
ご覧のようにどこからどこまで乗るのか区間が書かれていません。実はこの乗車整理券を購入するとその席は全区間で抑えられるということです。
つまり静岡で乗車し途中の掛川で降りる場合でも、浜松までその座席を購入したことになります。
これは通常のきっぷを発売するシステム、マルスでは発売していません。
車両は、ふじかわや伊那路で使用されている373系特急車両です。
背面テーブルはありませんが、インアームテーブルが設置されています。
リクライニングもできてフットレスともあるのでロングシートと比べてしまうと明らかに快適に過ごすことができます。
先頭車両にはお手洗いや洗面台もありました。
静岡駅発車時点で70%くらいの乗車率で、ほとんどが通勤客です。ホーム上で次の普通列車を待つお客さんの列も長くなっていてホームライナーを使うかどうかは半々のようでした。
ちなみに車両端のドア近くにはこのようなコンパートメント席がありますが、この席は乗車整理券で販売されていません。そのため車内で料金を支払う人はここに座ることになります。
ホームライナーは静岡を発車すると、藤枝、島田、菊川、掛川、袋井、磐田、浜松の順に停車します。利用客が多い駅というのはもちろんですが、静岡や浜松のベッドタウンを中心とした停車駅です。
最初と停車駅、藤枝駅に到着。早くもここでほとんどの乗客が降りてしまいました。
静岡から浜松まで安く移動したい人というより、料金を払ってでも座って行きたいという首都圏のグリーン車的使い方をする人が多いようです。
車内はガラガラで、この後の駅からその座席に座ることはできません。つまり乗車率はこのままです。
しかし、実際には途中からそのような座席に座るお客さんが多数いました。
どうやら乗車整理券を車内で購入するのが普通になってきているようです。ご紹介しました発売されていないコンパートメント席でなくても、通常の座席に座っておいて車掌さんから乗車整理券を購入している人もいました。
車掌さんもその対応で大変そうでしたが、それを止めるようにという放送はしていなかったので、ある程度は許容しているようです。
ちなみに今回乗車したのはホームライナー浜松1号ですが、もっと乗り得な列車があります。
それは沼津駅を18:31に発車するホームライナー浜松3号です。
この列車は沼津から浜松まで今回の車両で移動できるだけではありません。そのまま豊橋まで普通列車として走るので20:46の豊橋着まで2時間以上快適な移動ができるのです。
18きっぷで移動するときや新幹線は高すぎると感じる方はホームライナーを検討してみてはいかがでしょうか。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。