(広告)
2019年、新快速2往復に有料座席車両、Aシートがデビューしました。一律料金500円で気軽に乗車できるという店で非常に好評です。
しかし、現在の運用はわずか2往復。狙って乗らなければならないというのが正直なところです。
一方、京都~新大阪・大阪にはサンダーバード、はるかを中心とした在来特急が多く運行されています。実は在来特急の方が便利なのではないかという場面がありますので、それをご紹介します。
さて、それでは京都駅からサンダーバードに乗車しまして、新大阪駅まで向かいます。
自由席は窓側はほぼ埋まっていますが、座れないことはない程度の混雑率です。
さて、Aシートはどの区間でも500円の追加料金となり、京都~新大阪・大阪の在来特急自由席は660円です。
この時、特急の方が160円高くなる訳ですが、1日2往復しかないAシートと1時間に2~4本ある在来特急を比べてしまうとちょうど良い時間にそこまで混んでいない列車に乗りたいなら在来特急の方が便利になります。
また、仮に京都から在来特急に乗って新大阪で新幹線に乗り継ぐならば乗り継ぎ割引によって特急に330円で乗車でき、Aシートより安くすらなります。
以上のことを考えると追加料金を払ってでも混んでいる通勤列車を避けたい場合は在来特急がかなり便利だということが言えます。
ただし、今回お話ししたのは京都から新大阪・大阪の話であり、当然距離が長くなれば特急料金は高くなりますから、その点はお気をつけて。また、指定席はさらに追加で530円(通常期)が必要で、定期券では乗車できません。
また、在来特急にはコンセントのある席は車両の両端部のみです。Aシートには全席ついていますから、その点ではAシートの方が勝っています。
Aシートについてはこちらの記事をご覧下さい。
Aシートの備えられた新快速が増便されればAシートの便利さもかなりあるのですが、2020春のダイヤ改正で増える事もないようなので、今後も在来特急がかなり便利なままになりそうです。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。