-
【札幌→函館高速バス】千歳線が不通に!最終の高速はこだて号乗車記[2021北東パスローカル(4)]
今日は北海道から本州へ帰る日です。 室蘭から八戸への夜行フェリーに乗船する予定だったのですが、雨による千歳線の線路冠水によって運転が見合わせになってしまいました。 しばらく東京オリンピッ ...
続きを見る
今日は北海道から本州へ渡る予定だったのですが、札幌近郊の列車が大雨で停まってしまいました。
そのため高速バスを利用して、札幌から函館へ行くことに。
五稜郭駅で下車した時には、すでに真っ暗です。
本州へ渡るのに利用するのは、こちらのフェリー。
函館〜青森を結ぶ船は青函フェリーと津軽海峡フェリーの2社がありますが、今回は青函フェリーです。
青函フェリー函館ターミナルは、五稜郭駅から歩いて30分ほどでした。
昼間については、函館駅からフェリーターミナルまでバスが運行されています。
確かに鉄道だけでここへ来るのは少々大変です。
料金は、10月〜5月が1800円、6月〜9月が2200円です。今回は7月で学割によって2割引、1760円となっています。
一方、津軽海峡フェリーは期間による料金帯がやや複雑で、大人2040円〜2930円と少し高め。学割は約1割引です。
出港まで時間があるので、ターミナル内で過ごします。売店はありませんが、近くのセイコーマートでの買い物は可能です。
眠っていたら乗船時間になりまして、スタッフの方が起こしてくださいました。
料金が安いということは、その代償がどこかに現れているはずです。
乗船する際、津軽海峡フェリーのようなブリッジは見当たりません。
緑色のマット上を歩いていくと見えてきたのは、三角コーンにくくりつけられた看板。
ガムテープで作られたお手製の文字が、ここから入るように促していました。
徒歩による乗船客は、ご覧のようにトラックの横を歩いていくことになります。
転げ落ちそうな金属の急階段を上りまして、船内へ。
青函フェリーの船室は、雑魚寝スタイルとなっています。
このような部屋が他に2室ありました。旅客として乗船したのは、他に1人だけです。
この船は貨物輸送を主眼に置いているため、船内で楽しむことはあまりできません。
-
安くて便利な交通手段!夜行のフェリーで津軽海峡を渡る(11)
こちらは北海道の玄関口、函館。前回は五稜郭から市電に乗車していたところでした。 こちらは函館のベイエリア。レトロな倉庫街が並んでおり、本州や海外と結ばれていたことでこのような街が出来上が ...
続きを見る
水枕のようなビニールクッションに、薄い布をかぶせて寝転がります。
壁にはコンセントがあるので、これはかなり助かりました。
売店はありませんが、自動販売機で食べ物を購入できます。
カップラーメンに注ぐためのお湯や、電子レンジも備わっています。旅客輸送は副業としても、これがあるだけで、かなりありがたいですね。
深夜2:00、函館を出港しました。
あまりに眠たかったので、すぐに熟睡。静かで完全に寝っ転がれるのが、フェリーの良いところです。
出港してから3時間ほど経ちました。
外は明るくなっており、北海道はかなり遠くです。
青森港へ入港、5:50に到着しました。
今回の船はあさかぜ5号で、青函フェリーの中でも古いタイプ。そのため無機質さが目立ち、バリアフリー未対応の便でした。
青森〜函館のフェリーを比べると、青函フェリーは物流メイン、津軽海峡フェリーは旅客メインということがよく分かりました。
お金を節約したいという方は青函フェリーで良いと思いますが、津軽海峡を楽しみたいという方は、津軽海峡フェリーがオススメです。
そんな話をしていると、近くには津軽海峡フェリーが来ていました。
函館ターミナルは七重浜駅周辺なので離れていますが、青森ターミナルはすぐ近くです。
40分ほど歩きまして、青森駅まで来ました。
青森〜函館を安く移動するには、やはりフェリーが一番です。
様々な選択肢がある津軽海峡の交通、是非とも色々比べてみてください。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
-
船の前面展望を楽しめる座席で海峡越え!津軽海峡フェリー
津軽海峡フェリーの函館フェリーターミナルに来ています。 今日はこれからフェリーで青森まで向かいます。2016年に北海道新幹線が開通し、青函トンネルの役割がより長距離化したこ ...
続きを見る
-
夏の日本海を五能線で!リゾートしらかみ青池編成乗車記[2021北東パスローカル(6)]
青函フェリーで函館から青森へ渡ってきました。 2021年3月に新駅舎がオープンした青森駅は、まだ若々しさを保っています。 2021年8月当時、旧駅舎の跨線橋は途中で分断され ...
続きを見る