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【能登半島地震】深夜1時の上越新幹線で列車ホテル宿泊 運休中の北陸新幹線は?[2312-2401年末年始(6)]
1月1日に石川県を震度7の揺れが襲った、令和6年能登半島地震。 東日本の新幹線も大きな影響を受けており、長野〜金沢、越後湯沢〜新潟で終日運休となりました。 深夜0時を前にして、まだ運行中 ...
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今日は2024年1月3日、新大阪駅に来ています。
今回の年末年始、のぞみ号は全席指定席となりました。
この日は東京方面の新幹線が満席の状態。空席を狙うには、インターネット予約で張っておく必要があります。
年末の帰省ラッシュでは自由席がある、ひかり号自由席にお客さんが集中する様子が見られました。
Uターンラッシュではどうなっているのか、新大阪駅にてピーク時の様子を観察してみます。
時刻は午前11時、まずは改札外を中心とした駅の状況です。
こちらは中央改札口周辺の広場で、待合所に使われることが多いモニュメントがいくつかあります。
JR東海ツアーズの窓口も一緒になっている、中央口きっぷうりばです。
新大阪駅のきっぷうりばの中でも、一番混雑している窓口でした。
そのお隣には指定席券売機があり、新幹線の特急券を購入したり、受け取ったりする人で多少列もできています。
こちらは新幹線のりば中央口です。
DJポリスのように駅員さんの1人が、改札のスペースに立って案内をしていらっしゃいました。
ICカードをタッチしないでなど個々のお客さんの対応も、この方が上から行っっています。
改札を挟んで左側には、EX予約きっぷ受け取り機も並んでいます。
あまり目立つ位置ではありませんが、受取のみであれば穴場かもしれません。
中央口の向かい側にある大きなきっぷうりばも、外まで列ができています。
のぞみ号は東京まで、全部満席。×で真っ赤に染まっていました。
このすぐ近くにも、JR西日本のe5489きっぷ受け取り機が設置してあります。
きっぷうりばの奥側には、待合所とお店などが並んでいます。
こちらは、「りくろーおじさんのチーズケーキ」の列。相当人気みたいで、待合室の外まで列が溢れていました。
その向かい側が、おみやげ街道セブンイレブン。列はお店の外側に沿って、角を曲がった先まで至ります。
こちらはタクシー乗り場などが面している、南口です。
そのお隣には、窓口と指定席券売機を設けたきっぷうりばがあります。
こちらの窓口は空いていると思っていたら…
11時過ぎの段階で、こちらの窓口は営業を終了するとのことでした。
こちらには大阪名物で大人気の、551蓬莱。
2軒向こうのお店まで列が出来上がっており、最後尾の札が写真じゃ分からないくらいです。
こちらにはJR西日本、在来線みどりの窓口があります。
中央口の窓口よりも、はるかに空いていました。
在来線特急の空席状況は、ご覧の通り。特急サンダーバード含め、こちらは特に混雑はしていないみたいでした。
それでは改札内へ入りましょう。
まずは大阪〜金沢を結ぶ、特急サンダーバード号の混雑状況を見てみます。
こちらは大阪行きのサンダーバード14号。
京都で降りられた方が多かったのか、自由席もかなり空席が目立っていました。
25分遅れでまだ到着していない、金沢行きサンダーバード87号の自由席列から見て、こちらの方が混雑しそうです。
新大阪到着時にもかなり埋まっていたので、発車後では相席でギリギリ全員座れるかなという印象でした。
改札内には当日分のきっぷうりばが設けられています。
窓口も少しだけ並んでいるものの、当日学割等のきっぷを買うならここが穴場でしょう。
東京方面の普通車指定席は、満席との案内。夕方まで等ではなく、完全に満席です。
指定席券売機もガラガラで、何不自由なく購入することができます。
新幹線乗り換え改札の前には、新幹線番線確認用QRコードなるものがありました。
それでは新幹線乗り換え改札を通りまして、ホームへ向かってみます。
自動改札でありながら、入場口はこの行列です。
発車標では「本日のぞみ全車指定」のほか、「東京方面終日満席」の表示も交互に出ていました。
ちょうど発車して行ったのが、こだま724号でした。
こちらは分かっていたことですが、ガラガラの状態です。
次に発車しますのは、のぞみ130号東京行き。
全車指定席となりまして、案内通りかなりの部分が埋まっています。この先、京都、名古屋で完全に満席となるでしょう。
年末の東京→新大阪方面よりも、年始の新大阪→東京方面の方が、デッキで立たれている方が多かった印象です。
やはり帰る時の方が予定が変わってしまいがちだったり、新大阪↔︎名古屋くらいなら立っていても、そんなに辛くないからかもしれません。
一番端の27番線ホームには、12:06発のぞみ18号がやってきます。
博多駅から来る直通便ですが、新大阪からも多くの方が並ばれていました。
ドアが開いて半分くらいの方は乗られましたが、既に後続ののぞみ号を待っておられる方も。
次このホームに来るのは12:21発なので、全車指定席でも15分以上も前から並ぶ方も多いんですね。
また、やはりデッキでの立ち客も目立っていました。
続きまして、23,24番線ホームへ。
24番線ホームには、12:09発のぞみ360号が到着です。
そしてお隣、23番線ホームには、12:18発ひかり650号東京行きが入線。
名古屋までは各駅に停車し、その後は小田原駅までノンストップ便となっています。
当然ながらご覧いただいた通りの行列で、乗車にも時間がかかります。
列は途中で折れ曲がり、S字を描くか描かないかくらいでした。
この列車は新大阪始発のひかり号でしたが、1号車端っこでもデッキにはかなりお客さんが立たれていました。
年末の新大阪方面でもそうでしたが、のぞみでもデッキなら自由席特急券で利用できることがあまり周知されておらず、ひかり号に集中しているのが明らかです。
12:15、業務用階段へ警備のベストを着た方が降りていかれました。
ここで持ってこられたのが、ひかり号乗車列を示すプラカード。
年末の東京駅でも見られましたが、これでのぞみ号とひかり号の列を分けます。
しかし、この後どのホームを探しても上げている様子は見られず、そこまでの混雑ではなかったみたいです。
そうこうしているうちに、ひかり650号の出発時刻。
デッキにたくさんの方を詰め込みつつ、扉が閉まります。
と思っていたら一度閉まったものの、安全確認が行われました。
ホームドアが閉じたまま安全確認が行われ、2分遅れでの出発です。
改札内コンコースへ降りてきまして、こちらにもお店がいくつかあります。
冷凍だったはずですが、改札内にも551蓬莱、ドトール沿いに長い列ができています。
ベルマートキヨスクも、お店の端っこまでレジの列が連なっていました。
続きまして25番線ホーム、12:33発のぞみ134号が入線してきます。
扉が開いた後でも、15分後の12:48発ひかり508号の列が残っています。
こちらの乗車口からは赤と黄のテープが貼ってあります。
赤の「H」がひかり号、黄の「N」がのぞみ号と分けられているようです。
プラカードこそ掲げられていませんが、扉に1人ずつ先頭に案内の方が配置されています。
Uターンラッシュとは逆方向ですが、九州新幹線にも注目。
12:50発のぞみ131号が出る前、さくら583号鹿児島中央行きが設定されています。のぞみ全車指定席化の影響を、軽く確認してみましょう。
乗車前、1扉あたりの列は車両の半分くらいまで伸びています。
それでも新大阪駅始発なので、十分全員座れるくらいだったと思います。
後続ののぞみ131号も十分に余裕があり、やはり逆方向ではそこまでだったみたいです。
やはり新大阪→東京の需要の大きさが、群を抜いていることが分かります。
ホームに昇るためのエスカレーターにすら、列ができているほどでした。
キャリーバッグなど大きな荷物を持っている方が多いと、どうしてもこうなってしまいます。
24番線ホームより、13:00発のぞみ374号東京行きが出発。
次に来る13:09発のぞみ376号東京行きに乗られる方が待っておられます。
お隣23番線ホームには、13:18発ひかり652号の自由席の列。
ひかり号の自由席に座って移動しようと思ったら、15分前には並んでおかなければならないようです。
13:08ごろ、ひかり号になる回送列車が入線してきました。
Uの字からSの字になりかけるくらいの列で、2号車あたりまで分散してもかなりのお客さんです。
一方で、今度はデッキが満員状態になることはなく、それなりに余裕が見られました。ひかり号を見送りまして、2時間ほど滞在した新大阪駅の観察を終えます。
今回はUターンラッシュの東海道・山陽新幹線、昼間の様子を一通りご覧いただきました。
やはり自由席があるひかり号へのお客さん集中が目立ち、のぞみ号での立ち客はUターンの方が多かったものの、あまりいらっしゃいませんでした。
今後も全席指定席での設定がありそうですが、その際にはのぞみ号での立ち席、時間に余裕があるなら、こだま号の利用も検討するのが良さそうです。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。