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こちらは大分県別府市。別府駅から大通を進んだ先、中心街の北浜です。
ちょうど台風14号が接近中。JR九州は多くの線区で運休しており、大分・別府〜博多を結ぶ特急ソニックも走っていません。
そこで今回利用するのは競合相手となる西鉄バスです。
これも今日の最終便は12:30発。今回はこれに乗りまして、博多までの様子をお届けします。
スターバックスの目の前、別府北浜のバス停から出発です。
フタハという百貨店内で、多くのお客さんが待機中。博多へ出る最後の手段ですから、満席となります。
バスの車両は亀の井バスですが、西鉄バスによる運行です。
料金は3,250円で、特急ソニック5,940円に比べてもかなり安くなってます。
12:30 別府北浜 発
近くの別府タワーはガラスにヒビがあるほど老朽化が進み、足場を組んで大改修中です。
現在運休中の日豊本線を渡り北側へ。
思いっきり隣の車に雨水をぶち撒けます。それでええんか…。
地獄めぐりで有名な鉄輪温泉の街へ入ります。
向こうには温泉が、大きな湯気を出しているのが分かりますね。
下に目をやると、雨水がどんどんと流れ落ちていました。
急ブレーキがかけられて、湯けむりか雨か分からない中を走ります。
別府ICから東九州自動車道に入ります。運転士さんからは、台風14号の影響で遅れ見込みの放送が流れました。
高速道路にも雨が溜まっていまして、水しぶきを上げています。
別府湾サービスエリアで最後の停車、立命館アジア太平洋大学(APU)のすぐ近くにあります。
日出JCTで大分自動車道に入りました。
鉄道で言えば久大本線経由なので、特急ソニックというより特急ゆふの方がルートです。
当然これでは由布岳が見えません。
排水がされているのか、こちらは水しぶきがほとんどありません。
日田ICを過ぎ、日田市の中心を抜けてきました。
大分から福岡に入りまして、市街地へと向かいます。
天神大牟田線の上を渡りまして、甘木鉄道も分岐する小郡駅の近くです。
鳥栖JCTは九州自動車道と大分・長崎自動車道の交差地点。上空から見ると四葉のクローバーみたいです。
このバスも大分自動車道から九州自動車道の北側へ。
基山SAがある基山バス停にも停車。佐賀県と福岡県の県境を走っていきます。
水城料金所を抜けて福岡都市高速2号線へ、福岡空港を目指していくところです。
右手には滑走路が見えてきました。この天候では国際線も全て欠航です。
国際線ターミナルと国内線ターミナルは滑走路を挟んでいます。国内線ターミナルは地下鉄が便利です。
国際線ターミナルにも停車しますが、お客さんの乗降はありませんでした。
こちら側は雨が全然強くないです。
以前は釜山までの国際フェリーもあった、博多港国際ターミナル。赤いポートタワーも見られます。
右手には西鉄福岡(天神)駅とバスターミナルが一体化した建物。
西鉄バスは日本一のバス台数を有し、その規模を思い知らされます。
バスタ新宿も顔負けの立派なターミナル。ただし長距離バスは運休するため、案内所などは閉まっていました。
たくさんの大型バスが並んでいて格好いいです。
ほぼ定刻のまま、博多駅前に来ました。
奥にあるのが終点の博多バスターミナルです。
12時過ぎで運行を終えた九州新幹線の横を過ぎ、バスターミナルへ登っていきます。
バスでは普通の、遅れは3分程度。所要時間は2時間50分でした。
別府はかなり台風の影響を受けていましたが、高速で巻き返していつもどおりの運行。この足を確保していただけただけで、非常にありがたかったです。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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