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今回のルート
東舞鶴〜金沢
京都府の日本海側で一番の中心地、舞鶴まで来ています。
東舞鶴駅からは小浜線に乗車。
この路線に関しては以前詳しくご紹介しましたので、こちらをご覧いただけたらと思います。
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【絶景の若狭湾】車窓で楽しむ小浜線/減便報道のローカル線乗車記[鳥取・福井ローカル(14)]
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使用されている125系電車は、中間部にドアが設置できる構造です。壁面には補助座席が取り付けられています。
1337 東舞鶴駅 発
舞鶴の町中を高架線で走り始めました。
小浜線はJR西日本が収支を公表した、赤字線区の一つ。輸送密度は991人/日で、電化設備の維持が響き、赤字額は18.1億円に及びます。
小浜線は松尾寺駅だけ京都府内に駅がありますが、殆どの区間が福井県のギザギザ部分です。
小浜線にも25km/h制限はありまして、景色の良い若狭湾沿いでは観光列車かのように徐行してくれます。
小浜線の中心駅となる、小浜駅に到着。
北陸新幹線は敦賀から新大阪方面へ伸びるのですが、小浜ルートでの延伸が決まっています。
新幹線は小浜市の中心部まで来ず、お隣の東小浜駅が最寄りとなる予定です。
小浜〜東小浜にはロードサイド店舗や小浜ICがあって、既に栄えている印象があります。
列車は特急街道となっている北陸本線と合流しました。
進行方向右手には広い車両基地があり、北陸で活躍する車両が停まっているのが分かります。
北陸新幹線の車両基地もこの辺りに設置予定、そちらへ向かって新幹線高架が伸びています。
1533 敦賀駅 着
2024年、北陸新幹線は金沢〜福井〜敦賀が開業。
これによって在来線特急は敦賀までの運行になるため、新幹線ホームとの上下乗り換えになります。
そのため敦賀駅は地上37mもの高さを誇る巨大駅に!
現在でも完成に向けて、急ピッチで工事が進められています。
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跨線橋では改札前の電光掲示板がライブ配信されてました。
1603 敦賀駅 発
ここからは2年後に北陸新幹線へ役割を受け渡してしまう、サンダーバードに乗車します。
北陸新幹線の高架は全長約20kmに渡る新北陸トンネルに向かいました。
そして、在来線が走るのは13.8kmの北陸トンネル。こちらも十分に長いトンネルで、北陸へ向かっていることを印象付けられます。
北陸新幹線開業後、並行在来線の北陸本線は第三セクターに経営移管されます。福井県内はハピラインふくいが運行を担うことが決まりました。
元々は米原〜新潟県の直江津まで結んでいた北陸本線ですが、敦賀までとなってしまい北陸本線とは言えないほどです。
山の中は雪深かった一方で、町は春を感じさせるような光景です。
武生駅には北陸新幹線の横断幕が掛けられています。
越前市には新幹線単独駅の越前武生駅が設置、武生ICの近くです。
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その一方、お隣の鯖江駅には多くの在来線特急が停まりますが、新幹線が開業すると普通の途中駅になります。
東京からの新幹線網が繋がる福井駅。
桜が咲く4月には新幹線駅舎もお披露目されており、開業の日がどんどん近づいています。
並行する地方私鉄・えちぜん鉄道の福井駅が高架駅になる時、北陸新幹線の高架橋を仮線として利用していた過去もあります。
牛ノ谷トンネルを通りまして、福井県から石川県に入ります。
最初に通過するのは、ハピラインふくいとIRいしかわ鉄道の境界駅になると想定される大聖寺駅です。
このあたりには加賀温泉郷と呼ばれる温泉地があり、この大聖寺駅と2駅隣の動橋駅で特急停車を巡って誘致合戦が繰り広げられていました。
1658 加賀温泉駅 着
元々はどちらにも停まっていたのですが、所要時間短縮のため一つに絞ることに。
そこで選ばれたのが、間に位置していた作見駅、現在の加賀温泉駅です。
元々は特急も停まっていなかった駅ですが、加賀温泉郷へのアクセスを担うことになりました。
粟津温泉、片山津温泉、山中温泉、山代温泉の総称である加賀温泉郷から、駅名も加賀温泉駅に。
2年後には東京からの新幹線まで停まるという成り上がりっぷりです。
1723 加賀温泉駅 発
ここからは名古屋から来た、特急しらさぎに乗車します。
小松駅にも新幹線駅が設置。
北陸への空路を担う小松空港も近くにあり、広域輸送の拠点の街です。
駅の近くにはボンネット広場として、国鉄型特急485系が保存されています。
現在すでに使われている北陸新幹線の白山総合車両所より、新幹線の高架は在来線とピッタリくっつきます。
現在、松任駅が市の中心駅である白山市。
車両基地があって用地取得が簡単なことから、新幹線駅の設置要望をしていましたが、結局駅が増えることは無さそうです。
1751 金沢駅 着
終点の金沢駅に到着しました。
2015年の北陸新幹線長野〜金沢開業によって、北陸本線はここまでに短縮。サンダーバードも金沢止まりになりました。
2020年から七尾線に投入された、521系電車が停車中。金沢〜津幡は第三セクターIRいしかわ鉄道を走るので、車両使用料の相殺のためにIR車両も連結されています。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。