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コナンだらけ!ファン大満足の鳥取砂丘コナン空港を訪問[鳥取・福井ローカル(6)]
こちらは鳥取県の中心駅、鳥取駅です。 山陰本線の普通列車に乗ってやってきましたのは2駅お隣の鳥取大学前駅。 ここには駅名の通り鳥取大学があり、学生さんの利用が多い駅です。入試日には鳥取大 ...
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ここは鳥取駅から2駅、鳥取砂丘コナン空港の最寄り駅である鳥取大学前駅です。
駅前には大学生の自転車が大量に停まっており、特急列車も停車します。
今回ご紹介するのは山陰本線で運行されている快速列車とっとりライナーです。
山陰本線のようなJR西日本のローカル線といえば、古い車両が使われているイメージがあります。
しかしとっとりライナーは比較的新しいキハ126系での運行です。
鳥取県の主要な街である鳥取から倉吉、米子を結ぶ快速列車。今日はこちらに乗っていきましょう。
この車両は鳥取県内のとっとりライナー、そして島根県内のアクアライナーで使用されています。
鳥取県と島根県それぞれが出資し、性能が高く快適な車内となりました。
ボックスシートが並ぶ車内、向かい側に人が来ても膝は当たらず、十分な広さを保つことができます。
地方のローカル線では一区画に一人でも座っていたら立っていた方がマシ、と考える人も多いのです。
網棚は板のようになっており簡素でシンプル、キャリーバックを置いたりするのはかなり不安です。
とっとりライナーが走る区間はトンネルも少なく、車窓を十分に楽しむことができます。
鳥取大学前駅を出てすぐ左手に現れるのは湖山池。周辺には芝生が広がっており、家族連れが遊んでいる様子を見られました。
最初に停車するのは末垣駅。特急列車は倉吉まで停まりませんが、とっとりライナーは途中の比較的利用の多い駅に停車していきます。
そして次に停まるのは宝木駅。この便は停車しましたが、一部の列車は通過します。
とっとりライナーは停車パターンが複雑でバラバラ。そのため、列車ごとの停車駅を事前に確認しておく必要があります。
そんな中でも浜村駅はすべての便が停車。
駅前には温泉が多く立ち並び、駅舎も昔ながらの木造駅舎です。
またお隣の青谷駅にもすべて停車し、この場所は北前船寄港地でした。
向かいからは倉吉駅からのスーパーはくとがやって来ました。
これら2つの駅では列車の行き違いを行うことが多いそうです。
青谷〜泊では 右手に日本海が現れてきました。
松崎駅は湯梨浜町の中心駅。
鳥取の羽合として有名な場所で、はわい温泉や東郷温泉の案内がなされていました。
温泉街は右側に現れる東郷池周辺にあります。
スーパーはくとの終着駅である、倉吉駅に到着です。
鳥取県第三の街である倉吉の通りには昔ながらの白壁が並びます。
生活利用の方が多い印象でしたが、ここでほとんどのお客さんが降りていかれました。
列車はこの先、更にスピードを出して走っていきます。速度は100km/hまで出ており、特急さながらの迫力です。
このような走りをできるのはキハ126系の性能の高さがあるため。普通のキハ47系で代替することはできません。
途中の由良駅はかなりユニークな駅。
由良駅にはコナン駅という愛称がつけられ、かなりデコレーションされています。
ここ北栄町は名探偵コナンの作者の青山剛昌さんが生まれ育った地であり、青山剛昌ふるさと館の最寄り駅にもなっています。
伯耆大山駅からは伯備線が合流し、電化区間にも入ります。
貨物列車はここまでやってくるので、コンテナがたくさん積まれていました。
ここでは2018年に運行を開始した観光列車、あめつちと行き違います。
伯耆大山駅周辺では大山が顔をのぞかせてきました。伯備線の方が綺麗には見えますが、山陰本線からでも全体の様子を現しています。
日野川を渡り、終点の米子駅に到着しました。
鳥取、島根両県は特急列車の高速化にも出資しており、重要な路線である山陰本線はより便利にされています。
せっかく使いやすい列車になったのですから、利用者がどんどん増えてくれると嬉しいですね。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。