JR東海 岐阜

設備が充実したローカル線 特急ひだも走れる太多線を紹介[サロンカーなにわ城崎(1-2)]

2020年11月11日

 

岐阜駅から特急ワイドビューひだで美濃太田駅へ来ました。

4分の乗り換えで太多線へ乗り換えます。こちらの車両はキハ25系です。知多半島の武豊線が電化されたことによってこちらへ移動してきました。

 

太多線は美濃太田と多治見を結ぶ、非電化の路線。
地方交通線のいわゆるローカル線ですが、設備も樹分にある路線です。

この列車はワンマン運転だったので、気まずくならない後ろから撮影することにしました。

美濃太田駅を出発するときには長良川鉄道の観光列車、ながら号が停車しているところでした。
真っ赤な車体がピカピカと輝く立派な列車です。

 

太多線は単線ですが、美濃太田駅を出発してしばらくしても複数の線路が走っています。

 

この線路は美濃太田車両区に向けて増えているのです。この地区で使用される普通列車が多く置かれています。
ここはJR東海のさわやかウォーキングで公開されたりしていました。

美濃川合駅に到着。

奥の方には低めのホームがあります。かつて使っていたのでしょうか…?

 

美濃川合駅を出るとすぐに木曽川を渡ります。

 

木曽川のこの辺りはダム湖となっているため非常に広くなっていました。

 

木曽川橋りょうは途中からトラスが現れる、大きく立派な橋脚です。

 

ディーゼルの太多線とは異なって電化された名鉄 広見線の下をくぐりました。

 

その後、太多線と並走。可児駅の乗り換え先となっている名鉄の新可児駅は頭端式ホームで、犬山方面と御嵩方面に分かれています。
広見線の末端である新可児〜御嵩は廃止の可能性がある路線です。

 

可児駅は昔ながらの駅舎が残されながら、新しく連絡通路が作られました。

 

太多線内では一番規模の大きな駅です。

 

太多線には2012年3月まで、美濃太田駅を7:06発、名古屋駅8:31着のホームライナー太多が走っていました。
また高山本線で何か障害があった時、ワイドビューひだを太多線経由で迂回させることもあります。
そのため線形も比較的良く、十分な設備を備えた路線です。



姫駅では反対列車とすれ違い。

太多線内の多くの列車が、中間地点であるこの駅で行き違いを行います。

 

この駅は相当の有効長がありました。
今では4両程度の列車しかありませんが、かつては貨物列車が行き違うことがあったためこれだけ必要だったのでしょう。

 

根本駅に到着。コンクリートで作られた質素な駅舎には緑に窓口があります。

 

この駅はホームがカーブしているので、根本、もとい、足元に気をつけなければなりません。

 

お次は小泉駅に停車。
小泉進次郎が結婚を発表した時、小泉駅から北海道の滝川駅までのきっぷを発券することが話題になっていました。

 

こちらの駅は綺麗な木造駅舎で、みどりの窓口もあります。

 

終点の多治見駅に到着。太多線はローカル線の分類に入るかと思いますが、鉄道設備も充実していて、利用客も多い路線でした。

 

多治見駅では貨物コンテナが運ばれているところ。
太多線が国有化される以前、私鉄時代にはあの辺りに多治見駅があったそうです。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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