-
割と残ってる!留萌本線の廃駅めぐり【初北海道の旅28】
2016年12月5日、留萌本線の留萌~増毛駅が廃止されました。 今回はその廃駅でまだ大部分が残っていた瀬越駅と、リニューアルされた増毛駅をご紹介します。 日本海が目の前に眺 ...
続きを見る
留萌本線の駅めぐりを終え、留萌駅から深川駅まで戻ってきました。
ホームの灯りに照らされるまさに夜汽車。
これからカムイに乗車しまして、札幌方面へ向かいます。
ここまではローカル線の駅の様子をご紹介することが続きましたが、今度は札幌駅のとなり、苗穂駅のご紹介です。
苗穂駅は2018年11月に橋上駅舎になることが決定していましたので、その前に平屋駅舎を一目見ようと訪問を決めました。
蛍光灯が汽車の排気で薄汚れた駅名標をじんわり照らします。現在はLEDになってしまいました。
3、4番線ホームは札幌方面のホーム。
番線表示といい、ホーム屋根といい、なかなか古そうですよね。
5番線が函館線岩見沢方面、6番線は千歳方面です。
ホーム屋根の柱が錆びていて、昭和感が満載。
1、2番線はホームはありません。
新駅舎では分かりやすさを重視し、1~4番線まで欠番はありません。
跨線橋は木造でかなり年季が入っています。鉄道跨線橋でも最古参ではないでしょうか。
駅舎側から跨線橋の入り口を見た様子です。ここの通路も何だかつぎはぎをした感じがあって、面白いですね。
自動改札機はもちろん設置されていまして、みどりの窓口もあります。
自動券売機もちゃんと2台。利用客は4000人程度でかなり多く、しかもJR北海道では珍しく利用客が増加している駅です。
ここでJR北海道のICカード、Kitacaを買いました。
最後に駅舎をご覧いただくわけですが、
これですよ~。
築83年の駅舎なのですが、真ん中の三角になっていて、木造駅舎なのに古民家風ではない雰囲気があります。これはたまりませんね。
何より駅正面に当たる部分のガラス。
昭和でよくあったガラスで、すりガラスがありますが、それより前の時代に行われていた、ガラスに厚みを持たせて視認性を落とす工法(恐らくそうだと思うんですが)。本当に昔のデザインだとわかります。このレトロさが良いですね。
新駅舎の案内ですが、イメージ図が貼られていました。
開業後の様子を写真で見たのですが、近代的どころか未来的に感じます。
筆書体で書かれた『苗穂駅』が似合っていたこの駅舎ですが、新駅舎が開業したあとすぐに取り壊されてしまったそうです。
そんな駅の隣に使いもしない建物を残していても無駄ですものね。仕方ないです。
普通列車で札幌駅へ。
翌日は札沼線に乗りにいくことになっています。
今回もご覧いただき、ありがとうございました!
-
JR北海道で一番新しい駅舎 新駅舎になった苗穂駅のこれから
札幌駅のお隣の駅、苗穂駅にやってきています。 この駅は築100年以上の駅舎を使っていましたが、2018年11月にこちらの新駅舎がオープンしました。 ホーム上の設備もかなり新 ...
続きを見る
-
ホームの傾く札沼線の秘境駅、豊ヶ岡駅【初北海道の旅30】
札幌駅から新十津川駅まで延びる札沼線ですが、北海道医療大学駅から新十津川駅までは2020年5月6日に廃止されることが決定しています。 今回はその区間にあります秘境駅、豊ヶ岡駅をご紹介します。 列車は石 ...
続きを見る