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【サイレント引退】越後線115系乗り納め 吹雪の新潟・福島を普通列車で行く[史上最長片道切符の旅(51)]

2022年7月23日

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今回のルート

越後川口〜会津若松

 

大雪の中、普通列車の運用に就いた観光列車おいこっとに乗車し、越後川口駅に到着しました。

 

1409 越後川口駅 発

ここからは上越線に乗り換えます。かつて東京〜新潟を結ぶ重要な役割を担った路線です。

 

小千谷市は日本有数の豪雪地帯で、その中を行く上越線はもちろんのこと。冬季には運休になっても不思議ではなく、それだけ厳しい気候です。

 

眼下には信越本線が近づいてきまして、まもなく終点となるこの上越線に合流。



1427 宮内駅 着

信越本線への乗換駅となる、宮内駅で下車します。

 

融雪のために放水が行われており、ホームはベチャベチャ(笑)



1449 宮内駅 発(5分遅れ)

信越本線の普通柏崎行きに乗車します。雪のため5分ほど遅れていました。

 

列車が走り出すと、窓の外は真っ白!

奥の木が写っているところを切り出しましたが、あれが無いと本当に何も見えません。

 

凍っていない流水部分意外は真っ白な雪で覆われた、信濃川を渡ります。

 

駅に到着するごとに色のある世界が戻ってくる、そんな不思議な世界線です。

 

1528 柏崎駅 着(3分遅れ)

駅前にブルボンの本社を見ながら、柏崎駅に到着しました。



接続待ちをしてくれていた、越後線に急いで乗り換えます。

使用されているのは115系電車。2022年春に予告無しで引退、現在は上越線や信越本線と同じ、E129系電車が使用されています。

 

この電車で面白かったのが、自動ドアでも半自動ドアでもなく、完全手動ドアだった所。

 

乗客自身が手で引き戸を開け閉めします。今の時代にこんなのあったのかという、驚きの体験でした。

 

1530 柏崎駅 発(3分遅れ)

越後線も接続待ちのために遅れて発車。こちらは信越本線よりも日本海側を走って新潟へ向かいます。

 

山の向こうには世界最大の原発、柏崎刈羽原子力発電所があります。総電気出力は821.2kWを誇りますが、テロ対策不備のため、運転を見合わせられました。

 

刈羽村の先にあるのが、出雲崎町。

日本海に沈む夕陽が美しいことで非常に有名です。

 

日本海側を走る越後線ですが、全く見えないと言って良いでしょう。雪が薄く降り積もる、越後平野の中を駆け抜けていきます。

 

渡っているのは大河津分水路。信濃川による洪水を防止するために分岐させ、日本海に注ぐ流路を作り上げました。

 

弥彦線が合流してきまして、吉田駅に到着です。



1635 吉田駅 着(3分遅れ)

115系で行く越後線の旅がこれで最後になると思いませんでしたが、全く悔いが残ることはありません。

 

このあたりの駅には、ブルボンのお菓子の自販機が設置されています。

柏崎駅前にブルボンの本社がありますから、その影響を受けていることは明らかです。

 

弥彦線と越後線が交差するようにして、吉田駅の駅名標は4方向に分かれています。

 

続いて乗車するのは、越後線から白新線・羽越本線へ直通する普通村上行きです。

 

1659 吉田駅 発

ブルボンの代表的なお菓子、アルフォートと共に出発です。

 

途中の新潟大学前駅はその名前の通り、新潟大学の近くにあります。

ただし駅の入口は大学と反対側で、歩いて15分ほどかかるため、前と言う割にはちょっと不便に感じます。

 

高架化工事が進む新潟駅、まだ使用開始されていない1番線に柵が立っているのが分かります。

2022年6月5日に完全高架化が完了しました。

 

同じ高さに上越新幹線が停車しており、羽越本線との対面乗換が可能です。

 

列車はこのまま白新線に突入します。



1839 新発田駅 着

白新線の終点、新発田駅で下車します。

白新線は建設当時、越後線の白山駅を起点とする予定だったことに起因しています。

 

羽越本線を含む日本海側の幹線は日本海縦貫線と呼ばれ、現在でも貨物列車が行き交う重要な路線です。

 

ここでは1時間ほどの待ち時間。駅舎内にはNewDaysではなくヤマザキデイリーストアーが入っていて、予想外でした。



ここからは羽越本線に乗車。

羽越本線は秋田〜新発田において特急いなほが走っていますが、これから向かう新発田〜新津は完全にローカル線。GV-E400系が導入されていますが、今回は旧来のキハ110系でした。

 

特急いなほが遅れて到着。

ブルートレインのような明るい紺色をした車体、真っ白な雪を巻き上げており、道中の厳しさを伝えてくれます。

 

1951 新発田駅 発(3分遅れ)

特急いなほとの接続待ちを行ったため、こちらも遅れての出発です。

それにしても利用者は数人程度…。本当にまばらなんですね。

 

なんの気無しに横を見てみたら、窓がのっぺらぼう。

もう空笑いするしかありません…ハハッ

 

2022 新津駅 着

先程の吉田駅と同じ、新津駅も4方向に分かれた駅名標です。

 

乗ってきた列車を外から見ると、クーラーボックスみたいでした。



2028 新津駅 発

フォロワーさんお二人が迎えてくださりましたが、乗り換え時間が短く慌ただしくなってしまいました…。申し訳ない。

ホーム上には大正ロマンを感じさせる、街灯が照らしていました。

 

乗車しているのは磐越西線のGV-E400形。

電気式気動車と呼ばれ、ディーゼルエンジンを使って発電し、その電気で走らせる仕組みです。

 

誰一人として足を踏み入れていないプラットホーム。

積雪と風だけが生み出すオリジナルの芸術です。

 

津川駅にはSLばんえつ物語号のキャラクター、オコジロウの家という待合室が置いてあります。

 

真っ暗な中、阿賀野川を渡って新潟県から福島県へ。

 

上野尻駅で誰もいなくなりました。

逆に県境を超える移動があるというのも、少々意外でした。

 

喜多方ラーメンで有名な、喜多方駅に到着。

会津若松〜喜多方は電車が走っていますが、2022年春から気動車のみの運行となりました。



2251 会津若松駅 着

屋根があっても雪は防げない、駅構内ですら雪原を歩く羽目になります。

 

赤べこも雪で目隠しされてしまって、新手の拷問みたいになってました(笑)

 

カメラではあまり分からないかもしれませんが、とんでも無く吹雪いています。

この中20分ほど歩いて、快活クラブへ向かいました。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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