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【廃線跡活用ひたちBRT】日立電鉄より便利に!完全バス会社のBRT路線へ[2021東北ローカル(11)]

2021年11月17日

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BRTはバス高速輸送システムと呼ばれるものです。バス専用道を整備することで、定時性・速達性を確保します。

かつての鉄道路線を活用したところも多くありますが、線路を一度剥がして道路を整備すると費用が大きくなってしまいます。

そのため災害によって不通になった区間や、廃線になったところが多いです。

今回紹介するひたちBRTは、日立電鉄の廃線跡を利用しています。

日立電鉄線は常北太田駅から鮎川駅までを結び、2005年に廃止されました。

 

水郡線の支線の終着駅、常陸太田駅から常磐線に並行するように線路が繋がっていたのです。

 

BRTが走っているのは常磐線と並行する日立市内。専用道として整備されているのは旧久慈浜駅〜旧河原子駅の区間です。

将来的には終点の旧鮎川駅まで専用軌道となり、一般道を通って日立駅まで至る予定です。

ひたちBRTの起点である、日立おさかなセンターに来ました。

ここは道の駅になっており、海鮮を取り扱う多くのお店が出店しています。

 

せっかくなので三色丼を頂いてきました。かなり久しぶりに食べましたが、新線な海の幸はやっぱり美味しいですね。

 

さて、BRT路線の始まるおさかなセンターは、一見普通のバス停です。

 

ただしBRTのバス停は統一したデザインになっており、運行情報のボードも設置されていました。

 

BRTは茨城交通によって運行、普通の路線バス車両です。



バスはロータリーを出発します。

本当は先頭へ行きたかったのですが、最近は安全上荷物置き場になって来ていますね。

 

一般道を走ってきましたが、日立市立南部図書館の手前で左にカーブすると専用道へ入ります。

 

その入り口にはバーが設置されていて、一般車両の侵入を抑えます。

 

2013年に開館した日立市立南部図書館は久慈浜駅跡、当時の駅名標やポイントが置かれていました。

日立電鉄線の歴史についても紹介されています。

 

自転車置き場のところの壁も、クリームとオレンジの列車の色合いです。

南部図書館停留所にはBRT利用者専用の駐車場があって、パークアンドバスライドの取り組みも行われています。



バスは廃線跡上の専用道を走ります。

ひたちBRTは専用道に並行して、歩道が整備されているのが特徴です。

最近では自動運転の実験も行われていますが、歩行者の飛び出しなどのリスクは多少あります。

 

日立電鉄線は単線だったため、バス専用道も単線。途中の停留所には反対方向のバスと行き違うスペースがあります。

 

一般道との交差点には信号があって、踏切のようです。

 

日立商業高校停留所は2016年に新たに設置された停留所。BRT化に伴って停留所は鉄道時代に比べて増加、700m感覚を目安に置かれています。

 

乗降客のいない停留所は普通の路線バスと同様に通過して行きます。

 

ひたちBRTと常磐線の乗換駅となる、大甕駅に到着します。

鉄道時代、久慈浜〜大甕に駅は設置されていませんでしたが、間に2つ設置されました。

 

駅には丁度特急列車が居るところでした。

 

JRのホームのすぐ横を走って、ロータリーへ向かいます。

 

大甕駅西口停留所に到着しました。

駅周辺の広場もBRTの開業と共に整備されています。

 

ここからも再び専用道へ。

 

バスは2020年3月に開通した大甕水木連絡の横を走ります。

 

これによって常磐線を乗り越えていきます。

鉄道時代も日立電鉄線は常磐線と3地点で交差していました。

 

そんな勾配の途中にある停留所が泉が森です。

 

共に駅も設置されていた、水木、大沼小学校東(旧・大沼駅)に停車していきます。



専用同区間の終わる、河原子駅跡に到着しました。

ここから先の廃線跡は草が生していますが、今後専用道として整備されます。

 

そんな廃線跡を横目に、一般道へ降りていきました。

 

道路を渡す日立電鉄線の橋台が分かります。

 

バスは終点の常陸多賀駅に到着しました。



現在ひたちBRTは第一期・第二期区間が開業した段階で、終点は多賀駅前です。

しかし先程の河原子駅から終点の鮎川駅まで専用道が整備され、一般道を走り日立駅まで至る計画になっています。

 

市の中心部である日立駅前まで乗り入れることで更に便利に、ここまで繋がる日が楽しみです。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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