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重要なバイパス線だけどJRになれなかった!第三セクター伊勢鉄道(4)

2021年7月16日

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国鉄が民営化されてJRになる時、様々な路線が第三セクターに転換されました。

その多くはローカル線として地域輸送に貢献しています。

そんな中バイパス路線として建設され、JRの特急等がその線路を利用する路線もあります。

 

今回ご紹介するのはそんな三セクの一つ、伊勢鉄道です。

伊勢鉄道は関西本線の河原田駅を始点とします。

しかし2区間JR関西本線に乗り入れており、四日市駅のホーム端から出発します。

南四日市駅を過ぎ、関西本線から分岐。

現在乗っているのはJRの列車で亀山へ向かいますから、関西本線の方を走っていきます。

 

名古屋方面の伊勢鉄道の線路が関西本線を乗り越え…

 

河原田駅の下層ホームに到着しました。



さて、上層ホームへ向かって伊勢鉄道線に乗り換え。後面展望へ移ります。

JR関西本線のホームを眼下にしながら、河原田駅を出発しました。

 

まずは南方面へカーブして関西本線から離れ、鈴鹿川を渡ります。

 

右手に見えてくるマンションのような高く大きな建物は鈴鹿市役所です。

 

伊勢鉄道は近鉄鈴鹿線と直角に交差。

 

その直後、鈴鹿駅に到着しました。

 

この駅には特急南紀や快速みえが停車することもあり、増結時のためにも非常に長いホームが作られています。

 

こちらの普通列車は半分が転換クロスシート、残りがロングシートです。

 

そんな1両の列車はディーゼルの音を立てながら、線形の良い路線を95km/hで走っていきます。



玉垣駅に到着しました。

ここには伊賀鉄道の車庫や本社があり、河原田始発玉垣行きなんて列車も運行されます。

 

続いては鈴鹿サーキット稲生駅。鈴鹿サーキットの最寄り駅です。

 

サーキット開催時には快速みえが臨時停車し、混雑で遅れたりします。

 

列車は比較的珍しい、非電化の複線を走ります。



しかしそれも中瀬古駅で終わり。

快速みえが行き違いのために運転停車しているところでした。

 

ここから先は単線となりますが、 ご覧の通り複線分のスペースが取られており、さらに架線柱の用地も確保されています。

 

トンネルも複線分取られていて、いつでも複線化できそうです。

 

しかしそれが実現する様子はまだなく、現在の状態が続きます。

 

駅の構造もなんとなく簡素になってきて、ホームも薄くなりました。

 

河芸駅からは複線化のスペースが取られている部分が反転。

東一身田駅はホームがない側にスペースが作られていて、複線化されたら新たなホームの設置が必要になります。

 

列車はJR紀勢本線と平行。

 

ライバルの近鉄の下をくぐり、津駅に到着しました。

 

有人駅ですが下車時には先頭車両で料金を支払い、精算券を受け取ります。

 

これによって近鉄、JR、伊勢鉄道の3社が共有している自動改札で正しく改札が行われるということです。

 

伊勢鉄道は元々国鉄伊勢線として建設された路線。

しかし国鉄民営化の際路線ごとの輸送人員で切り離しの判断がされたため、第三セクターとなってしまったのでした。

しかし名古屋から伊勢、紀南を結ぶルートに組み込まれた、重要な役割を担う鉄道です。

 

JRにとっても必要不可欠な第三セクターとして、これからも活躍し続けていくことでしょう。

 

今回もご覧頂き、ありがとうございました。

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