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リアル東海道本線? 京都から桑名まで草津線経由・旧東海道ルートで行く(1)

2021年6月27日

 

"東海道"は東京の日本橋から京都の三条大橋まで結ばれていました。

現代の鉄道において、東海道本線や東海道新幹線はその名を襲名しています。

 

しかし、東海道本線や東海道新幹線は完全に東海道に沿ったルートを通っている訳ではありません。

 

今回は京都から七里の渡しのスタートである桑名まで、鉄道でそのルートを追ってみたいと思います。

まずは17:01発の新快速敦賀行きに乗車します。

ここについてはしばらく東海道本線を走ることとなりました。

 

京都駅を出てしばらくすると、いきなりトンネルへ。

京都と滋賀の県境付近は山が多く、当時はここを歩いて越えていたのかと思うと、本当に大変な道のりだったのだろうと感じられます。

 

最初の宿場町は大津宿。現在は滋賀県の県庁所在地です。

 

琵琶湖から流れている瀬田川を渡って行きます。

 

西明石から続いていた日本一長い複々線区間も、草津駅で終了となります。

 

草津市は滋賀県第二の街で、宿場町『草津宿』として発展しました。

 

東海道のルートを追うためには、ここで下車することになります。

 

草津駅で降りたところで、ちょうど東京メトロ17000系の甲種回送がゆっくり走っていきました。

実は京都駅で走っていくのを見かけたのですが、後からの旅客列車で追いついてしまった形です。

ここで乗り換えるのは草津線です。

乗車するのはラッピング車両の忍びトレイン。

2021年6月で運行終了するという報道がされた直後でした。

 

真っ黒な車両には忍者たちが神々しく描かれています。

偶然にも、なくなってしまう直前で見られたのは良かったです。

 

車内には草津線沿線の観光案内について、忍者を交えた紹介がされていました。

 

17:35 普通柘植行きが出発します。

 

草津駅を出てしばらくは東海道本線と並走していましたが、草津線にも繋がる線路の下をくぐって離れていきました。

 

草津線はしばらく田んぼの中を走って行きます。



次の宿場町は石部宿。

草津線にはそれに当たる石部駅があります。

 

駅の近くには石部宿の旅籠をイメージしたコミュニティハウスがあり、待合室として利用されています。



続いて着目するのは貴生川駅。

この駅は近江鉄道、そして信楽高原鐵道の乗換駅でもあります。

 

次の水口みなくち宿は草津線ではなく、ここで乗り換えた先の近江鉄道 水口駅周辺に当たります。

今回はそこまで行くことはしませんが、甲賀市役所もある中心的な場所です。

 

貴生川駅では大勢のお客さんが降りていきました。



ここから先の宿場町は山の中へ向かっていき、草津線からも離れていってしまいます。

次は水口宿と並んで近江の宿場町として栄えた土山宿でした。

 

更に坂下宿は鈴鹿峠を抜け、三重県へ入ったところにあります。



終点の柘植駅に到着しました。

2つほどスキップしてしまいましたが、次はきちんと駅もある場所です。

 

柘植駅からは関西本線に乗車します。

紫色のキハ120系。車内が結構薄暗くなってしまっており、あまり好まれない車両です。

 

18:43、柘植駅を出発。

しばらくは山の中を走っていきます。

 

そして関宿に当たる関駅に到着しました。

鉄道路線は山を避けて走っていますが、東海道は水口から鈴鹿峠を突っ切って関まで至るのです。



そしてお隣の駅もまた宿場の駅、亀山駅です。

現在ではJR西日本とJR東海の境界であり、鉄道としても重要な場所。将来的にはリニア中央新幹線の駅も市内に設置されます。

 

JR西日本区間は1両編成でしたが、JR東海からは5両編成。

 

今の所ガラガラですが、四日市など名古屋が近くなればそれなりに混雑してきます。



19:13、亀山駅を出発しました。

次の庄野宿は加佐登かさど駅の周辺、かなり小さな宿場町だったそうです。

 

そして石薬師いしやくし宿はすぐ近く。さっきの庄野宿より大きめです。

 

加佐登〜河曲かわのの中間地点あたりに位置します。

 

いよいよ空も暗くなってきましたが、四日市の工業らしい景色が見えてきました。

今では宿場町という感じがしない四日市市ですが、ここにも四日市宿がありました。

 

また、名古屋の宮宿とは十里の渡しで結ばれていたのです。

 

19:55、桑名宿の桑名駅に到着。

 

関西本線はこのまま名古屋まで繋がりますが、陸上の東海道は一旦ここで途切れます。

 

四日市からも十里の渡しが出ていましたが、ここから七里の渡しで名古屋の宮宿まで行く方がメインとなっていました。

現在の鉄道ルートとしてはあまり使われない、本来の東海道に沿った移動。しかし、京都〜名古屋において東海道本線ルート今回のルートを延長した場合を比較すると、後者の方が距離は短くなっています。

 

距離の短縮度合いはそこまで大きなメリットになりませんが、たまには別のルートで移動してみるのも良いのでは無いでしょうか。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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