中部 JR

1人で4人個室気分!特急ふじかわ373系に乗るならコンパートメント席へ。

2021年2月27日

前の記事
進化を続ける中央線特急あずさ 高速化を目論む、その先は…?

  JR東海の東海の特急ワイドビューしなので塩尻駅に来ました。 ここはJR東海とJR東日本の境界駅で、名古屋とは反対側である東京方面への在来線特急も発着します。   それが特急あず ...

続きを見る

 

ここは山梨県の中心駅、甲府駅です。

中央本線の特急列車が停車し、首都圏エリアに属することからJR東日本の色が濃い駅となっています。

 

そんな甲府駅ですが、ホームの奥に隠れてJR東海の路線もあります。それが甲府駅と富士駅を結ぶ身延線です。

 

今回は身延線の特急列車、ふじかわ号に乗車します。

使用されている車両は373系で3両編成。グリーン車は無く、1両だけ指定席になっています。

2+2のなんの変哲もない座席が並ぶ車内。そんな中一際目を引く座席があります。

 

それがこちら、セミコンパートメント席です。

通常コンパートメントとも呼ばれます。

 

1区画には大きなテーブルと向かい合った4つの座席が備えられています。

リクライニングは出来ず、座面を前へ押し出す機構もありませんが、グループで利用するにはもちろん、1人で利用するにも広い区間を楽しめます。

 

席の間にあった隙間には、肘掛けをスポッとはめられます。

 

コンパートメント席があるのは自由席車両の2,3号車。

しかし、ここだけは指定席になっており、LEDで案内もされています。

この席の購入時には窓口で『コンパートメント席で』とお願いしたり、券売機でふじかわ○号(コ)と書かれたものをタッチすればOKです。

券面の(コ)はコンパートメントのコ。

個室ではないので普通の座席と同じように、指定席料金。

ただし販売方法は普通の指定席と変わりませんから、同じことを考える人が多くいた場合、相席になる可能性もありますので、お気をつけて。

 

コンパートメント席は車両端の貫通扉のすぐ近くにあります。

デメリットとしてはお手洗いなどのために、車両間を移動する方が座席すぐ横で一度立ち止まったり、リクライニングが出来ないことが挙げられるでしょう。



ワイドビューふじかわ号は全体的にゆっくりとした速度で走っていきます。

特に駅を通過するときには44.5km/h。

 

これは駅のポイントを通過する必要があり、制限速度が抑えられているためです。

 

途中の線形が良い所では80km/h以上で走っていきます。それでも電化されている特急列車では遅い速度です。



途中の市川大門駅は中国風で、駅舎が目を惹きます。

これは中国の名碑を集めた大門碑林公園がオープンしたため。旧市川三郷町は和紙生産が盛んだったことにちなんだそうです。

 

コンパートメント席で最大のメリットは、大きなテーブルを使えるところです。

特に1人で利用するときにはこれを独り占めできます。

 

せっかくなので甲府駅で買ってきた、信玄餅を戴きましょう。

 

ビニールを広げてお餅を出してといった食べ方も、全く窮屈な感じはせずに楽しめました。

 

4隅をつまんでモミモミすれば、きな粉とあんみつがよく絡んだ信玄餅の出来上がりです。

 

路線名にもなっている線内で大きな駅、身延駅に到着しました。



この先では列車名のふじかわと同じ、富士川沿いを走っていきます。

速度がゆっくりだからこそ十分楽しめるこの景色。

遅いスピードでも悪いことばかりではありません。

 

しばらくすると富士山も視界に広がります。

裾野がものすごく遠くまであるのが分かって、いかに大きな山なのか感じられました。

 

列車は富士宮駅に到着。一つ手前の西富士宮駅から富士駅までは普通列車も多く走ります。

 

高架を登り複線にもなっていることからも、どれだけ利用される路線であるかお分かり頂けるでしょう。

 

富士駅からは進行方向を変えて、東海道本線に入ります。

 

急に速度を上げ、100km/h以上で走ります。身延線の時とはガラッと様子が変わっていました。



在来線特急が少なく、快速列車も無い東海道本線の静岡地区。

この明るい時間帯に高速で駅を通過していくのは新鮮でした。

 

由比の辺りでは東名高速道路,国道1号線,東海道本線が集まって、濃い青色の海も見られます。

 

富士駅の次に停車するのは清水駅。

清水区には20万人以上の人口がいて、静岡市の中でも大きな街の中心地です。

 

途中では静岡市内の私鉄、静岡鉄道が並走します。

駅もかなり狭い間隔であって、JRとの役割分担がなされていることがよく分かるものです。

 

いよいよ終点の静岡駅に到着、長い間占領していたこの座席ともお別れです。

先にデメリットを挙げましたが、それを踏まえてもこれだけの空間を自由に使えて非常に快適に感じました。

 

大きな窓からは富士川や富士山など、静岡を感じられます。

このような座席があるのは特急ふじかわの他、飯田線の特急伊那路にも。

 

ぜひグループで利用する時を始めとして、空いているときにはお一人でも、この座席をチョイスしてみて下さい。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

次の記事
新幹線自由席はきっぷを分けておトクに!安くなる以外のメリットも。

  今日は東海道新幹線に乗って静岡駅から豊橋駅へ向かいます。 新幹線には当然特急券が必要ですが、普通の方々は静岡から豊橋まで買うことでしょう。   しかし静岡から豊橋までの自由席特 ...

続きを見る

\SNSでシェア/

クリックで応援お願いします!

おすすめ記事

パスケース

鉄道・バス等公共交通機関を利用した旅行の様子をご紹介します。交通機関のレビュー、車窓の解説が多いです。

-中部, JR

Copyright© Pass-case , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.