北海道 JR

JR北海道 減便・臨時化・18駅廃止へ。札沼線に新駅も。

近年、JR北海道は列車の減便や駅・路線の廃止をしています。

JR北海道は経営を維持しつつ、札幌を中心とした都市圏内や都市間輸送をなるべく優先しているのです。

 

しかし2020年、新型コロナウイルスの影響で旅客輸送需要が低迷。JR北海道は2020年度の事業減収は400億円に上る見通しと発表しました。

特にインバウンドの需要の大きかった北海道においては、元通りに回復する見通しは立っていません。

JR北海道は10月14日、2021年春に予定されているダイヤ改正で特急列車を含む減便や、定期列車の臨時化を検討していると発表しました。

これまでとは違って予想外の状況に対応せざるを得なくなってしまったのです。

 

特急列車の減便・臨時化ほか

『北斗』(札幌〜函館)
定期24本→定期20本+臨時2本

7両編成の『北斗』は5両編成に短縮され、多客時に増結されます。

 

『カムイ』『ライラック』(札幌〜旭川)
定期48本→定期44本+臨時4本

 

『大雪』(旭川~網走)
定期4本→臨時4本

札幌~網走を走る『オホーツク』4本は現行の本数が維持されます。

 

『サロベツ』(旭川~稚内)
定期4本→定期2本+臨時2本

札幌~稚内を走る『宗谷』2本は、現行の本数が維持されます。

 

『おおぞら』(札幌〜釧路)
6両編成のおおぞらは5両編成に短縮され、多客時に増結されます。

普通列車の減便

特急以外の列車についても減便が行われます。

札幌圏では快速エアポートを含む列車が平日に10本程度見直し、さらに土休日には追加で早朝時間帯の10本程度が運休されます。

 

他にも函館本線(滝川~旭川)、留萌本線、石北本線、宗谷本線(旭川~名寄)、根室本線(滝川~新得~帯広)でも利用の少ない列車の運行について見直すとしています。

根室本線については災害運休区間(東鹿越〜新得)を含みます。

 

駅の廃止

駅についても、極端に利用の少ない36駅のうち、現在18駅程度について沿線自治体と廃止に向けて協議が進められています。

こちらについては別のブログ記事にて詳しくご紹介していますので、そちらをご覧ください。

 

JR北海道は年間の経費節減額を、列車の減便・減車が約5億円、駅の廃止・自治体管理が約5000万円としています。

 

札沼線(学園都市線)に新駅

話は変わりまして、こちらは嬉しいニュースです。札沼線(学園都市線)の、あいの里公園駅~石狩太美駅の間に新駅が設置されることが発表されました。

こちらの新駅は請願駅で、当別町やロイズコンフェクトが設置要望をしていました。

当別町は定住・交流人口増加を目指しており、札幌圏への通勤通学の利便性を高めようとしていたところです。

ロイズコンフェクトは「Royce'(ロイズ)」というチョコレート菓子を展開し、見学施設や店舗を兼ね備えた工場拡張を計画しています。

JR北海道の新駅は2002年に函館本線の流山温泉駅が開業して以来です。

新駅は1面1線の無人駅として計画されています。
また、当別町はバス、タクシー、一般車の乗降場、パーク&ライド用の駐車場を備えた駅前広場の整備を進めます。
新駅の名称や開業日などは今後告知されるようです。

新駅のイメージ図はこちら

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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