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【乗車記】〜14時間鉄道の旅〜 WEST EXPRESS銀河グリーン個室旅行記【W.Exp.5】

記事内の写真は鉄道系動画投稿者の西園寺さんによる撮影です。ご協力ありがとうございます。

 

先日は京都駅からWEST EXPRESS銀河で出雲市駅までやってきました。こちらは12時間の運行でしたが、上りの出雲市から大阪は14時間ものロングランです。

【銀河の夜明け】朝日に照らされ山陰を走るWEST EXPRESS銀河乗車記【W.Exp.銀河2】

WEST EXPRESS銀河の写真は鉄道系動画投稿者の西園寺さんによって撮影されたものです。ご協力ありがとうございます 昨夜京都駅を発車し、関西・山陽の都市圏を走り続けたWEST EXPRESS銀河。 ...

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ツアーではなくても同じダイヤであり、サンライズよりも長時間走る、日本で一番長い夜行列車となります。

WEST EXPRESS銀河が出雲市駅に入線してきました。
キラリと目を光らせながら走る瑠璃紺色の列車。とても格好良いです。

 

今回もグリーン個室ですが、行きとは違うお部屋。
以前とは少し違った形ではありますが、基本的には同じです。

【最高の列車】WEST EXPRESS銀河の車内を探検する【W.Exp.銀河3】

『WEST EXPRESS銀河』の写真は、下に何も書かれていないものは西園寺さん、(hakaseさん撮影)と書かれているものはhakaseさんによる撮影です。ご協力ありがとうございます。   ...

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夕方からの夜行列車

多くの方々に見送られながら、16時丁度、出雲市駅を出発します。
宍道、玉造温泉、松江、安来、米子、根雨、備中高梁、神戸、三ノ宮、大阪の順に停車していきます。
山陰本線、伯備線、山陽本線、東海道本線の401km。14時間12分の長旅です。

 

明るいうちに出発する夜行列車と言って思い浮かべるのが北海道へ行っていたブルートレイン。列車が生活の場になりかける、かつての夜行列車の感覚が思い起こされます。

 

16時15分、宍道駅を発車し、宍道湖がずっと見えてきました。グリーン個室は窓2枚分もの広さのため、車窓を広く眺められます。

 

玉造温泉駅に到着。
1300年も前から美肌効果があるとされた神の湯。
シャワーの無いWEST EXPRESS銀河ですが、温泉に入った後に夜行列車に乗るのを想像するだけでも楽しそうです。

 

ここでグリーン個室の1人用個室に入らせて頂けたそうです。

 

2人用とは違って椅子と向かい合うテーブルは無く、まさに1人用寝台そのもの。
ベッドに転換する体験は出来ませんが、こちらのほうがゆったりは出来るように思います。

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他にも2つの座席が1つのベッドとなる、ファーストシートを体験。
こちらの座席については同じく動画投稿者のhakaseさんにご協力いただいた別の記事にて紹介しています。

ファーストシート(グリーン車)の紹介 WEST EXPRESS銀河【W.Exp.銀河】

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16時37分松江駅に到着。

まつえ若武者隊の本間亀二郎さんが高笑いしてお出迎えして下さいます。

 


かなり個性的な方で、謎のちゃんねるさんとのやり取りも、とても面白かったです。

 

17時05分松江駅を出発。
松江駅でも駅員さんに横断幕や旗でお見送りして頂きました。

 

17時27分、安来駅に到着。
安来市はどじょうすくいが大変有名なまち。その格好をした方がいらっしゃいました。

 

17時38分、米子駅に入線。
鉄道ファンや駅員さんの他にも、地元の方々や偶然見かけたのであろう学生さんなど、物珍しそうに写真を撮影されています。

 

17時48分に米子駅を発車。
WEST EXPRESS銀河を追いかけ続けていらっしゃった謎さんもお見送りなさっていました。


 

 

鳥取県の中国地方最高峰、大山が見えてきます。山陰本線から伯備線へ入るところで見られる雄大な景色です。



 

車窓は暗闇へ

伯備線は中国山地へと入り、トンネルから出る度に空の明るさも暗くなってきました。
日野川沿いを走りながら、デッキの窓から入る風も冷たいです。

 

18時25分、鈴虫の声が響く根雨駅に降り立ちました。
地元の方々が駅の外からも写真を撮ったりしていて、本当に多くの人々が楽しんでいるのだなと感じます。

 

暗くなりますと、WEST EXPRESS銀河の暖かな光が本領を発揮してきました。

 

今回は日本旅行によるツアーのため、『銀河一番星』弁当をいただけます。

 

それにも関わらず、なぜか西園寺さん、お寿司を100巻も持ち込んだそう(笑)

 

こちらが銀河一番星弁当の中身。
いろんな種類のご飯やおかずが入った豪華なもので、様々な料理が楽しめます。

 

20時04分、ドアは開かないものの新見駅に運転停車。ここで運転士さんが交代します。
サンライズ出雲は停車するのにこちらではドアの扱いをしないというのが少し不思議なところです。

 

21時25分、備中高梁駅に到着しました。
上り方面では最後に降りられる駅で、35分間停車します。

 

今回は日本旅行のツアーのため、夜食などの引き換えがあります。
通常の運行時でも停車時間の長さを活かして、食べ物の販売などがなされることでしょう。

 

備中高梁駅は一時期話題になったツタヤ図書館、スターバックスがあります。
蔦屋書店やスターバックスはWEST EXPRESS銀河の停車日に限って、22時まで営業されるようです。

 

備中高梁駅の発車標には東京行きのサンライズ出雲と大阪行きのWEST EXP.銀河が現れました。夜行列車の表示が並ぶとは本当に感動的です。

 

出雲市駅を3時間後に発車したサンライズ出雲が入線。夜行列車が寝台特急に抜かれるなんて実に素晴らしい光景です。

 

サンライズが出発した12分後、備中高梁駅を出発します。
22時になるのにも関わらず、わざわざペンライトまで振ってお見送りしてくださいました。

 

中国山地を走ってきましたが、段々と山陽の明かりが見えてきます。
伯備線と山陽本線の合流する倉敷駅で運転停車です。

 

ここではWEST EXPRESS銀河と同じ、117系普通列車が見られました。

 

22時42分、中庄駅に到着。ここでは何本か普通列車に道を譲るため、1時間30分程度停車します。

 

到着直後の22時43分、お休み放送が流れ、消灯となりました。
出雲市方面の消灯時間は23時30分でしたが、大阪方面は到着が早朝のため、その分消灯時間が早まっています。

 

ここで、備中高梁駅で引き換えたお夜食をいただきます。
天空の城つまみ食いという鮎弁当とパンツェロッティが選べ、西園寺さんは後者の揚げピザにしたようです。

 

0時27分、岡山駅に到着。上下ともに停車はするものの、扉は開きません。



 

旅の終わりへ

翌朝5時、西明石駅の1つ手前の大久保駅にて起床です。この駅では2時間以上停車しています。

停車中には東京駅からの寝台特急サンライズが通過します。隣に貨物列車が停車していたり窓の明かりがほとんどついていないため、あまりよくわかりません。
この列車からは上下方面両方のサンライズ出雲を見られるのです。

 

5時25分、大久保駅を発車。空も明るくなり、本当のサンライズも近くなってきました。

 

山陽新幹線の高架をくぐり、西明石駅を通過。ここから複々線区間が始まり、一生懸命走っていきます。

 

出雲市のときには真っ暗でよく見えなかった明石海峡大橋ですが、段々明るくなってきた景色に大きな吊橋が現れました。

瀬戸内海の向こう、淡路島にはたくさんの灯りがついています。

 

複々線区間を100km/hで駆け抜け、普通列車を追い抜かします。銀河は後ろを走っている列車から逃げていくようです。

 

東の空では太陽が旅の終わりを告げてきました。

 

5時38分、おはよう放送が流れ、新しい1日の始まりです。

 

5時46分、神戸駅に到着。
備中高梁駅から8時間近く開かなかったドアが開きます。

 

5時50分、三ノ宮駅に到着しました。
グリーン個室では最後の寝心地を楽しみます。長い時間本当に楽しませてくれた空間に別れを告げるのは名残惜しいことでしょう。

 

いよいよ眩しい朝日が雲から姿を現し、都会の景色を照らしていきます。銀河のライトのようにまばゆく暖かな光です。

 

110km/hで走る風を直接浴び、WEST EXPRESS銀河の旅が蘇ります。

 

淀川を渡り、本当に最後の鉄路となりました。

 

たくさん達そびえる大都会、この景色をバックに響くハイケンスのセレナーデの車内チャイムには感動します。

 

下り列車は京都駅の発車でしたが、上り列車は大阪行きです。
これは今から始まる朝ラッシュの影響で後続の列車の邪魔になってしまうからではないかと思われています。

 

6時12分、大阪駅11番線に到着。

 

魅力的な地域を星に見立て、それを結んでいくことから名付けられた『銀河』。

 

西園寺

運良くグリーン個室が取れましたが、個室からついつい出たくなる列車。

至る所のフリースペースやデッキに集まり、乗り合わせた人同士と会話が弾みます。

WEST EXPRESS銀河は乗客同士をも結びつける列車でした。

 

この列車がこれから長きに渡って走り続け、魅力的な地域を、そして人と人を結びつける列車であり続けることを願います。

 

最後に、今回ご協力いただいた西園寺さんに改めてお礼申し上げます。

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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