前回駅名に隠されたお話をしましたが、今日紹介するこの駅も独特な駅名で、由来も様々な説があるようですよ!
↑愛知県豊明市は前後駅でした!
よくよく考えたら前後駅って名前、すごくないですか?
この駅名の由来を先に紹介したいのですが、実は決定打がなく、大きく3つの説があるんです。それが、
①桶狭間の戦いで首が前後に転がっていた
②桶狭間の戦いの褒賞を得るために兵士が敵へいの首を前後に肩にかけた
③間米(まごめ)村の前にあるから前郷(ぜんごう)→前後(ぜんご)
の以上3つ。
2つはかなりグロテスクですが、桶狭間の戦いは豊明市内とされているので不自然さはないですね。
ただ、前後と呼ばれるようになったのは明治かららしいので③が一番有力らしいです。
ちなみにWikipediaは③を紹介しています。
それではいつも通り駅の紹介を。
↑1、2番線ホーム
名古屋方面ホームです。
↑3、4番線ホーム
豊橋方面ホームです。この駅は島式ホーム2面4線とそれなりの規模を誇っています。
↑改札口
急行停車駅で、豊明市の中心として機能しており、かなり台数は多め。
じつは鳴海駅や新安城よりも利用客が多く、急行停車駅としては名古屋本線一の利用客です。
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↑駅舎
橋上駅舎で、駅舎にはファミリーマートや薬局が入っていました。名鉄の駅舎によくあるクリーム色が使われています。
↑駅前はこのように広いペデストリアンデッキになっています。
と、あれ?駅名板の後ろになにか…。
↑名鉄でよく見る駅名板の影に昔ながらの駅名板が残っていました。
外さずに残してくれたのか、はたまた外すが面倒だったのかは不明ですが、こういうのが残っているとテンションが上がりますね。
↑最後は駅前の市章をモデルにしたオブジェで締め。
実はこの他にも『きのっぴい』というからくり時計のオブジェがあるそうです。そんなことは知らなかったので見事にスルー。
皆さんはぜひ探してみてくださいね!
ユーモラスな木をモチーフにしているそうですよ。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。