先日、700系ラストラン、のぞみ315号の運休が決定しました。1999年から21年間走り続け、最後がこのような形になってしまい非常に残念ではありますが、仕方ありません。
3/8のラストランに乗車する予定はなかったのですが最後に乗車しようと、新大阪から京都の非常に短い区間ですが、指定席喫煙車に乗車してきました。
ありがとう装飾の撮影者がたくさん!
19:23発の東京行きに乗車します。N700であれば禁煙マークが交互に表示されるのですが、こちらはされません。
また、引退1か月ほど前からこのような装飾がされ、多くの鉄道ファンが集まっていました。
風を切って駆け抜けるような700系がラインにデザインされていてとても印象に残るものに感じます。
このときも先頭の方は多くの人でいっぱい。
そして、折り返し東京行きに。
やっぱり尾灯よりも先頭の方が格好が良いです。
700系西日本車では行き先方向幕でなく、LEDになっています。これがJR東海の700系が特に人気である理由の1つです。
モケットは昭和間のある座席から垢抜けたようなデザイン。
N700ほどスタイリッシュではないけれど、馴染みやすいものです。
喫煙マークのない車両の案内も見納め。
背面テーブルはN700のように座席の幅一杯に備えられているのではなく、はまっているような感じ。
そのためN700系より一回り小さくなっています。
現在では新幹線でノートパソコンを広げてお仕事をなさる方も多くなったため、大きい方が便利でしょう。
ちょうど新幹線のニュースがなくなるとの報道があったばかりでしたので、700系にかかわらず撮っておくことに。
N700では白を基調としたカラフルなLED表示ですが、こちらは色が制限されています。
京都駅に到着。
これから東京へ向けて、多くの人に出迎えられ、そして見送られながら走っていきます。
700系関連の商品
まずはのぞみ停車駅の売店や車内販売で取り扱っている『ありがとう東海道新幹線700系弁当』をご紹介します。
中身は違うのですが、700系デビュー時のパッケージが再現されています。
今となっては一昔前の車両となってしまった700系ですがかつては東海道新幹線の看板ともなっていたもの。
それがよく分かるようなデザインです。
中身は深川めしや味噌かつなど、東海道沿線の名物がたくさん入っています。
また、このようなカードもついています。
4種類あるようで、これを全部集めるためにいくつも購入した人もいるようです。
以前までは週変わりでしたが、最終週はランダムになっています。
続きまして車内販売のホットコーヒー。
カップに700系が描かれている他、コーヒー自体も700系デビュー当時のものが再現されているそうです。