中国・四国 JR

築80年超の木造駅舎・因原駅[三江線駅めぐり(8)]

2018年8月20日

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前回(part.7)の記事

 

2017年3月21日

 

道の駅・インフォメーションセンターかわもとでしばらく休憩し、駅観察へ。

因原駅近くにはローソンもあり、街、という印象があります。

 

↑因原駅(西口)

商業施設のある所から直接ホームへ入ることのできる入り口です。

 

↑駅名標。

 

↑三江線石見神楽愛称駅名標は「剣舞」。

由来はないそうです。

 

↑せっかく商業施設からホームへ行けますが、こちらのホームは1999年に廃止されています。線路もはがされていますが、当時はホーム同士をつなぐ跨線橋もあったそうです。

 

さて、それでは駅舎へ向かいましょう。


駅舎へ行くには近くの踏切まで大回りしなければなりませんので少々面倒。

↑因原駅

現在は無人駅ですが、旧駅事務所を運送会社が利用しており、しんみりとした雰囲気はないです。

川本町では石見川本駅は旅客中心、因原駅は貨物中心の駅とされていました。

昭和57年に貨物営業は終了し、駅は無人化されましたが、駅は運送会社のおかげで暖かな雰囲気でした。

利用客が1日3人とは想像つかないほど。

 

この駅舎は昭和9年10月建造。

同年11月8日に開業しているので、当時からの駅舎です。

 

待合室内に入りますと

 

↑待合室内には鉄道ファンの方が撮影した何枚もの写真がはられていました。

それもこのパネルが4枚分ほど。これは圧巻ですね。

 

↑ホーム

単式ホームの1面1線。

先ほどの通り、向こう側のホームは廃止されています。

 

↑待合室内には口羽駅にもあった三江線全通記念入場券のコピーや、因原駅の駅スタンプ、写真などが貼られていました。

 

↑時刻表

 

↑駅舎内

左側には駅事務所跡があります。運送会社が入っていると言っても、窓口の営業をしている訳ではないですからね。

運送会社が利用するであろう台車も放置されていました。

 

↑待合所

木製のベンチが壁にはりついているほかに、中央にベンチが2つあります。

水色と白のベンチ、一昔前に結構いろんなところにありましたよね。

 

↑簡易駅名標

 

↑ホーム三次方

昔対面式ホームだった時代の分岐点跡が遠くに見えます。

 

↑ここでまだ乗らない、浜原行きの列車がやって来ました。

と、ここでなんと、

 

おやっ?

 

↑おおー!

 

三江線ではよく知られる、石見神楽列車がやって来ました。

 

↑浜原へ向かう列車

 

さいごにいいものを見れて良かったですよ。これを見ずに終わってしまうところでした。

 

↑ついに三江線に乗るのもこれが最後。

江津行きに乗車します。

 

夜の江津駅で三江線を色々見る

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