ここは沖縄県最大のターミナル、 那覇空港です。
ここからは国内外へ飛行機が飛び交っており、南の島の玄関口として機能しています。
今回は、那覇から新千歳を結ぶPeach便に搭乗します。
出発30分前までのチェックインが必要なのですが、色々寄っていたらかなりギリギリになりました。
那覇〜新千歳便は国内最長路線となっておりまして、所要時間は3時間20分です。
ただし、気流の影響を受けるため新千歳→那覇の方が長く、こちらは3時間45分。その意味では逆方向のほうが国内最長感があります。
そんなに乗る人はいないだろうと思っていたら、搭乗口には大勢の方が列を作っています。
これは完全に予想外、北海道と沖縄を行き来する人ってこんなにいるんですね。
ショッキングピンクが目を引き付けるPeachの機体。
安っぽさは否めませんが、それこそが魅力なのです。
予想外にもお客さんがたくさんいた機内、3人掛けシートの窓側に押し込まれます。
辺りを見渡しても空いている席は無く、満席のようにも見えました。
アテンダントさんによる機内安全の実演がされまして、離陸体制に入ります。
5月ですが梅雨に入ったばかりの沖縄、二重窓の外側ではどんどん水滴が吹き飛ばされていきます。
那覇空港を離陸しまして、沖縄の海上を飛び立ちました。
ぐんぐん高度を上げて、すぐに雲の上へ。
この日は結構雲が多かったので、あまり景色を楽しむことはできません。
座席についても非常にシンプル。
USBポートなどの充電もなく、薄っぺらいテーブルと簡単なリクライニングだけです。
ドリンクサービスもなく機内販売になってしまうので、那覇空港にて琉球コーラとパイナップルサンドを買ってきました。
つぶつぶとした果肉が入っており、とても美味しかったです。
18:20、機内販売終了時間に。
夕焼けに気づくこともなく、いつの間にか暗くなっておりまして、空には月が出ていました。
シートベルトサインが点灯しました。多少揺れることもありまして、全国的に雲が多めのようです。
雲の切れ間からは時々、陸地っぽい部分を見られましたが、やはり飛行機は晴れの日で無いとあまり見るところが無いですね。
19:05、最終着陸体勢に入ります。
真っ暗な空の下、色鮮やかなライトが道を示し始め、北の大地に降り立ちました。
北海道で一番大規模な玄関口、普通の夜景では見られない青や緑の光が遠くまで見えています。
ボーイングブリッジが繋げられまして、順番に降りていくことに。
サッポロビールクラシックの広告も出ており、本当に北海道へ来たのだと実感させられます。
何度も来ている北海道ですが、飛行機で降り立ったのはこれが初めて。それが那覇からの便になるとは思いませんでした(笑)
今回は金曜日に搭乗し、ちょうど1か月前に予約したところ、料金は12090円。飛行機の旅が好きな方であれば、気軽に楽しめるのではないかと感じました。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。