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今回のルート
倉敷〜福山
伯備線の特急やくもで倉敷駅に来ました。
倉敷市は岡山県第二の都市、大きく立派な駅舎となっています。
反対側はアンデルセンの童話をイメージしているとのこと。ペデストリアンデッキからは商業施設へと続いていました。
今回乗車するのは2022年春のダイヤ改正で廃止される、快速サンライナーです。
1984年2月に岡山〜福山の快速が廃止され、1989年3月のダイヤ改正で快速『SUNライナー』として運転を開始しました。
この列車は岡山駅〜福山駅を結ぶ列車。この間を高速で走ってくれるのは、かなり便利なものでした。
今回は倉敷から乗るので、特にスピードを出す岡山〜倉敷は走りませんが、最後の乗車ということで取り上げてみることにします。
快速サンライナーの停車パターンは、2種類あります。
黄色で示されたサンライナーの数字には、◆と★のマークが付けられています。
今回乗車するのは★なので、停車駅は新倉敷、笠岡、東福山です。◆との違いは金光駅に停まるかどうかとなります。
接近メロディーが鳴り響く中、列車が入線してきました。
黄色い117系の先頭には、オレンジの快速の文字が出ています。
倉敷の美観地区をイメージした、なまこ壁のプラットホーム。大きな音を立てながら、倉敷駅を出発していきます。
伯備線が並行して走る、高梁川を渡ります。
山陽新幹線が近づいてきまして、ちょうど高架を走っていきました。
最初の停車駅は新倉敷駅です。
ここは新幹線との乗換駅で、隣がのぞみ停車駅の岡山駅ということもあって、そこまでの利用価値が無いとされています。
特にこの快速サンライナーは、最短11分でここを結んでいました。
向かいのホームにはドクターWESTと呼ばれるキヤ141が停車中。
こちらはJR西日本が使用している、事業用検測車です。
この列車は、次の金光駅は通過します。
サンライナーが廃止されると同時に、運行区間の短縮がされる予定。そのため岡山から金光行きの列車が誕生します。
この駅のみどりの窓口は春のダイヤ改正で廃止されることが決まっています。
次の停車はカブトガニで有名な笠岡駅です。
ここで先行の普通列車を追い抜きました。
山陽新幹線が近づいてきまして、東福山駅に停車。
大きな高架の下に設置されています。
そして福山城がすぐ横に見られる、福山駅に到着しました。
列車は普通列車に幕を変えまして、そのまま折り返します。
岡山から広島方面へ抜けるのに便利な快速列車で、無くなってしまうのは非常に残念なものです。
再び快速として走り始めてくれることを願いたいです。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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