ここは岡山駅、これから特急列車に乗って山陰へ向かいます。
東京からやってきたサンライズ出雲に乗車します。
ノビノビ座席に寝っ転がりながら、向かうのは鳥取県です。
今日は県内の温泉をめぐる旅になります。
岡山から乗車する方も5人以上はいらっしゃいました。
倉敷駅のなまこ壁ホームを見ながら、伯備線へ入ります。
朝からのんびりコーヒーを飲みながら北上。
時々寝っ転がりながら、幻想的な川の景色をぼんやり眺めます。
米子駅に到着しました。
イオン行きのバスに乗って、向かうのは皆生温泉です。
米子市観光センターまでの料金は300円でした。ここには足湯があって、十分リラックスできます。
やってきたのは、おーゆ・ランド。
入浴料は450円、ホテルやレストランが併結された施設です。
営業時間は10時から。露天風呂もありますが銭湯みたいなところです。
皆生温泉はもっと温泉街らしい感じのところもありますが、一番最初に来るにはちょうどよい感じでした。
バスがやって来る米子観光センターには、『ポケふた』と呼ばれるマンホールが設置されています。鳥取県内の各市町村にあり、サンドというキャラクターで揃っています。
再び路線バスに乗車しまして、米子駅へ戻ります。
現在米子駅では新駅舎の建設工事中。
かつての国鉄駅舎は完全に消滅してしまいました。
0番線の境線ホームには、鬼太郎列車が停車中。
終点の境港駅からは水木しげるロードが延びています。
ここからは普通倉吉行きに乗車。性能の高いキハ126系での運行で、快速とっとりライナー、アクアライナーにも使用されます。
左手には日本海が広がっています。山陰本線にはもっと近くで見られる区間がありますが、海沿いに立つ瓦屋根の街並みからはローカルらしい雰囲気を感じられます。
倉吉駅に到着しました。
ここは関西から鳥取を結ぶ特急スーパーはくとの終着駅です。
前面展望を楽しめるカッコいい特急列車が、停まっているところでした。
倉吉は白壁土蔵群の有名な場所。マンホールもそれでした。
当初の予定では、はわい温泉に行こうと思っていましたが、日帰り温泉が完全に無い様子。
そういう訳で隣の松崎駅の近くにある、東郷温泉へ行くことになりました。
ホームにはレトロな厚い看板が良き味を出しています。
松崎駅は簡易駅舎で無く、駅舎が残されています。
道を歩いていると温泉が湧いていました。
温泉地としてそこまでの知名度が無くても、このような光景を見られるのは驚きです。
日帰り温泉をやっているという、養生館に到着しました。
昔ながらの旅館という感じで、落ち着いた雰囲気です。
ここに写真を載せられないのが残念ですが、だだっ広いお庭の中に温泉があるような露天風呂。さらに東郷池を目の前に見られて、素晴らしかったです。
予定して来たわけではありませんが、非常に素敵な場所でした。
倉吉駅に戻って来ました。
これから向かうのは三朝温泉です。
バスは観光案内所の前に停車、料金は480円です。
あんまり露骨に映すことができないですが、この河川敷には混浴露天風呂『河原風呂』があります。
温泉街も昭和感あふれる良い雰囲気でした。
その先にはちょっとした、三朝神社があります。
ここの手水は、なんと温泉。
いつもなら辛いお清めですが、むしろ漬けていたいぐらい和みます。
三朝川を渡って宿の方へ。
今回はブランナールみささに泊まりました。
バブル感のある外観で、温泉宿らしさはそこまでありません。
しかし夜ご飯は何とも豪華。盛り付け方も非常にキラキラしており、一番の食事でしょう。
ご飯を食べた後には川を渡って、先ほども通った商店街を歩いてみることにしました。
ショーウィンドウには和紙灯りが吊るされており、素敵な光景が広がっています。
古くからの温泉街の中に浮かぶ灯り、寒空の下でしたが出てきて良かったです。
おはようございます。
朝ごはんを頂きまして、この温泉旅も終わりです。
鳥取県の温泉はそこまで日帰り向けではありませんでしたが、一つのテーマを決めて巡ってみるのはとても面白かったです。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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