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【札幌→函館高速バス】千歳線が不通に!最終の高速はこだて号乗車記[2021北東パスローカル(4)]

2021年9月14日

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今日は北海道から本州へ帰る日です。

室蘭から八戸への夜行フェリーに乗船する予定だったのですが、雨による千歳線の線路冠水によって運転が見合わせになってしまいました。

 

しばらく東京オリンピック札幌会場の様子を見たりして滞在していましたが、結局状況は変わりません。

 

仕方がないので今回は違う方法で脱北することにします。

 

やってきましたのはすぐ横のバスターミナルです。

函館まで高速バスに乗りまして、フェリーで青森へ向かうことにしました。

札幌〜函館の高速バスには、ニュースター号とはこだて号の2種類があります。

参考
【便利で安い!】札幌→函館の夜行バス ニュースター号に乗車

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ニュースター号については以前夜行便を利用しました。気になる方はぜひそちらをご覧ください。

 

突然で座席の予約をできていないので、9番のりばにある乗車券の発売所で直接購入します。

 

出てきました乗車券は細長いチケットのようなものです。

一般の大人で片道4900円、学割によって4370円になっています。

 

バスが出るのは16番のりば。現在深夜便は運休なので、これが函館へ行く最終便です。

 

やってきたバスは鮮やかな群青色をしています。

顔には金文字で『Hakodate-Gou』と書かれていて、なんとなくリッチ感がありました。

乗車券を運転士さんに見せまして車内へ。

3列シートの座席は完全に独立しており、ニュースター号と同じような配置です。

 

レッグレスト・フットレストがあり、足を前の座席下に入れられるので、かなり快適に過ごすことができます。

 

また、使い捨てではない結構しっかりしたスリッパも用意。足を楽にして過ごすことができます。

 

肘元にはコンセントが設置されているので、充電も可能です。

 

やや小さいですがインアームテーブルがあり、軽食や軽いものなら置いておけます。



18:10 札幌駅前ターミナル出発

高速バスはビックカメラも入る大きな商業施設、ESTAの下を出ていきました。

 

この日は東京オリンピックの競歩・マラソンが行われる前日。

交通規制のためルートはある程度異なるかもしれませんが、札幌の中心部を走っていきます。

 

ちょうど横切ったのは大通公園です。

 

公園沿いを走っていき、テレビ塔のすぐ横にまで近づきました。

 

18:20、中央バス札幌ターミナルに到着。頭から突っ込む形での停車です。

 

出発すると目の前には留萌行きの中央バスがいました。

 

豊平川を渡り、国道12号を通って郊外へ出ていきます。

 

と言ってもここは札幌、いろんなお店が立ち並ぶ南郷通を走っていきます。

 

18:48の2分遅れで大谷地駅に到着、ここは札幌市営地下鉄東西線の駅です。



札幌のバス停3つに停車し終えたところで高速道路に乗ります。

札幌南ICから道央自動車道へ入りました。

 

読み方が独特な輪厚わっつPAの横を通過していきます。

最初に聞いたときはWhat's?と二度聞きしてしまいそうです。

 

千歳線が完全に止まっている中、バスは並行する高速道路を悠々と走っていきます。

 

千歳ICでは新千歳空港へ向かう出口が東へ向かいます。

 

だいぶ西の空を見ていると日が暮れてきています。

そんな風景を見ていると、段々と眠りについてしまったのでした…。



有珠山PAでの休憩で目を覚ましました。

時刻は20時過ぎ、この時間ではショッピングなどできず、稼働しているのは自動販売機くらいでした。

 

高速バスに乗るのは大抵が夜行便なので、真っ暗な中で浮かび上がるバスに馴染みがあります。



休憩を終えてバスは再び出発。

本当に辺りは真っ暗です。

 

その後高速道路を走り続け、21:58に八雲、22:33に森町の駅周辺に停車していきます。

 

一般道を走っていると、遠くには東横インの青いサインが浮かんでいました。

 

その光の主は北海道新幹線の終着駅、新函館北斗駅です。

 

到着は23:06なので、まだ最終の23:40発はこだてライナー各駅停車便に乗車できます。

 

しかし、七飯・桔梗とこのバスもまるで各駅停車のように止まっていくので、そこまで重要ではないと思われます。

 

23:37五稜郭駅前に到着、今回はここで下車します。

このバスはその後23:45に函館駅前ターミナル、終点の湯の川温泉東には24:05の到着です。

 

札幌から函館までは高速バスで5時間半。今回は千歳線運休のためやむを得ずでしたが、急がないのであれば特急北斗ではなくこちらの選択もかなり良さそうです。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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