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今日は金山駅の東海道本線ホームに来ています。 これまでJR東海のホームドアは東海道新幹線にしか設置されていませんでした。 しかし2016年12月、JR東海は在来線においてもホームドアの設 ...
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金山駅から普通列車で1時間、やって来たのは瑞浪駅です。
ここへ来たのは中央本線で運行されているホームライナー瑞浪に乗車するためです。
中央本線では名古屋から多治見,瑞浪,中津川を結ぶライナーが走っており、中には特急しなのに使われる383系で運行されるものもあります。
列車は回送幕で瑞浪駅に入線。神領駅の車両基地から送り込まれて来ました。
到着すると幕回しが行われます。
中には実際には運行されていないと思われる、特急しなの妙高高原行き等も入っていました。
最終的にはもちろんホームライナーの表示を示します。
ホームライナーに乗車するには乗車券の他に乗車整理券も必要です。券売機でライナー券から購入できます。
券面には席番が書かれており、ここに座ることになります。
座席を端から詰めていくように販売されており、お客さんが隣同士埋まっていきます。
そのようなシステムのため窮屈になる関係上、空いている座席に座って乗車整理券を車内で購入する人も多くいます。
しかし最近では予め購入した券面に関わらず、どの座席に座っても良いとされています。昨今の情勢に関わらず、この方がリラックスできて快適そうです。
列車は瑞浪駅を出発しました。
このホームライナーで一番の特徴は、振り子を作動させて走るところ。
このようなカーブでも車体を傾けて走っていく様子は、特急さながらです。
列車は120km/hを少し越える速度で走っていきます。
土岐市駅に到着。5分後に快速列車がやって来ることもあってホームには数人列車を待っていましたが、5,6人はこの車両にも乗り込んできました。
この列車目的で乗っていそうなファンの方もいらっしゃいましたが、普段から利用している人が多い様子でした。
多治見駅に到着しました。
多治見から名古屋は本数や利用者が多い区間、ここから乗車する方もかなりいらっしゃいます。
列車は愛知〜岐阜にかけての山中を走っていきます。
定光寺駅周辺の渓谷を大きな窓から見られるなんて、この列車で通勤する方が羨ましいです。
山の区間を抜けて高蔵寺駅手前では愛知環状鉄道の線路が合流。
高蔵寺駅には特急しなのが停まらないため、383系が停車するのはホームライナーのみ。
名古屋市のベッドタウンである春日井市の中でも鉄道利用の多いこの駅に停車することで、通勤客を都市部へ輸送します。
列車は神領駅周辺の車両基地近くを走ります。
あちらに見えるのはかつて座席指定列車のセントラルライナーとして走った313系8000番台。
夜に運行される名古屋から瑞浪へのホームライナー瑞浪はあちらの車両で運行されています。
他にもあおなみ線の車両が停まっているのが面白いところです。
列車は春日井駅、勝川駅等を通過。
快速が停まる駅であっても高蔵寺駅の後、春日井市内の駅には停車しません。
勝川を通過した後には急カーブがあって、383系は振り子を活かして大きく傾きながら走っていきます。
名古屋市内に入って瀬戸線の高架が近づいている所、大曽根駅に到着しました。
大曽根駅に特急しなのの車両が停まるのはこれくらいでしょう。
次に停車したのは千種駅。地下鉄の東山線へ乗り換えられるターミナル駅でもあります。
その後列車は特急しなのと同様、遂に130km/hに達しました。
東海地区で130km/hも出すのは特急しなのとホームライナーだけ。特に名古屋の都会を高速で走っていくのは迫力があります。
金山駅に到着しました。
東海道本線,名鉄,地下鉄が集まり、金山総合駅として重要な機能を持つ駅です。
しばらくして左手に見えてくるのは尾頭橋駅。
中央線は離れたところを通るため、東海道本線のみが停車します。
東海道本線の高架をくぐって西側へ、貨物線の名古屋港線と合流。
こちらはかつてナゴヤ球場正門前駅への列車が走った路線です。
岐阜から愛知にかけてのベッドタウンから名駅地区のビル群へ。
終点の名古屋駅に到着しました。
列車はこの後折り返し、特急しなの号として出発します。
特急列車を始発駅へ走らせるのと同時に、快適な車内を提供するホームライナー。それだけでなく最大限のパフォーマンスも見せてくれます。
+330円で楽しめる特急列車の走行、ぜひ体験してみて下さい。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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