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今日は東海道新幹線に乗って静岡駅から豊橋駅へ向かいます。
新幹線には当然特急券が必要ですが、普通の方々は静岡から豊橋まで買うことでしょう。
しかし静岡から豊橋までの自由席特急料金は2530円です。
この料金を安くするのに必要なのは非常に簡単なこと。
浜松できっぷを分けるだけです。
特急料金の合計は1860円で、普通に買ったときよりも670円も安くなっていいます。
新幹線は隣駅へ自由席で行く場合、特定特急料金が設定されており、安く自由席に乗車できます。
中でもかつて隣の駅だった名古屋〜豊橋、浜松〜静岡、静岡〜三島でも特定特急料金が採用されています。
このように分割して買うと安くなる現象は様々なところで起こりますが、券売機で途中駅からのきっぷを買えず窓口でお願いしなければならないなど、少々面倒な面がありました。
しかし新幹線であれば乗車駅以外からの特急券も券売機で簡単に購入できます。お得に乗車することが非常に手軽にできるというのが大きな利点なのです。
まずは静岡駅に停車中のひかりに乗って、浜松駅へ向かいます。
豊橋駅で降りるので後続のこだまに乗っても同じなのですが、きっぷを分割したことを活かすために先発のひかりに乗車します。
特定特急料金が適用されるのは自由席で、指定席の場合は2290円となります。
そのため今回乗車するのも自由席。長距離利用の多いひかり号でしたが、それほど混雑している訳ではありませんでした。
この列車はひかり号なので掛川駅を通過。
先にも少し触れましたが、東海道新幹線の掛川駅は1988年に後から開業しました。
そのため静岡〜浜松は隣同士でないながらも特定特急料金が採用されているのです。
新駅が開業しても安く新幹線に乗れる制度を残してくれているJRの恩恵を受けながら、今や有名な大井川を渡ります。
浜松駅に到着しました。ここで下車したのは、特急券を分割する最大のメリットをご紹介するためです。
それは改札の外へ出られるということです。
もし静岡から豊橋の特急券で途中駅の改札を出てしまうと、特急券は無効になってしまいます。
しかしこのように分割していれば、浜松駅で下車することができるのです。
もし時間に余裕があれば浜松餃子を食べたり、ちょっとした観光や買い物に出ることもできます。
安くなる上に移動中の選択も広がる、こんなの分割するしか無いでしょう。
それでは再び改札内へ入ります。
浜松駅のような大きな駅ですらホーム上の売店は閉まっていて、新幹線の利用者が減少している現状が強く感じられました。
それでは後続のこだま号に乗車します。
指定席が混雑するこだま号ですから、特に自由席で十分です。
浜名湖を渡って静岡県から愛知県へ入ります。
豊橋駅に到着しました。
1枚のきっぷを2枚にする、それだけで安くなる上に途中で下車もできる。
こんなに皆を幸せにしてくれる制度をぜひ活用してみて下さい!
今回もご覧いただき、ありがとうございました。