今回ご紹介している場所のほか、映画作品内で登場した地点をGoogle Map上にまとめています。
また、今回1日で巡ったモデルコースを、動画で公開しました。ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
ストーリーの重要なシーンや、新たな情報については言及しません。一方で、細かい演出も楽しみにされている方は、内容に言及するためネタバレ注意です。
函館空港
陸繋砂州(トンボロ)に広がる、函館市街の空撮が登場します。
聖がセスナを飛ばすのに、函館空港が使われています。
西埠頭
映画HPでは「函館倉庫街」、作品内では「西埠頭」とされています。怪盗キッドによる盗みを無視すれば、最初の事件現場です。
丁字路角の電柱近くで、弁護士さんが刺殺されています。
このあたりには警察が集まり、川添善久刑事(CV:大泉洋)がドジしたりするシーンです。
相馬株式会社
緑色の擬洋風建築。市電の最寄り駅は末広町停留場です。
予告編ではこの建物を真上から撮った形で、容疑者を何代ものパトカーで囲うシーンとなっています。
警察と口論したり、逮捕されるシーンは、向かいの建物をバックにしたカットです。
旧函館区公会堂
作品内では剣道の試合会場の設定でした。
バイクで駆け下りるシーンなどで、一段下の元町公園も登場しています。
八幡坂
コナンが八幡坂よりベイエリア方面へ、駆け下りてくるカット。
八幡坂の景色として有名な、坂の下に広がる港の景色も登場しています。
バイクに乗った平次がコナンをキャッチするカット。
木箱が路面電車に引かれるカット。
西波止場
八幡坂を駆け下りた平次とコナンは、ベイエリアの西波止場へ。
2人が福城聖に手当してもらうカットです。
新島襄のブロンズ像も登場していたと思われます。
十字街停留場
赤色のレトロな路面電車、箱館ハイカラ號が函館方面にいるシーンが使用されています。
作品内では夜ですが、箱館ハイカラ號は昼間のみ運行のため、時間帯を合わせることはできません。運行時間はホームページでご確認ください。
・箱館ハイカラ號運行時刻はこちら
・函館市電コナンラッピングの走行位置はこちら
ラッキーピエロ マリーナ末広店
平次とコナンが吉永神子(北海道東照宮の巫女)の話を聞くシーンで、店内のカットが登場しています。
金森赤れんが倉庫
日常的な観光の様子として描かれました。
怪盗キッドの巨大予告状が貼られています。
センチュリーマリーナ函館
キッドが刀を盗み、窓から飛び降りるシーン。
飛び降りた部屋は、屋上含めて数えて上から3階目、一番左です。
摩周丸
飛び降りるシーンでは、青函連絡船摩周丸も登場しています。
函館国際ホテル
そのままハンググライダーで飛んでいきますが、向かいの函館国際ホテルも映っていました。
ともえ大橋
カドクラがセンチュリーマリーナ函館より、北海道東照宮方面へ車を飛ばすシーンです。
カーブした道路の正面に東急ステイを合わせると、同じようなカットになります。
函館運輸所
船溜まりの漁船に隠れたキッドですが、黒狐の仮面を被った人物に襲われ、JR北海道函館運輸所へ逃げ込みます。
屋根の高さが異なる2番と3番、そこに停まっている車両の間で戦闘シーンとなります。
富良野で活躍したラベンダー色のキハ150が函館へ転属しています。こちらは作品では描かれなかったものの、エンディングで登場しました。
車庫内へ立ち入ることはできないため、同じカットでの撮影は不可能です。
2番に停まっていたのは、はこだてライナーとして活躍する733系電車です。
3番には道南いさりび鉄道キハ40が、3両繋がった状態で留置。一番奥は国鉄急行色で、怪盗キッド、平次、コナンの3人が勝手に入った車両です。
その手前は濃赤色の秋カラー編成。
一番手前が白色の冬カラー編成でした。
道南いさりび鉄道で3両連結することは非常に稀で、おそらくこの3編成が連結した状態で函館運輸所に停まっている姿は、まず見られないと思われます。
ちなみにJR北海道の車内広告でも、映画のポスターを見られました。
北海道東照宮
作品内でも言及されていた通り、五稜郭の鬼門に置かれた函館東照宮は箱館戦争で焼失後に移転し、北海道東照宮として現在地に建立しています。
お賽銭箱は扉の向う側にあるため、作品と同様開けることができます。
本殿の隣に立つ小屋は、作品内でからくりが施されていました。
市街地から離れておりアクセスしにくい北海道東照宮ですが、函館駅前から五稜郭を経由するシャトルバスが運行中です。
江戸川コナン、服部平次、怪盗キッドのラッピング車両が運用に就いており、コナンによるオリジナル放送が流れます。
4月13日〜5月26日の土日祝限定、30分に1本間隔での運行です。
五稜郭タワー
大岡紅葉が五稜郭を眺めるカット。
作品内では、蘭、和葉、小五郎の3人で五稜郭タワーを訪れています。
土方歳三の銅像も描かれていました。
展望台は2層構造になっており、1階には床がガラスになったシースルー部分があります。
小五郎のおっちゃんが覗き込んでしまうカット。
高所恐怖症で腰を抜かして、壁にぶつかるカット。
五稜郭タワー地上階のアトリウムにも、怪盗キッドの巨大予告状が吊るされていました。
函館中央警察署
五稜郭の近くには函館中央警察署があり、今回の事件で道警が捜査会議や取調べをしていたところです。
定かではありませんが、北海道新聞のある交差点も描かれていたと記憶しています。
湯の川停留場
蘭と和葉が車に乗せてもらうシーンで、市電の終着駅である湯の川停留所が描かれています。
詳細は忘れてしまいましたが、停留所名の柱が手前のカットでした。
コナン一行が宿泊していたのは、函館駅前のプレミアホテル―CABIN PRESIDENET―函館です。
新函館北斗駅
みどりの窓口や改札のの正面に駅スタンプが設置されており、同じ柄が作品に登場しました。
台紙は無いので個人で用意する必要があります。
ピンク色の帯をしたE5系新幹線。
作品内ではホームドアの内側から撮影されていたため、同じカットを撮る事はできません。
新函館北斗駅の外観も描かれていました。
阿笠博士のクイズシーンで登場した、北斗市のキャラクター「ずーしーほっきー」。
市立函館病院
中森銀三が入院した病院は、五稜郭駅の近くにあります。中森青子が初めて映画登場した舞台です。
聖地巡礼という興味本位のため、病院敷地内に入るのは控えましたが、建物の形は同じでモデルになったと思われます。
千歳町停留場〜新川町停留場
カドクラ側近の車を、伊織が援護して攻撃するカット。
函館山ロープウェイ
函館山ロープウェイ山麓駅より、発車するシーンが描かれました。
また、コナンがロープウェイのケーブルを、スケボーで走るシーンでも登場しています。
平次と和葉が向かいうシーンは、函館山展望台の上階。少し引いたカットで描かれています。
正確に撮影するなら、もう少し上からの角度です。
函館山展望台からの夜景。
コナンがカドクラに追いついたのは、函館山ロープウェイ山頂駅の周辺と思われます。
この場所に徒歩で訪れるのは危険なため、同じカットでの撮影は困難です。
札幌時計台
紅葉と伊織が平次を探すシーンで登場しました。
宗谷岬
紅葉が平次に電話をかけるシーンで登場しました。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。