中部 JR

都会も雪の中も高速で走る!ワイドビューしなのの車窓が楽しすぎる

2021年2月24日

 

JR東海の中心駅、名古屋駅に停まっているのはワイドビューしなのです。

名古屋から長野までを結ぶ特急列車で、JR東海の在来線特急の中でも代表的な列車になっています。

 

列車名に『ワイドビュー』と付けられる通り、このような大きな窓。

 

JR東海の在来線特急は窓が大きく、デビュー当時では目新しい2席に1枚の窓割りになっています。

 

最近では1枚の窓の真ん中にブラインドの細い棒が立つことがありますが、この列車はカーテンなのでそのようなものはありません。

 

一方でカーテンが集まる柱が目の前にある座席。

 

こちらは眺望の面では多少遮られてしまい、リクライニングで調節する必要があります。

と言ってもそんなに悪くはなく、上方向にも窓が広がっていました。

 

座席の背面テーブルは新幹線より一回り小さなサイズになっています。

 

JR東海の座席は普通車であってもフットレストが着いているのが良いポイント。

 

跳ね上げ式のフットレストなので、使用しない時には座席下へ足を伸ばすこともできます。

シートピッチは1000mmで、普通車としては相当広いです。

お隣のホームには同じ中央本線の列車、211系が停まります。

9時ちょうど、名古屋駅を出発しました。発車時刻が各時0分発なのも、この列車が格高いものである証拠です。

 

大きな窓のおかげで、名古屋駅セントラルタワービルが列車を見送る様子を見られました。

 

名古屋を出発してぐんぐん加速、次の金山駅を通過する前には112km/hに達します。

 

すでに振り子を発動しており、カーブするときには車体を大きく傾けています。

振り子が発動するまでの時間は、名古屋を発車して2分後です。

 

鶴舞駅を通過する時には129.1km/h、まだ名古屋市内とは信じられないほどの速度を出しています。

 

このままスピードに乗るのではなく次の千種駅に停車できる、これこそ驚くべきことです。

 

勝川駅手前、名古屋第二環状自動車道の下をくぐる所では急カーブがあり、大きく車体を傾ける体験ができるポイントになります。

 

高蔵寺駅を通過。この駅は第三セクター・愛知環状鉄道との乗換駅です。

 

愛環との愛称で親しまれるこの路線は高架へと登っていき、豊田市を経由して東海道本線の岡崎駅へ向かいます。

 

1日に数本、中央本線から瀬戸口駅まで直通する列車も設定されており、愛知万博の際には名古屋から直通するエキスポシャトルが運行されました。

 

神領駅は普通列車しか停車しない駅ですが車両基地があって、中央本線の通勤車両や特急車両が集まります。

 

次に停車する多治見駅は太多線との乗換駅で、岐阜県内でも5本の指に入る都市です。

列車は恵那駅を通過。

最速達型のこの列車は停まりませんでしたが、一部の特急は停車する駅です。

 

しばらくすると太陽光パネルに雪が積もるのが見え始めてきました。

 

列車は速度を落として中津川を渡ります。



停車する駅は川の名の通り、中津川駅に到着しました。

沢山の中央線の列車が集まる中津川駅を出発。特急しなのはますます山中へと入っていきます。

 

いよいよ雪も濃くなってきた中、特急しなのは振り子機能を存分に発揮させて駆け抜けるところです。

 

線路沿いに立ち並ぶ日本家屋はまるで宿場町のような様相を呈します。

 

列車が通過しているのは中山道の中でも代表的な宿場町、馬籠宿の最寄り駅である南木曽駅です。

島崎藤村の代表作『夜明け前』の舞台となり、現在でも多くの人々が訪れます。



この先列車は木曽川沿いを走っていきます。

木曽川の水源は松本市周辺の鉢盛山。まさにこの特急しなのと同じルートです。

 

一番後ろの座席からは雪の中を雄々と走っていく先頭車両を見ることができました。

 

窓には列車が巻き上げた氷の粒が付き始めます。

 

上松駅を通過すると左手に見えてくる、沿線で最も良い景色の寝覚ノ床について放送がされました。

 

このような景勝地の真横を特急列車から見られるのは本当に素晴らしいことです。



木曽福島駅に到着しました。

再速達のしなの号でも全列車が停車し、みどりの窓口やキヨスクもある大きな駅です。

 

まだまだ雪国の木曽路を走っていきますが、全く飽きることはありません。

この雪を物ともせず快走していく姿は素晴らしいものです。



段々と古そうな町並みが近づいてきました。

この辺りにあるのは奈良井宿と呼ばれる宿場町、駅のすぐ近くにあるため、気軽に訪れられる場所です。

 

列車はトンネルへ入り、塩尻駅に近づいてきました。

 

先程の山の景色から変わって、田んぼの広がる中を走ります。

 

JRの境界駅、塩尻駅で下車。ここではほとんど雪は見られなくなりました。

 

この駅では運転士さん、車掌さんがJR東海の方からJR東日本の方に交代されるため、しばらく停車します。

 

ドアには列車が巻き上げた雪が張り付いており、木曽路の冬の厳しさを伝えます。

 

そんな中を快走していく特急しなのは新幹線では感じられない、JR東海の中でも楽しめる列車でした。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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