北海道 JR

札沼線(学園都市線)廃止最新情報まとめ

2020年5月7日

本ブログではJR北海道廃止予定一覧にてJR北海道路線廃止に向けたニュースの最新情報をまとめています。しかし、現在廃止へ向けた活動が活発になっている札沼線は、そこに書ききれるものではありません。

【2020年度版】JR北海道路線/駅廃止に関する情報リスト

  目次1 路線1.1 2021年3月31日限り廃止決定路線1.2 最適な交通ネットワークに関する協議・相談の継続1.3 廃線打診中、廃線要注意路線2 駅2.1 2021年3月31日限り廃止 ...

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そこでこれからはこの記事にも札沼線のニュースなどをまとめていきます。どうぞ、合わせてご覧ください。

また、長文を読みたくない、時間がない方は太字下線部分を読んでいただければ内容が分かります

 

【札沼線の現状】

北海道医療大学駅~新十津川駅は2020年5月6日限りで廃止されました。


【1】JRが具体的なバス転換方法を提示

2018年2月16日

札沼線の沿線まちづくり検討会議でJR北海道が廃止後の代替バス案を提示しました。これがJRが札沼線に対してバス転換を具体的に提示した最初の場面となります。これに対して沿線自治体は、バス転換か、石狩月形駅までの部分存続か結論づけることとなりました。

代替バス案では、JRが新規路線のバス購入や停留所設置の費用を負担し、運行経費を一定期間支援することが盛り込まれています。

 

【代替バスの概要】

①石狩当別-石狩月形

新規バス路線を設定し、既存列車以上の本数を運行。北海道医療大学をバス乗換駅として整備し、列車運行本数を増やすとしています。

②石狩月形-浦臼

月形高校の通学のためにバス又は乗り合いタクシーを新設。現在の浦臼-奈井江間の町営バスを休日も運行します。

③浦臼-新十津川

既存バス路線を用います。

 

JRが提案したバス転換は、浦臼、新十津川両町は容認する可能性が高いです。しかし課題としてバス路線維持方法なども挙げられます。

月形町は通学や札幌までの運賃、所要時間で利点の多い石狩月形までの部分存続を模索します。しかしJRの試算では、部分存続の場合年間4億7000万円必要です。

@月形町・石狩月形駅

 

【2】バス転換に向け各町がJRと個別協議で一致

2018年3月5日

まちづくり検討会議にてバス転換について各町が個別にJRと協議を始めることが明らかになりました。代替バス案が示されたことを受け、地域の足を確保できるか検討します。

 

【3】月形町、廃止容認の方針

2018年5月18日

札沼線の一部存続を求めていた月形町は廃止容認に転換する方針を示しました。

上坂町長は容認の理由として現状より利便性の高い代替交通の運行が見込める点などを挙げています。町長はJRとの協議次第で「(廃線容認の)白紙撤回も辞さない」と話しました。

【4】月形町、バス転換方針を固める

2018年5月29日

月形町で開催した「JR札沼線住民説明会」の概要です。

5月16日にJR北海道の西野史尚副社長(当時)が月形町を訪れ、その時の協議内容の回答が、住民説明会で公表されました。

①北海道医療大学~石狩月形間存続を前提にした場合

月形町は札幌圏への快速列車の運行や「月形刑務所」駅の新設を提案していましたが、これに対してJR北海道は困難としました。また、第三セクター方式による運行の場合、JRからの支援はバス転換のための費用相当額が上限とされました。

②全区間廃止を前提とした場合

代替バスの運行は地元のバス事業者を優先し、廃止後18年間、自治体負担を支援。運行本数は鉄道より3便多い上下18便とし、運賃は鉄道の1.3倍程度、運行時間は若干鉄道より長くなるとされました。

また、沿線自治体がいち早く協議に応じたことに対し、支援の上積みなどに可能な限り応じる意向も示されています。

このほか、ターミナル機能を持った町民交流の複合施設に対し一定額を支援、バスと鉄道が接続する北海道医療大学駅にバスターミナルを新設、石狩当別までの運行本数を増やすなど支援の幅が広がりました。

JR北海道からの回答に対して、住民説明会では、代替バスが赤字に陥った場合月形高校の通学手段を確保する協議をJR北海道と進めていくこと、存廃の最終判断は月形町単独ではなく、4町の協議で進めていくことなどが町側から示されました。

住民側の声は「札幌方面への通勤圏として、鉄道の可能性を探れないか」「国や北海道の方針を待って結論を出してはどうか」などがあったが、町側は「少ない利用には鉄道以外に適した交通機関がある」「すぐに結論を出すのではなく、町民の皆さんや沿線4町でも話し合って決断していく」とし、バス転換をに慎重に決断していく姿勢を強調しました。

 

【5】新十津川町、廃止容認

2018年6月25日

沿線自治体の新十津川町の熊田義信町長25日の住民説明会で「廃線を受け入れることを表明する。理解をお願いしたい」と述べ、廃線容認を表明しました。廃止理由に「ほとんど利用がない」ことを挙げ、廃線後の代替バスも運行せず、既存のバスを活用します。

廃線後はJR北からの線路跡地の無償譲渡を前提に、圃場などの整備を進め、町の都市計画も見直し、線路で分けられた道路の新設や駅舎の跡地整備などを盛り込むとしました。

@新十津川町・新十津川駅

 

【6】浦臼町、廃止容認

2018年7月11日

浦臼町の斉藤純雄町長「札沼線の廃線を町として容認したい」と述べ、廃線を受け入れる考えを示しました。廃線後の代替輸送はJR北から一定の支援を得ながら確保。斉藤町長は容認の理由に廃線後の代替交通でJR北から支援を得られる見込みが立った点などを挙げました。廃線後はJR北の支援を基に、石狩月形からの代替バスを走らせるほか美唄方面への乗り合いタクシーの運行も検討するとのことです。

@浦臼町・浦臼駅

 

【7】当別町、バス転換は慎重

2018年8月2日

札沼線沿線自治体は廃線に向け、JR北に代替バスや乗り合いタクシーの運行費用などのほか、駅周辺のまちづくりなどへの支援を求めています。支援の内容は「JR北とおおむね合意が見込まれている」(月形町・上坂町長)状況で、月形町はJRと調整でき次第廃線を容認する考えです。

今回の会議で廃線合意に至らなかった要因として、上坂町長は「月形町と当別町がJR北との協議の合意にまだ至っていない」ことを挙げました。当別町の宮司正毅町長は「条件が合わなければ廃線は認めない」として、JRからの支援を引き出していく考えを示しています。

@当別町・中小屋駅

 

【8】札沼線廃止決定

2018年10月12日

当別、月形、浦臼、新十津川の4町はJR札沼線北海道医療大学-新十津川間の廃線に合意しました。

 

【9】札沼線一部廃止日決定

2018年12月21日

札沼線の北海道医療大学~新十津川は2020年5月6日限りで廃止されることが決定しました。

JR北海道と当別町、月形町、浦臼町、新十津川町は12月20日、鉄道事業廃止について合意し、21日には国土交通大臣宛てに鉄道事業廃止届出書を提出しました。

【10】札沼線代替バス詳細決定

2019年10月10日

月形町で開かれた会合で、札沼線一部廃線の代替バスの本数などが明らかになりました。

代替バスは4月から運行、石狩当別駅~石狩月形駅を1日9往復、石狩月形駅~浦臼駅を1日5往復走ります。

また、スーパーや月形高校などに停留所を新設置するようです。

ただし、浦臼駅~新十津川駅にはすでに路線バスが通っているので代替バスは運行されません。

 

【11】札沼線最終運行日変更

2020年4月15日

2020年5月6日限り廃止となっていましたが、新型ウイルス感染拡大防止のため、4月24日最終運行日に変更されました。廃止日を変更せずに全車指定席や地元客のみ乗車可能などの処置も検討されましたが、このようになりました。

また、沿線町民のみのラストランが4月27日に実施されます。

恐らく大型連休に合わせてイベントの企画もなさっていたのでしょうが、このような最後は残念でなりません。

 

【12】札沼線最終運行日再度変更

2020年4月16日

札沼線沿線地域が新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の対象となったため、札沼線廃止区間の最終列車は4月17日(発表の翌日)の新十津川駅10時発の列車となりました。

また、4/27に予定されていた沿線町民のみのラストランも中止です。

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