関東 JR

スーパービュー踊り子の車両で行く、おはようライナー新宿26号からの東海道貨物線 前面展望【前編】

2020年3月7日

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首都圏の通勤電車の混雑は大変激しく、グリーン車ですら立ち客が出ることも日常茶飯事です。
そんな中、JR東日本はすべての人が座ることのできるライナーを走らせています。今回乗車しますおはようライナー新宿26号もその一つです。

 

この列車で使用されているのがスーパービュー踊り子の車両、251系です。今度のダイヤ改正でこの車両が置き換わり、185系での運転となります。

おはようライナー新宿26号は東海道貨物線を走るのですが、251系の運用が終わればその区間の前面展望を楽しむことは出来なくなってしまいます。

そこで今回はまもなく見ることが難しくなってしまう東海道貨物線の前面展望をご紹介していきます。

 

おはようライナーに乗るにはライナー券が必要で、前日9:30からの販売です。

当日券は10号車の一部が小田原、3~5号車が茅ヶ崎、6~8号車が藤沢で、9号車と10号車の一部はセット券の席となっています。

そのため、展望席に座るには小田原でのライナー券購入が必要です。精算機の隣の辺りで販売しています。

 

ちなみに6:30頃に購入したのですが、僕は最後の1席を手に入れることになりました。恐らく今では前日でないと買えないのではないでしょうか。

もし購入できなければグリーン券を買って後面展望を楽しむのも手です。購入方法は通常の普通列車グリーンと同じです。

 

なお、小田原駅からのライナー券の販売数は15席と、かなり少なくなっています。これは小田急のモーニングウェイの方もあり、お客さんの分散が起きているからです。

 

1時間以上待ちまして、展望席を確保。前から3人目でしたが、現在は小田原駅が開くと同時でないと展望席は難しい気がします。

 


7:41、小田原駅を発車です。

小田原駅を発車して東海道貨物上り線に入ります。

現在の配線としては東海道線東海道貨物線に挟まれている様子です。

 

しばらくすると東海道貨物下り線が高架に上がっていきました。

この下を東海道線が抜けていき、東海道貨物上下線が隣り合うようになります。

 

そうしますと、酒匂川を渡る時には左側2本が東海道貨物線、奥の右側2本が東海道線となります。

 

前からEF64がやってきました。

これが先程の高架を通って東海道上下線をまたぎ、小田原駅の方へ向かいます。

 

小田原を発車して最初の通過駅、鴨宮駅です。

東海道線にはもちろんホームがありますが、東海道貨物線のところにはホームはありません。

 

右側には国府津車両センターへの回送線の高架が見え、先程この高架をくぐっていました。

 

国府津駅を通過します。

1970年に西湘貨物駅(小田原駅と鴨宮駅の間にあります)に貨物事業を移管したことで国府津駅での貨物取り扱いは無くなりました。

写真には写っていませんが、それでも貨物線が左側にいくつか分岐していて、停車できるようになっています。

 

国府津駅の次は二宮駅を通過。ご覧の通り東海道線東海道貨物線の間には広い土地があり、線路ははがされているものの、明らかに貨物用の土地です。1971年まで貨物の取り扱いをしていました。

二宮駅は通勤利用客が多い駅ですが、やはりホームがないので停車できません。

 

二宮駅の次、大磯駅を通過しますと、相模貨物駅を通っていきます。

 

コンテナがたくさん積まれていて昔からありそうな貨物ホームの屋根が頼もしく建っています。

 

茅ヶ崎駅の手前で東海道貨物上り線下り線の間に線路が現れ、高架に登っていきました。

この線路は東海道下り線東海道貨物下り線を繋ぐために作られた高架のようです。

しかし現在では使われておらず、解体せずに残されています。

 

Google mapより

一番左が東海道貨物上り線、そのすぐ右が今お話した高架です。

2本の線路(左から貨物下り線東海道上り線)を越えています。

 

ここまでの小田原から平塚の東海道貨物線は1979年に開業しました。ここから先はそれより前の時代から複々線だった区間に入ります。

 

鉄道唱歌にも歌われている、相模の馬入川(相模川)を渡ります。

 

小田原を発車して最初の停車駅、茅ヶ崎駅に到着。このホームは日中は閉まっていて、ライナー用のホームになっています。

 

茅ヶ崎駅を出ると、東海道貨物線から東海道線に入ることができるポイントが見えてきます。これを使用している例がサンライズ号です。

小田原から茅ヶ崎の間ではこれまで走ってきた東海道貨物線を通って、ここで東海道線に入ります。

このようなことをする理由は、東海道線の普通列車を追い抜くのに東海道貨物線を利用した方がスムーズであり、さらに横浜駅に停車するには東海道線に戻る必要があるからです。

 

辻堂駅を通過

快速アクティーが通過するものの、大変多くの通勤客を輸送します。あまりに乗客が多いので、ホームが拡張されました。

 

最後の乗客扱いの駅、藤沢駅に停車。

 

列車がつまってしまっている東海道線を横目におはようライナーは自由にスイスイと快走していきます。

 

藤沢を出ますと次の通過駅は大船ですが、両駅の間には線路がたくさん並んでいます。しかし写真の通り、本線には接続していません。途中で分断されています。

ここは1985年に廃止された、湘南貨物駅です。この辺りに村岡新駅の構想があります。鎌倉市、藤沢市は費用負担に同意していて、その構想も現実味を帯びています。

 

大船を出ますと貨物上下線の間にあった線路が高架を上っていきます。

これは東海道貨物線根岸線を接続するための線路です。

 

Google mapより

東海道貨物線東海道線横須賀線の上を接続線根岸線の方向へ通っているのがわかります。

 

さて、今度は横須賀線上り線が高架に上っていきました。

 

そして、東海道線上りの左側に移ってきました。東海道線横須賀線にサンドイッチされた形です。

これによって次の戸塚駅では、同じホームで東海道線横須賀線の乗り換えができるのです。

 

戸塚駅を通過しますと今度は横須賀線下りが高架に上っていきました。この線路は東海道上下線の上を通って、その左側に移ります。

そのため、横浜駅や大船駅で横須賀線東海道線を乗り換えるには階段の乗降が必要です。

 

これによって左から東海道貨物線東海道線横須賀線と、再び路線別に並ぶようになりました。

 

新戸塚駅を通過した後、東海道線は右に反れていき、東海道貨物線横須賀線と並走しています。

 

その後、横須賀線は次の保土ヶ谷駅に行くため右の方のトンネルに、一方東海道貨物線はそのまま直進してトンネルに入っていきます。これが横浜羽沢駅へ向かうトンネルです。

 

と、長くなりましたのでここで一旦中断します。このあとは相鉄・JR直通線に入ることになり見所もたくさんありますので、お楽しみに。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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