近畿 JR

登場から1年。Aシートは浸透している?

2019年春、JR西日本を代表するとも言える新快速に有料座席、Aシートが試験的に導入されました。

40年ほど前には関西圏にも普通列車にグリーン車が併結されていました。しかし、国鉄の運賃値上げによりグリーン車の空気輸送化が進み、1980年にグリーン車は廃止。使用されなくなったG車は東京の方へ移されたのです。

Aシートが登場してから約1年。利用客はどれだけいるのか、Aシートは浸透しているのか見ていきたいと思います。

 

電光掲示板には『△9は有料座席AーSEAT』との案内。

 

足下のこのシールのところで待ちます。

京都駅で並んでいたのは1ドアにつき4人ほど。1本前の列車を見送る方ばかりでしたので、たまたまAシートがあるから乗ってみようとする方はいらっしゃらないようでした。

Aシートの車内紹介

座席部分と乗降する部分は壁で隔てられているものの、特急のデッキのように完全に締め切られるようではありません。

この壁より奥にいかずに立っておくだけなら料金500円は不要で、ここにいらっしゃる方も数人いました。

 

荷物棚もありますのでキャリーバックなど大きな荷物があるときは重宝するでしょう。

 

もともと普通車両に備えてある通常のお手洗いでしたが、バリアフリートイレに変わりました。

 

シートピッチは970mmで特急列車並み、リクライニングもできます。

 

座席につくと車掌さんが切符の販売にいらっしゃいます。料金は500円。ICOCA等のICカードで購入することもできます。

切符は座席のポケットにいれておくことで車掌さんも切符などの確認もする必要がないというわけです。

 

背面には大きなテーブルと物を入れられる網袋。

 

テーブルはA4サイズのパソコンも不安なく置けるサイズです。

飲み物を置く部分はペットボトルサイズの他に缶コーヒーサイズの物もあり、倒れにくいようにへこみを深くする工夫がされています。

 

また、100Vのコンセントがあり、かなりポイントが高いところ。在来線特急でも一部の座席にしかついていませんし、関東圏のグリーン車よりも優れているでしょう。

 

通常の新快速に使用されている223系の車両はドアが3つなのですが、Aシートは1つ埋められて2つになっています。

 

そのため、もともとドアがあったところは窓の無い部分があったり、短い網棚が追加されたりしました。


 

Aシートは浸透している?

今回乗車したのは平日の昼間、大阪方面です。

京都駅で乗車した時点で乗車率は30%程度。この時間帯であれば悪くはない乗車率でしょうか。

 

高槻駅に停車。ここから乗車したのは5人ほど。乗車する時に有料座席と知らなかった方も2,3人いらっしゃいましたが、何しろ1日2往復しか無いものですからそういう方も少なくないだろうと思います。

新大阪ではすいているデッキにいようというお客さんが5人ほど乗車。大阪まで乗車のお客さんでした。

 

淀川を渡り、新快速は大阪駅へ。

 

最終的に乗車率はそれほど変わらず。

今回は空いている時間帯でしたので、夜間等の通勤時間帯はどうなのか調べてみました。すると、座席よりもデッキで立っている方が人気の様です。

確かに空いている所にいられれば良いなら追加料金なしでデッキで立っているのが得策かもしれません。

そのような判断をしているということから、Aシート自体の浸透はしていると言えるでしょう。

しかし、デッキにいる方が多いということなので、Aシートの座席の浸透はまだ時間がかかるよう。座席の魅力を周知してもらう必要がありそうです。

 

今回乗車してみて、大変快適でしたし、500円の価値はあると思います。

ただし、まだ本数が少なく特急の方が便利な場合があることが一番の問題でしょう。(試験的導入なので仕方ないですが)

2020年春に増便や区間延長がなされるかとも思いましたが、それはないようです。少し残念ではありますが、これからの動向を見ていきたいと思います。

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