中国・四国 JR

三江線という選択は沿線住民には無い[三江線駅めぐり(4)]

2018年8月15日

前回(part.3)の記事

車が1台やっと通れるような道を歩き、廃屋が数軒ある駅へ向かう道を歩くこと計30分。

 

↑何故か時刻表が外にある駅、船佐駅に到着。

 

↑船佐駅(待合室)

口羽駅と同じように、石州瓦が使用されています。


↑駅名標

なんの変哲もないです。

 

↑三江線石見神楽愛称駅名標は「悪狐伝」。

神楽で登場する殺生石が飛来した場所が安芸高田市にあると伝えられていることに由来しています。

 

↑待合室内

静かな待合室ですが、ポスターは賑やかでした。

 

ここで待合室にいると地元の団体の方々が「坊っちゃんどっから来たの?」。

いろいろお話をしていると川本主催の三江線に乗ろう、というようなイベントがあるとのこと。

そのまま話を聞くと「実ぁこれ乗るなぁ初めてでね」

 

まぁ、ね。そういうこともありますよね。廃止されるっていうのはこの現状があるからな訳ですから。

しかし驚いたのはこのあと。

 

「この線路知ったのもついこの前なんだよ」

 

ええっ!

 

それもひとりではなく団体ほとんどの人が。

 

そうかぁ。これが現実かぁ…。

 

てかそもそも民家があるのは線路から見て川を挟んで向こう側だから使わないんですよね…。

 

気を取り直して駅観察へ。

↑ホーム

単式ホームの1面1線

島式ホームだった記録はないので左側は線路の予定地として空けていたのでしょうか?

 

さて、実は船佐駅のすぐ近くには戦争の爪痕があるんです。

この辺りでは唯一の空襲があり、ここ周辺の7名の命が亡くなったのです。

こんな山奥で?と思いましたが、調べてみると近くの発電所を狙った説が濃厚だそうです。

戦争の記憶は薄れさせてはいけない、大切な記憶。しっかり覚えておきたいものですね。

 

↑石見川本行きの列車がやって来ました。

 

(この先は駅名標の写真のみです。)

↑香淀駅

 

↑作木口駅

 

↑江平駅

 

↑江平~口羽間の川の景色

山々に挟まれた江の川の清流。こんな景色をみられる路線が無くなるなんて…。

 

↑伊賀和志駅

 

↑石見都賀駅

 

↑石見松原駅

 

↑沢谷駅

 

↑浜原駅

 

↑粕淵駅

 

↑石見簗瀬駅

 

↑乙原駅

 

↑竹駅

 

↑木路原駅

 

川本町のお出迎えが凄い!石見川本駅

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