【2021年度版】JR北海道路線/駅廃止に関する情報リスト

路線

最適な交通ネットワークに関する協議・相談の継続

留萌本線…深川～留萌

留萌本線の廃止に関する情報についてはこちらの記事をご覧ください。

根室本線…富良野～新得

廃線打診中、廃線要注意路線

宗谷本線…名寄～稚内

根室本線…釧路～根室

滝川～富良野

室蘭本線…沼ノ端～岩見沢

釧網本線…東釧路～網走

日高本線…苫小牧～鵡川

石北本線…新旭川～網走

富良野線…富良野～旭川

駅

※青文字は１人/日以下の駅です。

2022年春廃止決定駅

宗谷本線…歌内駅

2021年度より中川町が管理する歌内駅。この駅の廃止は、利用客の高齢者を天塩中川駅までタクシーで送迎する、町の助成を含めた見通しが立ったためとされています。

一方で同じ中川町管理の佐久駅は2022年度も存続する予定です。

2022年春廃止要注意駅

根室本線…糸魚沢駅

JR北海道は根室本線の糸魚沢駅の廃止を検討しており、2021年6月には地元住民に説明会を開いています。

住民側は通院に利用する、子供が通学に利用するなどとしており、厚岸町はバス転換などの対応を検討しています。

函館本線…池田園駅、流山温泉駅、銚子口駅、石谷駅、本石倉駅

自治体が維持費を負担して存続している駅

２０１９年１２月、ＪＲ北海道が宗谷本線活性化推進協議会に駅の維持費を負担するかどうか、２０２０年３月までに判断を求めていました。

対象の駅は以下の通り。(過去５年間の１日当たり利用客数３人以下の駅)

下線は2020年春に廃止された駅です。

宗谷本線…抜海駅、兜沼駅、徳満駅、下沼駅、上幌延駅、南幌延駅、安牛駅、雄信内駅、糠南駅、問寒別駅、歌内駅、佐久駅、筬島駅、咲来駅、天塩川温泉駅、豊清水駅、恩根内駅、紋穂内駅、南美深駅、智北駅、北星駅、日進駅、下士別駅、北剣淵駅、東六線駅、塩狩駅、蘭留駅、北比布駅、南比布駅

抜海駅(稚内市)

稚内市は廃止の方針を住民説明会において示しました。詳しくはこちらのブログをご覧になるとより正確で、詳しい情報がお分かりになると思います。

最終的に、2021年春の廃止は免れました。

兜沼駅、徳満駅(豊富町)

豊富町は両駅の存続を決めました。2駅の維持費は400万円前後とされています。

兜沼駅は今春から2人稚内の高校に通うことを考慮したとのこと。徳満駅は利用者が2人から1人になったものの、今後の状況によって判断するそうです。

その後、徳満駅は2021年3月の廃止が決まりました。

下沼駅、上幌延駅、南幌延駅、安牛駅、雄信内駅、糠南駅、問寒別駅(幌延町)

幌延町は対象の7駅中2駅の上幌延駅、安牛駅について廃止を容認しました。それ以外の5駅については存続しています。

7駅の維持費を410万円まで圧縮しており、存続を5駅に絞ることでさらに90万円減らしました。

詳しくは幌延町HPのこちらをご覧下さい。

歌内駅、佐久駅(中川町)

中川町は自治体負担で駅の存続を決定しました。

歌内駅について、中川町は2021年度を持って廃止することをJR北海道に伝えています。

筬島駅、咲来駅、天塩川温泉駅(音威子府村)

音威子府村は自治体負担で駅の存続を決定しました。

恩根内駅(美深町)

地域住民の要望によって、恩根内駅の存続が決まりました。

智北駅、日進駅(名寄市)

名寄市がそれぞれの周辺住民にJRからの通知内容を説明しました。

日進駅は今後高校生が利用する可能性があること、智北駅は現在高校生が利用していることから廃止の決定は先送りされています。

塩狩駅(和寒町)

2021年5月には塩狩駅の存続に必要な維持管理費をふるさと納税などで寄付を募ったところ、４月末までに６２３万円が集まったと明らかにしました。これは2年以上の費用を賄えるだけに相当します。

町は2020年6月から『塩狩駅カード』を返礼品としたふるさと納税を開始。さらに駅近くのユースホステル『塩狩ヒュッテ』など町内４カ所に募金箱を置き、協力を呼び掛けてきました。
623万円の内訳はふるさと納税５８６万円、募金箱１４万円、町役場への持参２３万円です。

廃止検討駅

石北本線…瀬戸瀬駅

２０２０年度を目処として廃止を検討されていた駅(国、道は容認)

留萌本線…北一已駅、秩父別駅、北秩父別駅、石狩沼田駅、真布駅、恵比島駅、峠下駅、幌糠駅、藤山駅、大和田駅、留萌駅

根室本線…落合駅、幾寅駅、東鹿越駅、金山駅、下金山駅、山部駅、布部駅

１人/日以下、廃駅未打診駅

釧網本線…細岡駅

(２０２１年５月６日現在)