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【途中駅で特急になる快速】たんごリレーで北近畿を迂回[史上最長片道切符の旅(38)]

2022年6月28日

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今回のルート

京都〜東舞鶴

 

一度帰宅しまして、山陰本線(嵯峨野線)の普通列車で北上中です。

太秦駅周辺には映画村があって、エヴァがいました。

 

嵯峨嵐山駅のお隣には、嵯峨野観光鉄道のホームがあります。トロッコが走る観光鉄道として人気を誇っていますが、元は山陰本線の旧線です。

史上最長片道切符のルートを忠実に再現するならトロッコに乗るべきですが、そこはお許しください…。

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嵯峨嵐山駅を出発すると、一部区間だけ現在の山陰本線と合流。

 

嵯峨野観光鉄道はトロッコ嵐山のホームに向かって別れ、山陰本線と隣り合うトンネルに入ります。

 

トンネルを突っ切ると、山と山の間の渓谷に位置する保津峡駅に到着です。

 

山陰本線は1989年に現在の新線へ切り替え。旧線は保津川沿いをクネクネと走っていましたが、新線はトンネルで一気に貫いていきます。

 

嵯峨野観光鉄道の終着駅、トロッコ亀岡駅の横を通過。信楽焼のタヌキさんがたくさんいらっしゃいました。

0747 亀岡駅 着

0751 亀岡駅 発

ここからは特急きのさきに乗り継ぎます。

 

特急きのさきをはじめとする特急列車は、2022年春から全席指定席に。この自由席特急券も現在では発券できません。

 

標高が高くなっていくと、辺りは濃い霧で包まれるようになりました。非常に幻想的な光景、山陰へ向けて次元が変わっているようにも見えます。

 

福知山駅が近づくと、右手には福知山城の天守閣が見られました。明智光秀が築城し、北近畿で一番の天守閣です。

0847 福知山駅 着

特急きのさきの一部には福知山行きがあり、その場合は城崎温泉駅へ行くには大阪からの特急こうのとりに乗り継ぐことになります。

 

0854 福知山駅 発

ここからは特急きのさきが向かう山陰本線を、普通列車で行くことにしました。

 

福知山駅からは第三セクター京都丹後鉄道の宮福線が分岐しています。

山陰本線としばらく並行しており、途中には福知山市民病院口駅が見られました。

 

更に、荒河かしの木台駅まで並行して、ここから右へ分かれていきます。

約3kmに渡って続く単線並列、ここまで長いのは珍しいはずです。

 

京都府と兵庫県の県境へ向けて、雪の中を走っていきます。

 

兵庫県に入りまして、姫路まで続く播但線と合流しました。

 

乗換駅となっている和田山駅には、非常にレトロな和田山機関区跡地が残されています。

白くなっていくレンガに、骨組みだけになった屋根。一つの時代が終わったように思わされる光景です。



1009 豊岡駅 着

豊岡市と言ったらコウノトリの里。

駅舎も翼をイメージしたかのようなデザインになっています。

 

ここからは京都丹後鉄道、宮豊線に乗車します。

 

(ButuCC - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=39086536による)

京都タンゴ鉄道は宮津駅を中心に3方向へ線路が分かれるように、路線名が名付けられています。

 

ちょうどJRのホームには特急カニカニはまかぜが到着。カニが美味しい冬の時季だけ、大阪〜浜坂で運行される臨時特急です。



ここから乗車するのは、特急たんごリレー4号です。

深い青色に金の模様が描かれ、高級感を感じさせられます。

 

タンゴディスカバリーという愛称がありますが、20年にリニュアル。丹後の海と名付けられています。

 

そのリニューアルを担当したのは、水戸岡鋭治さん。

車内に入ればそのデザイン性からすぐに分かります。

 

額縁のように格子模様が描かれているのが少し邪魔かもしれませんが、前面展望もできます。



さて、この特急たんごリレー号は豊岡駅〜網野駅まで快速列車と走るため、特急料金は必要ありません。

しかし、途中の網野駅からは特急に変身。そのため、特急区間については予め自由席特急券を購入しておきましょう。

途中駅まで快速にしているのは、沿線住民の利用促進のためとされています。この他、特急はしだてについては豊岡~久美浜の一区間が快速区間となっており、近距離輸送の利用促進が重要視していることが分かりますね。

 

列車名のたんごリレーの通り、大阪から来た特急こうのとりと接続。

水色ラインのくろしお車両が連結されていて、このような列車をくろのとりとあだ名されたりします。



1053 豊岡駅 発

山陰本線から分かれ、東方向へとカーブしました。

 

小天橋駅にて行き違ったのはKTR700形コミューター車両。

commute(通勤)の動名詞から連想される通り通勤車両であるとともに、観光列車に連結されたりもします。

 

夕日ヶ浦木津温泉駅からは多くのお客さんが乗車されました。

海がほど近く、旅館が建ち並ぶ夕日ヶ浦温泉は結構人気のようです。

 

ここまで快速だった「たんごリレー号」ですが、ここ網野駅からは特急に。先頭は指定席になるので、自由席車両へ移動します。

 

かわせみやませみを連想させる、JR九州の在来線特急と変わりませんね。

 

峯山駅は第三セクターの駅にも関わらずキヨスクがある非常に珍しい駅だったのですが、2015年3月19日をもって閉店してしまいました。

 

与謝野駅には観光列車あおまつが停車中。

顔の縁が丸みを帯びているので、国鉄の客車みたいです。

 

天橋立の砂州で閉じ込められた、阿蘇海を眺めます。



1153 天橋立 着

特急たんごリレーは隣の宮津駅から宮福線に入り、福知山まで向かいます。

 

足元には2011年に特急まいづるに統合された、特急タンゴディスカバリーの乗車位置表示が残っていました。



1216 天橋立 発

ここからは普通列車に乗車。

 

側面には絵本に出てきそうな、可愛らしいイラストが描かれています。

 

この車両の座席は0系新幹線で使われた、転換クロスシートが転用されていました。宗谷本線のキハ54形と同じですね。

 

天橋立のすぐ近くは走らず、住宅街の裏手を通っていきます。

 

宮津駅にて福知山線から伸びている、宮福線と合流。

京都から来た特急はしだてが停まっているところでした。

 

列車は若狭湾沿いを走行。

空が暗いにもかかわらず、非常にきれいな水面であることが分かります。

 

難読駅としても知られる東雲しののめ駅。

明け方に東の空にたなびく雲、という素敵な原意もあります。



1301 西舞鶴 着

京都丹後鉄道は元国鉄ということで、JRのホームと完全に隣接しています。

 

しかし、改札口は完全に別。大急ぎで舞鶴線に乗り換えです。

 

1305 西舞鶴 発

舞鶴線は東舞鶴から山陰本線の綾部駅までを結んでいます。軍港の町として重要だった舞鶴、京都からの利便性も高められていました。

 

1312 東舞鶴駅 着

西舞鶴駅から1区間、舞鶴市の中心部となる東舞鶴駅です。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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