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【国鉄塗装を復刻!】リバイバルやくもで桜の伯備線を走る どの便・時刻?[越美線(5)]

2022年4月4日

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特急やくもは岡山駅と出雲市駅を結ぶ陰陽連絡特急です。

381系電車が使用されており、国内最後の定期国鉄型電車特急となっています。

しかし、この外観は国鉄時代に統一されていたデザインと異なるものです。

 

今回、特急やくも運転開始50周年を記念し、1編成を国鉄時代のものに復刻塗装。リバイバルやくもとして再現されました。

 

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特急やくもは381系電車から新型車両への置き換えが決まっています。国鉄型というだけでも貴重な中、このような機会は非常にありがたいものです。

 

リバイバルやくもが充当されるのは以下の4列車。

出雲市→岡山

やくも8号

出雲市(7:21)-宍道(7:32)-玉造温泉(7:42)-松江(7:49)-安来(8:08)-米子(8:19)-伯耆大山(8:24)-根雨(8:52)-新見(9:35)-備中高梁(10:01)-倉敷(10:24)-岡山(10:35)

やくも24号

出雲市(15:30)-宍道(15:41)-玉造温泉(15:51)-松江(15:59)-安来(16:17)-米子(16:26)-新見(17:38)-備中高梁(18:06)-倉敷(18:28)-岡山(18:39)

岡山→出雲市

やくも9号

岡山(11:05)-倉敷(11:16)-備中高梁(11:40)-新見(12:08)-生山(12:40)米子(13:18)-安来(13:25)-松江(13:41)-玉造温泉(13:47)-宍道(13:57)-出雲市(14:12)

やくも25号

岡山(19:05)-倉敷(19:16)-備中高梁(19:40)-新見(20:10)-生山(20:46)-伯耆大山(21:19)-米子(21:24)-安来(21:32)-松江(21:47)-宍道(22:00)-出雲市(22:11)

今回乗車するのは特急やくも9号です。

列車はやくも8号として、岡山駅3番線に到着します。

 

その後は一旦回送列車として、留置線に引き上げ。

 

何本か黄色い列車が横の本線上を行き来した後、2番線へ入線してきました。

 

クリーム色に深い赤帯、これまで走る姿を見た記憶が無く、写真や博物館の世界だったものが蘇りました。

 

国鉄エンブレムの似合う、このデザインの特急を見たかったのです。

 

幕式を求めているわけではないのですが、不釣り合いなLED表示。時を越えたやって来たような印象を持たせてくれます。

 

扉などデッキ周辺はボコボコしていて、歴史を感じさせるものです。

 

一方で車内はリニューアルされており、座席もJR西日本の特急列車と変わりありません。

 

今回は5番の座席を利用しました。

窓枠が合う上、後ろの座席は窓側に座席が無く、たとえ人がいても、リクライニングを気にせず倒すことができます。

11:05、岡山駅を出発。

特急やくもは高知へ向かう特急南風号と同時に発車します。

しばらく並走して行きながら、南風号は瀬戸大橋の方へ舵を切りました。

車内では通常のやくもチャイムとは異なり、鉄道唱歌のオルゴールが掛けられます。

 

倉敷駅まで山陽本線を走っていましたが、ここから伯備線を北上。

 

その先では山陽新幹線と交差します。

この便は時刻が合わないようで、走ってくることはありませんでした。

 

線路すぐ横には菜の花と桜が咲いておりまして、春の装いを魅せてくれます。

 

列車は高梁川の横を、くねくねカーブしながら走ります。



備中高梁駅に到着。

蔦屋書店・高梁市立図書館の入る駅舎ですが、ホーム周辺は城下町の雰囲気を残したデザインです。

 

備中高梁駅を過ぎて左側を見ていると、桜並木からこちら側に向かって、カメラを構える撮影者さんが集まっていました。

 

伯備線はカーブが多いので、最後部からは先頭車両を見られます。チラチラっと見えるその姿に、思いを馳せるのです。

 

木野山駅には桜がたくさん植えられていて、非常に人気の撮影スポットだそう。ここでも多くの方が撮影なさっていました。

 

方谷駅では行き違う訳ではないのですが、ちょっとだけ運転停車。



岡山県北の新見駅に到着。

ここは中国山地のターミナルで、姫新線、芸備線、伯備線の4方向に列車が発着します。

 

お隣の布原駅は伯備線の駅にも関わらず、芸備線の列車しか停まらないことで有名な駅です。

 

駅をゆっくり通過すると、その先の橋梁をカーブしながら渡っていきます。

 

足立駅で反対方向の特急やくもと行き違います。



岡山県と鳥取県の分水嶺へ。

これをトンネルで越えていきます。そこまでトンネルは長くありません。

 

この辺りは標高が高く、蕾状態の桜が多いです。

 

伯耆溝口駅にも桜がいっぱい植わっています。

 

そして右側を見ていると菜の花が一面に咲いていまして、まさに絨毯のようでした。

 

その先に見えてきましたのは大山です。

中国地方最高峰で、この美しさから伯耆富士とも呼ばれます。

 

その先にあるのが伯備線の終点、伯耆大山駅です。ここからは山陰本線に入ります。

 

この駅には伯備線を走ってきた山陰への貨物が集まります。



鳥取県第二の街、米子駅に到着。

国鉄駅舎が残っていましたが、それは取り壊されて新駅の建設が進められています。

 

米子から先、6号車の指定席からは誰もいなくなってしまいました。



鳥取県から島根県へ入るあたりで、線路脇には菜の花が咲いていました。

山陰本線に入りますと直線が多く、かなり高速で走っていきます。

伯備線とは違ったより特急らしい走りを楽しめます。

 

安来駅を過ぎると、中海が見えてきました。島根県で有名な2つの湖のうち1つです。

 

高架駅に登ってきまして、県庁所在地の松江駅に到着。

 

そして宍道湖のすぐ横を走っていきます。

車掌さんによって案内放送をされるのが恒例ですね。

 

玉造温泉駅のホームは歴史を感じさせます。外から列車とともに見たら、かなり馴染みそうですね。



宍道駅は木次線の乗換駅。

鉄道ファン満載の木次線車内からは、リバイバルやくもに向けて鋭い眼光が突き刺さります。

 

直江駅ではスーパーまつかぜ10号と行き違いのため運転停車。

また、左側には観光列車あめつちがいまして、それとも行き違ったところでした。

 

出雲市駅到着放送の後オルゴールを聞きながら、斐伊川を渡ります。

 

高架線を登りまして、終点の出雲市駅に到着です。



今回のはリバイバルと直接関係無くとも、春らしい車窓を見せてくれました。

さらに、カーブからその車体を見ることができて、非常に面白かったです。

 

特急やくもと言えばこれだったのではないかと言うほど、見慣れてしまいました。

 

列車はそのまま折り返さず、西出雲駅の車両基地へ引き上げられます。

 

西出雲からは通常の381系がやってきました。

おしろいを塗ったような薄い下地に、真っ赤なデザイン。

 

こうして隣同士に並べてしまうと、これまでずっと馴染んでいた通常の381系に対して、誰ですか君はと思うようになってしまいました(笑)

それだけ国鉄特急のデザインは、ハッキリと脳裏に焼きつけられるものなのです。

 

ぜひとも乗車し、昔ながらの特急を体験してみてください!

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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