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【進む松山駅高架化】大規模な貨物駅・車両基地移転でできた新駅「南伊予駅」[2021伊予灘(5)]

2021年10月29日

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  ここは香川県の県庁所在地、高松駅です。 ここからは松山まで四国の二大都市を結ぶ、特急いしづちが走ります。   現在計画されている四国の新幹線でも、これらは結ばれてます。 &nb ...

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県庁所在地にしては寂しいと言われるJR松山駅、確かに中心部から外れていることもあり、三角屋根の小さな平屋駅です。

現在松山駅では高架化工事が行われており、この地上駅も見納めになります。

 

そして2020年3月、ここから3駅のところに新駅『南伊予駅』が開業しました。

 

一見関係なさそうな松山駅高架化と新駅設置。

今日は高架化工事の進捗とともに、なぜ新たな駅が開業したのかその関連性をご紹介します。

乗車しているのは高松駅からの特急いしづち、松山駅へ入線するところです。

右手には大分完成している、高架橋が見られます。

 

その先で行われているのが松山駅の高架駅舎の工事。

駅舎自体は殆ど姿を現していないのですが、愛媛県によると高架化関連事業の進捗率は2020年度末時点で約79%とのことです。

続きまして普通列車でさらに西へ、南伊予駅に向かいます。

近くで工事現場を見てみると、基礎が作られていることがよく分かります。

 

松山駅は2面4線の構造となる予定、広い構造の高架橋が立てられているところです。

 

再び完成した高架橋が見えてきました。高架化されるのは約2.4km、8か所の踏切が廃止されます。



市坪駅までの1.7km地点からは、新たに作られた行き違い設備を見られました。

行き違い設備ができた理由については、この後分かることになります。

 

市坪駅前には坊っちゃんスタジアムがあって、試合が行われるときには、きっぷ販売がされます。

その軟券を求めてやって来る鉄道ファンも居るんだそう。



次は​​​北伊予駅です。

この駅は元々行き違いが可能な2面2線構造だったのですが、新たに3番線の線路ができました。

 

これが作られたのも、さっきの行き違い設備と同じ理由です。

 

更に運行区間では無いのにも関わらず、反対から8600系特急が来ました。



色々不思議なことが盛り沢山でしたが、南伊予駅に到着しました。

愛媛県松前まさき町と伊予市の境に位置し、駅ナンバリングは枝番になっています。

 

駅に降り立つと、右側には何やら貨物のコンテナが見られます。

 

こちらは松山貨物駅です。

松山貨物駅は元々松山駅に隣接していました。しかし松山駅の高架化に伴って、移転してきたのです。

 

松山駅から移転してきたのは貨物駅だけでなく、松山運転所も同様です。

 

駅の高架化は周囲の踏切を無くす他、線路によって分断された街を一体化する効果もあります。

高架化されるからというだけでなく、トラック輸送も主要になりつつある今、中心部の広い土地は再開発に生かしたほうが良いという判断です。

 

また、行き違い設備や北伊予駅の3番線が設置されたのは、車両基地や貨物駅まで列車が行くのに運転上支障を産まないようにするためでした。

 

松山貨物駅と松山運転所は南伊予駅の開業と同時、2020年3月14日に移転しました。

 

最後に南伊予駅自体についても見てみたいと思います。

券売機の入った小屋だけがある、簡素な棒線駅です。

 

駅には路線バスも来るようで、病院などを経由します。

 

駅周辺は田んぼが広がりますが、少し離れたところには民家が立ち並んでいました。

 

日曜日でありながら自転車置き場には15台ほど停まっていて、割と利用されている様子です。

 

南伊予駅は伊予市の要望で設置された駅で、愛媛県と伊予市が工事費1億7千万円全額を負担して開業しました。

 

この時は清掃の方が普通列車に乗車され、JR四国関連の方も便利に利用している様子でした。

 

高架化で大きく変わっている松山駅周辺。

本丸である高架駅開業は2024年度であり、それも楽しみになってきます。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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