今日は近鉄名古屋駅から大阪難波駅へ向かいます。
近鉄は特急列車に力を入れており、名阪特急ひのとりは本ブログでも何度もご紹介しました。
しかし今回利用するのは、1回片道利用できる株主優待券1枚のみ。
しかもこの長い路線の駅を一駅たりとも通過せずに行きます。
まずは1本目。
11:51発の普通冨吉行きです。
定刻通り列車は出発、長い旅の始まりです。
近鉄名古屋の地下区間では特急ひのとりとすれ違い。
地上区間に出れば特急列車ばかりが集まる車庫が現れてきました。
スタートしたばかりなのに、既に乗りたい欲が湧き出ます。
一方左手の方には、JR東海の車両基地。キハ85系が停車していました。
列車は高架や盛り土された、比較的高いところを走っていきます。
近鉄蟹江駅で2分ほど停車。
JRの蟹江駅が2021年冬に橋上化され、同じくらいの規模になりました。
しばらくすると富吉検車区が見えてきて、12:10に到着です。
乗ってきた列車はすぐに扉を閉めて回送列車として発車。
ここで一つ手前の近鉄蟹江駅で接続していた、急行 松阪行きが1番線を通過していきました。
続いて2本目。
12:19発 準急 近鉄四日市行きです。
愛知県最後の駅、近鉄弥富駅に到着。
木曽川を渡って三重県に入ります。
桑名駅近鉄ホームに隣接して、かつて近鉄だった養老鉄道が停車中。
他にも反対方面のホームにアーバンライナーやカラフルな電車が停まっていました。
12:51、近鉄四日市駅に到着です。
この列車は準急四日市行きでしたが、実際には引き続き普通津新町行きとして運行されます。
名鉄に慣れているので種別変更じゃないんだ、という違和感に苛まれました(笑)
停車時間の間に12:54発の急行 松阪行き、
そして12:59発の特急アーバンライナー大阪難波行きも発車していきました。
同じ列車ですが、本数としては3本目になります。
さっきと同じ13:01発の普通 津新町行きです。
四日市らしいコンビナートが近くに見られる塩浜駅にはタンク車が連なっています。
他にも近鉄の線路を走りながらその状態を検測する、はかるくんがいました。
列車は真ん中に2本通過線が設置された楠駅に到着。
鈴鹿線が分岐する伊勢若松駅は急行や普通列車が先行列車をやり過ごす代表的な駅です。
この列車は鈴鹿市の代表的な駅、白子駅で9分間停車。
まずやってきたのは13:30発の特急 鳥羽行き、
そして13:32急行 五十鈴川行きも続けて発車していきました。
13:36に発車しますから、再びこの列車に乗り込みます。
えんじ色とクリーム色の列車がたくさん停まる、白塚駅にも停車。
そして13:55、しまかぜ以外すべての列車が停まる津駅に到着です。
列車としてはお隣の津新町駅が終点ですが、結局同じことなので代表的なこの駅で下車することにしました。
ここでも14:00特急賢島行きが発車。
4本目はこちら。
次の14:04急行松阪行きに乗車します。
急行ではありますが伊勢中川駅までは全て停車しますので問題ありません。
久しぶりに近鉄の液晶ディスプレイを見ることになりました。
しばらく一軒家が立ち並ぶ駅たちにすべて停車。
視界が開けてくると伊勢中川はもうすぐです。
名阪特急が走っていく中川連絡線が分かれていきます。
この有名なデルタ線にはたくさんの広告が立っていました。
14:18伊勢中川駅に到着。
この駅は名古屋〜伊勢、関西〜伊勢の列車が集まることもあって、発車標には様々な列車が表示されていました。
5本目の列車は再び普通列車に戻ります。
14:30発 普通名張行き、短い2両編成です。
伊勢中川駅を発車。
大阪上本町へ向かって、再び三角の線路に囲まれた広告塔を見ることになります。
さて、近鉄大阪線に入ったところで、前編は終了。
まだ半分も終わっていませんが、既に結構キツくなって来たところです。
後編もぜひ、お楽しみに。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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【駅通過禁止!】過酷すぎる近鉄名古屋→大阪難波 5時間以上の移動〔後編〕
前回は近鉄名古屋線を各駅停車で走破し、伊勢中川駅までやって来ました。 5本目の列車は普通名張行き。2両編成の列車です。 中川のデルタ線の一辺、近鉄大阪線を走り始めたところか ...
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