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西日本鉄道2021春改正まとめ 昼間の大牟田特急削減・運賃値上げなど

(アイキャッチ画像:JKT-c-Own work,CC表示-継承3.0
https://commons.m.wikimedia.org/wiki/File:Nishi-Nippon_Railroad_-_Series_3000_-_01.JPG#mw-jump-to-license より)

福岡県の大手私鉄西日本鉄道では2021年3月6日から運賃の値上げが行われます。
さらに2021年3月13日、天神大牟田線(本線級路線、西鉄福岡~大牟田間)のダイヤが改正されることを発表しました。

運賃値上げ

3月6日から、一部のきっぷの距離において運賃の変更が行われます。今回は国土交通省の認可が不要な範囲での値上げです。

国交省の認可とは…

鉄道会社が旅客運賃を設定する時、国土交通省に上限運賃(=運賃の上限額)を申請して、認可を受けなければなりません。その上で、実施運賃(実際に適用する運賃)を国交相に届け出る必要があるのです。
実施運賃は上限額の範囲内なら自由に変更できます。

西日本鉄道の場合、現在の実施運賃は上限運賃より安くなっています。今回の値上げでは実施運賃を上限運賃と同額まで値上げするだけのため、国交相の認可を受ける必要がありません。

 

値上げの対象は普通乗車券、ICカード(SF利用のみ)、普通回数券などで、定期券は変更されません。

天神大牟田線では250~350円(7〜17km)で10~20円値上げされ、260~360円になります。
貝塚線では200~270円(4~11km)で10~40円値上げして、210~310円になります。

西日本鉄道が発表した資料によると、今回の運賃変更を受けるのは天神大牟田線で13.4%、貝塚線では20.7%、両線合わせると14%とのことです。

ダイヤ改正

3月13日のダイヤ改正で一番の変更点は、平日の昼間、西鉄福岡駅11時〜15時発の大牟田行き特急がすべて消滅となることです。

 

大牟田特急削減

11〜15時に西鉄福岡駅を毎時0分・30分に発車する特急が消滅、急行へと切り替わります。
特急が再び出発するのは夕方のラッシュが始まる15時30分から。
これは11時〜15時半において毎時18分・48分出発の急行小郡行きが削減されたことに対応し、これらの特急が急行に格下げされたためです。



終電繰り上げ

平日は終電時刻を15~30分繰り上げ、さらに21時以降の列車を減便します。土日には終電時刻を15分繰り上げます。
また、ダイヤ改正より新たに「日祝ダイヤ」を設定。昼間は土曜ダイヤと同じですが、朝・18時以降の減便が行われます。



変更内容まとめ

(△:増便 ▼:減便)

平日ダイヤ

現行 732 本→713 本[▼19 本削減 (約 3%減)]
(※内訳:普通△6 本、急行▼3 本、特急▼22 本)
<主な内容>
・終電時刻の約15~30分繰り上げ
・昼間帯及び夜間帯(21 時以降)の減便
・主に福岡〜二日市間を減便、二日市〜大牟田間は現行の本数を維持

 

土曜ダイヤ

現行 654 本→642 本[▼12 本削減 (約 2%減)]
(※内訳:普通▼5 本、急行▼5 本、特急▼2 本)
<主な内容>
・朝時間帯(6〜8時台)の主に福岡発着便を減便、終電を15分繰り上げ。

 

日祝ダイヤ

現行 (土日)654 本→626 本[▼28 本削減 (約 4%減)]
(※内訳:普通▼15 本、急行▼11 本、特急▼2 本)
<主な内容>
・朝時間帯(6〜8時台)の主に福岡発着便を減便。
・終電を15分繰り上げ。18時以降、19~21 時台の福岡発着便を中心に減便。
・福岡(天神)~二日市間を中心に全区間において減便

(公式PDF)2021年3月13日 天神大牟田線ダイヤ改正



今回の運賃値上げについては『新型コロナウイルス感染症の影響によりお客さまが減少しているなか、今後も安全・安心で持続的な輸送サービスを提供し続けるため』と説明しています。
利用客からすれば今回の変更はかなり不便になりますが、コロナ禍で鉄道会社が厳しい局面に立っているのも事実です。
これからも長く交通を提供していくため、必要なことなのだと理解する必要があるように思います。

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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