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PayPayで長良川鉄道に乗って来た。QRコード決済導入のメリット/デメリットを考察。【南紀6】

2021年1月6日

 

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今日は長良川鉄道の関駅に来ています。
長良川鉄道は国鉄から切り離され、第三セクターとして運行しているローカル線です。

 

そんな長良川鉄道のワンマン列車では、2019年7月からPayPayで運賃を支払えるようになりました。
窓口で定期券などを買うのには現金でなければなりませんが、ワンマンでQRコード決済が可能なのはたいへん珍しいです。

 

現在鉄道会社でQRコードを利用した支払い、乗車などが可能な鉄道会社は、湘南モノレール,スカイレールサービス,北九州モノレール,ゆいレールの4社であり、普通鉄道としては長良川鉄道が初めてです。

今回は実際に長良川鉄道に乗ってPaypayで支払いをしてみました。

関駅にやってきた普通 美濃太田行きに乗車します。

 

乗車するときには現金の時と同様、整理券を取ります。これについてはPaypayで支払う場合での乗車の仕方として、駅に貼り紙されていました。

 

いくらローカル線とは言っても丁度通学時間帯ということで高校生がたくさん乗っています。

 

Paypayの支払いは自分でQRコードを読み取って支払う方式です。車内合計4箇所の運転席と運賃表の所にQRコードが貼ってあります。

終点の美濃太田駅に到着しました。

支払いの様子についてはぜひ動画でご覧ください。

 

それではこのようなQR決済の導入にどのようなメリットデメリットがあるか考えてみたいと思います。

 

乗客側

メリット

乗降の円滑化

ワンマン列車で一番ネックなのは、乗降に時間がかかること。特に小銭を持っていなかったり千円札を持っていなかった場合両替が必要になります。
円滑な乗降が可能になるのは誰にとってもメリットであるはずです。

 

キャンペーン等の恩恵

PayPayであれば還元もされ、時にはキャッシュバックキャンペーンなども行われます。この時にはお得感を感じられるのも良いでしょう。

 

デメリット

スマホ初心者には難しい

Paypayを利用しようとしても設定が難しいと感じる人は多いはずで、スマホ初心者には厳しいかもしれません。

スマホならではの問題

他にもバッテリーが無くなればもちろん使えませんし、データ通信は必要になります。また、各駅で圏外になることはありませんが、途中トンネルや山区間などで支払いの準備をすることが出来ないこともあります。



鉄道会社側

メリット

観光客向けサービス向上

都市部よりもQRコード決済の普及していない沿線地域ですが、サービス向上を図ることで観光客を呼び込むことが可能になります。また、Alipayも利用可能なため中国人観光客のインバウンドにも活用可能です。

 

導入コストの低さ

交通系ICカードよりも機器設置費用が格段に低く、QRコードを貼るだけで良くなっています。

 

デメリット

QRコード決済の普及率

長良川鉄道は過疎地域を通るためQRコード決済があまり普及していません。そのため現金から変わっていくのは難しそうです。

 

運転士業務の増加

QRコードのすり替え等がされていないか確認が必要です。他にも乗降時、現金とPayPay両方の支払いに対応しなければなりません。



PayPayの導入は新たな取り組みとして注目されています。しかし決済手数料の兼ね合いもあり、どれだけの人がPayPay支払いを利用するかによって存続されるか決まることでしょう。
これからもQRコード決済が広まってより便利な交通として認知されると良いですね。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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