北海道 JR

サビサビになった秘境駅 2021年春廃止の安牛駅を訪問

早朝の稚内駅、1両の普通列車ディーゼルが停車しています。今日は2021年春に廃止される駅を中心に、宗谷本線の駅をめぐる旅です。

 

下車したのは安牛駅、他にもこの駅を目的に降りられた方が3人、ホームの雪に足を膝まで埋めていらっしゃいました。

この駅が人気なのはこのような駅舎だから、

このサビだらけの貨車駅舎です!

安牛駅は2021年春のダイヤ改正で廃止される予定になっています。

駅舎がボロボロということで人気の秘境駅のひとつだったこともあり、多くの人が訪れるようになりました。

 

駅にはJR安牛駅と書かれていたはずですが、今となっては全く読めなくなっています。

 

駅前には一本道が伸びており、本当に何もない状態です。昔はこの通りに数軒民家があったみたいですが…。
駅から500メートルほど離れた線路沿いに牧場があるようですが、あとは天塩川を越えた直線距離で2km先に民家があるだけでした。

 

唯一駅前にあるのはごみ収集ステーションですが、集まるものも集まりません。それでもゴミ収集のカレンダーは比較的きれいなままです。

 

駅の大通りには何もないですが、近くには昭和56年に廃止された安牛小学校の校舎が残っています。今では開進集会所になっているようでした。

待合室内は他の貨車駅舎と同じような感じです。

奥の締め切られたところはお手洗い跡かと思われます。壁面にはベンチが設置されていました。

 

安牛駅には秘境駅おなじみ、駅ノートが置かれています。
本当だったらじっくり読んでみたかったですが、滞在時間は12分と短かったこともあってサッと見ることしかできなかったのが残念でした。

 

ホームへ戻ってきました。こちら側の駅舎はまだ比較的綺麗になっています。それでも真っ白な雪から赤黒いサビが駅舎を埋めていくようで、なんだか不気味でした。

 

安牛の駅名の由来は『ヤシウシイ〔(網で)魚をすくう・いつもする・所〕』からとられています。
この川は付近を流れる天塩川のこと、川を上ってきたサケがよく捕れたようです。

この駅はテレビ東京の所さんの番組にも取り上げられ、4日間もの調査が行われたものの、生活利用者はゼロという結果になりました。

この駅に訪れる観光客が多くいるとはいえ、生活利用者がいない中で、なんでも存続させるのは厳しいところ。秘境駅がたくさんある幌延町は、きっと他の秘境駅たちでもっと面白い取り組みをしていただけるはずです!

 

魅力的な秘境駅のひとつが廃止されてしまうのは残念ですが、これからもこの町は多くの人に訪れてもらえることでしょう。

 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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