京都駅から名古屋駅へ鉄道で行く時、ほとんどの方がJRを利用するでしょう。
しかしもう一つ、線路のつながっている路線があります。
それは近鉄線です。
今回は近鉄特急で京都から名古屋へ帰ることにしました。
まずは普通に乗車券を購入…
せずに、金券ショップで近鉄の株主優待券を買います。
京都から名古屋までの正規運賃は2640円。近鉄の株主優待であれば、1400円でした。
こちらは特急券。今回は別企画のために津駅で分割したので合計2760円と高額になっています。
京都から近鉄名古屋まで通しで購入した場合、2130円です。
それでは列車に乗っていきましょう。
最初に乗るのは特急 橿原神宮前行きです。
近鉄特急と言うと古い車両のイメージが強かったのですが、これは想像以上に新しかったです。
コンセント、フットレスト共についていて、大きなテーブルもあったので快適に過ごせます。
15:45、京都駅を発車。
大きくカーブして今回のライバル、東海道新幹線の高架下をくぐります。
うっかり撮り逃しちゃったんですが、東寺駅のあたりでは右手に東寺が見られます。写真中央にちょこんと頭だけ出ています。新幹線からよりも見つけやすいです。
近鉄丹波橋に到着。京阪本線の丹波橋駅との乗換駅です。
右側にはJR片町線が並行してきました。長距離輸送においては、特急列車の走っている近鉄のほうが圧倒しています。片町線に乗って近鉄の方を見ると、その立派さがひしひしと感じられます。
続いての停車駅は高の原駅。
駅前にあるイオンモール高の原の中には、京都府と奈良県の県境があることで有名です。
近鉄京都線の終点、大和西大寺駅に到着。
ちょうどエレベーターの設置工事をしているところでした。
ごちゃごちゃっとした配線をなぞりながら橿原線へ入ります。
駅の近くにある西大寺検車区には様々な列車が置かれていました。
橿原線 西ノ京駅に停車。薬師寺の最寄り駅です。
16:34 大和八木駅に到着しました。
立体交差したホームの上部分へ乗り換えます。
約15分待ちまして、16:50 大和八木駅発の特急ひのとりに乗車します。
通常の特急料金に+200円のレギュラーシートにしました。他にも+900円のプレミアムシートがあります。
ひのとりならではのカフェスポットへ向かいます。
自販機ではデビューからしばらく販売していなかった、ひのとりグッズが売られるようになりました。
17:44 津駅で途中下車。
京都にある日本一長い駅名の『等持院・立命館大学衣笠キャンパス前』から、世界一短い駅名の『津』まで行く企画と並行したため、一旦下車しました。
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【駅名最長→最短】等持院・立命館大学衣笠キャンパス前から津へ行く!
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津駅からはアーバンライナーで近鉄名古屋駅へ向かいます。
水滴が窓についていたため、津駅を出たところの夜景が丁度輝いて見えました。
鈴鹿市の特急停車駅、白子駅に到着。
白子は鈴鹿サーキットまでのアクセスも良いため、開催されるときには多くの人で賑わうようです。
また、最終の特急ひのとりが停車します。
最後は四日市の夜景がお出迎え。
写真ではどうしてもぼやけて見えてしまいますが、日本の工業を支えるため、もくもくと煙をたなびかせる姿の輝きは決して色あせません。
さて、なぜか突然スパゲッティの写真が現れましたが、近鉄名古屋駅に到着しました。
かかった時間は3時間7分ですが、津駅で途中下車しているので、実質2時間46分です。料金は株主優待のレートによるものの、3530円となります。
ちなみにのぞみ号なら京都から名古屋まで34分、自由席は乗車券特急券合わせて5170円です。
京都ー名古屋を近鉄で行くのはもはやネタの領域かもしれません…。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。